ミアは孤児だったが、五歳の頃にある伯爵夫婦に養子としてもらわれ育てられた。
そして月日は流れ、魔法学園に通う年齢になる。
入学式の日に学園の門をくぐった瞬間前世を思い出し、ここが乙女ゲームの世界で自分はヒロインに転生していたことに気づく。
そして、悪役令嬢であるローゼマリーも実は転生者だった。
しかもミアよりもずっと前から前世の記憶を思い出している様子で、攻略対象者たちは既に全員攻略済み!?
おかげでミアは攻略対象者達から敵視され嫌がらせを受けることになってしまう。
面倒ごとを避けるために偶然知り合った地味な容姿のルーカスを説得して、かりそめの恋人になって欲しいと頼むが、実は彼にはとんでもない秘密があった。
※アルファポリスさんでも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-19 18:25:38
75101文字
会話率:37%
伯爵家の跡取り娘であるリゼットにはいつだって沢山の婚約の申し込みが来ている。だけど、お金目的の相手とは結婚したくない。両親のように愛し愛されるような家庭を築きたい。
ある日、強引に関係を結ぼうとした没落一歩手前の侯爵家子息に殴られたため、
ついかっとして反撃した。反撃したのがいけなかったのか、相手があることないこと噂に広め、社交界では肩身が狭く、あれほど沢山あったお見合いの話もぱたりとなくなってしまう。
ほとぼりが冷めるまで、隣国に嫁いだ伯母の所に行くことになった。
リゼットは考えた。
どうせ自分の評価なんて、底抜けている。
他国で恋人を作って、跡取りをこっそり産めばいいじゃない?
結婚なんて必要ない。
リゼットは仮初の恋人を見つけることにした。
◆全12話 2/12完結予定。
◆なろうで投稿していた同名作品(現在検索除外)のR18版です。後半、ムーン用にストーリーを変更しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-12 13:34:29
39847文字
会話率:54%
「舞踏会さえ付き合ってくれたら、王太子を好きに使っていい。お買い得だろう?」
返爵して平民になった元伯爵令嬢のローゼは、市場で青年にぶつかってしまう。不注意で青年の服を汚してしまったローゼは、彼にシャツの洗濯を申し出るのだが、彼こそ、お妃
選びが嫌すぎて変装して王城から脱走中の王太子レオンハルトだった。
ローゼが元貴族ということを知ったレオンハルトは、ローゼに「王太子ができることならなんでも」という報酬を提示して、