ゲーム廃人だった俺は、気付けば見知らぬ誰かになっていた。
成人している筈なのに、五歳児になっていたのだ。そんなホラー現象とも呼べる体験をして早一週間。いろんな事情で萎れている我が子を見かねたのか、母親が用意した「オトモダチ」を見て、ようやく
自分の置かれている立場を理解した。
ここは、俺が前世でやり込んでいたシミュレーションゲーム「創世の円舞曲」の世界に酷似していること。目の前のオトモダチ候補が、創世の円舞曲のラスボスであると言うこと。そして、俺の体の持ち主は、そんなラスボスに殺される第一号であり、テキストでしかゲームに登場しないモブ以下のエキストラであるということ──。
オトモダチとして適度に招待しつつ、近付き過ぎず、でも邪険にはしない。そういう感じでいこう。
無難に過ごしていれば、殺されることはないだろう。そう思っていたが、ラスボスの知りたくなかった情報が勝手に集まり始め、とある事実に辿り着いてしまう。
俺が転生してしまったキャラは、もしかしたら、ただのエキストラではないのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 18:00:00
170910文字
会話率:33%
家事代行サービスで働く鏑木(かぶらぎ) 慧(けい)はある日、高級マンションの一室に仕事に向かった。だが、住人の男性は入る事すら拒否し、何故かなかなか中に入れてくれない。
何度かの押し問答の後、なんとか慧は中に入れてもらえる事になった。だが、
男性からは冷たくオレの部屋には入るなと言われてしまう。
仕方ないと気にせず仕事をし、気が重いまま次の日も訪れると、昨日とはうって変わって男性、秋水(しゅうすい) 龍士郎(りゅうしろう)は慧の料理を褒めた。
思ったより悪い人ではないのかもと慧が思った時、彼がdom支配する側の人間だという事に気づいてしまう。subである慧は彼と一定の距離を置こうとするがーー。
みたいな、ゆるいdom/subユニバース。ふんわり過ぎてdom/subユニバースにする必要あったのかとか疑問に思ってはいけない。
家政婦モノってエロいのでは……と思って書いた(エロく書けたとは言ってない)
※完結しました!!良かったら評価やブクマ感想、リアクション?などして頂けると嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 00:36:48
58496文字
会話率:34%
《あらすじ》
ユベールは幼い頃はアスファーナ国の王子だった。だが隣国の兵士によって家族全員殺されてしまい、孤児院で育てられる。ある日、孤児院を守る見返りにユベールは伯爵の養子となり伯爵の娘の身代わりとして、冷酷で悪魔の子と言われる帝国の第
一王子アレキサンドロスの側室になるべく、帝都に向かうことになった。
ユベールはアレキサンドロスと関わる中、実は噂のような冷酷な人ではないのかもと思い始め、距離を縮めながら、アレキサンドロスにかけられた噂を払拭させるべく動き出す。
極悪非道と噂の王子の側室になるべく一人で後宮に入り、その中でも自分をなくさず、手探りしながら、すれ違いながらもアレキサンドロスとの愛を深めていくお話。
《登場人物紹介》
【ユベール・ベラルド 】
(旧姓・ユベール・アスファーナ)18歳 受け)
《容姿》
顔が小さく美人。特にほんのりとピンク色をした頬と唇とエメラルドのような緑の瞳に白い肌。腰まで伸びている金色の髪型はより美しく、女性とよく間違われる。
《性格》
子供好きで面倒見がいい。人のいいとこを見つけることができ、真実をきちんと見ようとする。行動力がある。
芯が強い。
頑張り屋で、やり遂げようとする力がある。言葉遣い、仕草が綺麗で落ち着いている。
《趣味》読書と料理
【アレキサンドロス・ベラルド】
(24歳 帝国の第一王子 攻め)
《容姿》
整った目鼻立ちに黒髪にルビーのような赤い瞳。
《性格》
幼い頃のトラウマにより、特定の人しか信じられない。心を許した人には優しいが、そうでない人には厳しいので誤解されやすい。傷ついていることがあっても、強がって他人には気づかれないようにしている。甘え下手だが、好きな人には甘えたい。戦いの策士。
《特技》
剣術、乗馬。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 00:00:00
12051文字
会話率:38%
私の仕事に対するあなたの献身は、プロ意識を超えているのではないですか?
漫画家には二面性がある。一般大衆が目にする部分と、絵の裏に隠された部分だ。高橋は世間が知っている二面性だけではないのかもしれない。アシスタントのマエリは、高橋のどんな
一面を知ることができるのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-14 23:56:40
3305文字
会話率:48%
トラックが真上から降ってきたせいで俺は死んだ。
聖女召喚の為にトラックで轢こうとしたぽんこつ女神のミスのせいで。
お詫びとして四つの選択肢の中から新しい人生を選ばせて貰ったけれども、魔王がいるなんて聞いてない!思ってたのと違う!
自分の役目
を果たす為に旅立ったけれど、これってもしかして、考えていた世界の救い方ではないのかも?そんなチート級勇者×甘ったれ元魔王プラスαの物語
※魔力阻害魔力供給なんでもあり、交互にふたりの視点で進んでいきます
※アルファポリス様での2~3話をムーン様では1話にしています、その為もあって視点切りかえが早いです、読みにくいかもしれません
※30万文字、完結済なので更新早目です
※受がちょっと、大分幼め
※女体化の話が出ますが女体化ありません
※メタ発言多め
※R18部分には*がつきます(後半になります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 21:00:00
302812文字
会話率:36%
けして好きではない年上の男性に見初められ、諸事情から嫁ぐことを受け入れるしかなかった女性のことを、時代的なことも考えて七音と五音の文節九個をひとつのまとまりとする定型詩で編んでみました。
「見初める」は古語では「見初む」で契る意味も含み
ます。いにしえの日本には女性のもとへの通い婚とフリーセックスの文化がありました。
まだ見ぬ女性のもとに足しげく通っては文をつけ、思いが通る時が初見の時で、そのまま女性と結ばれるときです。ですから、相手を初めて見る時が結ばれる時だったのですね。
この作品の時代設定は、アバウトなのですが明治以降、第二次世界大戦直後までの間というイメージです。家や家族という縛りが、個人の意思を超えた存在であったころの没落していく旧家に育った娘が、その没落を少しでも遅らせようと、望まぬ結婚を受け入れてしまう。
それ自体は悲劇ですが、しょせんは官能小説上の設定です。わたし好みの「男を知ることで予感する淫らな女へのメタモルフォーゼ」を落ちにしてみました。
やられるという設定は嫌いではありませんが、やられるだけの悲劇の女は好きではないのかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-10 14:15:50
1264文字
会話率:0%
私は大変罪深い人間です。基本的には規律を守り、調和を良しとし波風立てない穏やかな生活を送ることを心がけており、人様から「良い人」と評価を受けることが多いのを唯一の誇りとして日々を営んでいます。
深夜の閑散な裏通りの信号無視すらしない、そん
な反道徳からは程遠いと言える私ですが、それは飽くまである一点を除いてはの話であり、私の罪深さを人が知ればあらゆる誹り・罵詈雑言は免れるものではないでしょう。人によれば万死に値すると評する人もいるに違いありません。それほどまでに私の罪は重いものなのです。
それほどの罪は他人に打ち明けるべきものではないのかも知れません。
本来ならば罪人である私はその害を被った方々に対して一人一人お会いして額を地に擦り謝罪をせねばならぬ立場なのでしょうが、卑怯な私にはそれができません。
しかし、だからといってこの罪を独り背負い人生を歩んでいくには私はあまりにも弱すぎる人間なのです。
いつか、私の贖罪の記録が被害者の方々に届き、幾許か彼等の心の慰みになればと思うばかりです。
私の背負う『色欲』の重罪について語ることを許して欲しい。それだけなのであります。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-08-22 21:44:03
483文字
会話率:0%
圧倒的な普通女子メリッサの婚約者は、鮮やかな紫の髪を持つ美青年ランドルフ。
すごく優しくて、すごく気がきいて、すごくすごく素敵なラルフには
ものすごいギャップがあります!それは実はえっちのときに……!!
※ラブコメディを目指して書きま
した←
※今まで書いたことがないくらい振りきっております←
※念の為タグを確認してください←
※短い話なので、あまり深いことを考えずに読んでもらえたら嬉しいです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-13 21:00:00
8032文字
会話率:45%
国民たちは、私の事を亡くなった王妃に一途な王と言う。
確かに私は王妃以外の妃は終ぞ持つことは無かったので、嘘ではないのかもしれない。
だが、それはあくまで女性では、だ。
城の人間は私の本性を知っているが、誰も私を咎めることは無い。
彼らも快
感には弱いのだから。
※インモラル、複数攻め要素有、ガチムチのビッチ受け、♡喘ぎ、汚喘ぎ有。
※私的にはハッピーエンドですが、一般的なラブラブのハッピーエンドからは若干ずれていますので、地雷のある方は注意。
※種袋ルネッサさんのガチムチアンソロジーに寄稿させて頂いた作品になり、ルネッサさんのBOOTHで他の作家様の作品も合わせた同人誌が販売されています。こちらの作品はpixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-15 18:13:25
19856文字
会話率:27%
壺から出てきたなんでも願いを叶えてくれる神様。誰もが憧れる展開だけど、本当はそんなにいいものではないのかもしれない。pixivにもあります。
最終更新:2018-07-27 18:53:50
5361文字
会話率:22%
流行りきってはいないR-18要素のあるVRMMORPGに誘われたミキは、誘ってきた張本人親友のクレハとゲームのプレイを開始する。
ペアでなければプレイできないという独自システムは、なんとガチャ要素もある性交をするということが理由だった
。
女子同士だけれど、気がつけばミキはクレハに襲われて最後には卵を産むことになる。
ただ、ミキもまんざらではないのかもしれない。
※評判とかがよければ連載で書くかもしれません。
pixivにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-14 00:48:23
2876文字
会話率:48%
幸せを求め、苦悩の日々を送る一人の女性。
彼女は特に悪いことをしたわけではないが、彼女の仕事は誉められたモノではないのかも知れない。
悩み、足掻き、苦悩しつつも、それでも、そんな彼女に差し伸べられた手を、彼女が掴むかどうかは分からない。
最終更新:2014-09-03 22:32:34
62880文字
会話率:5%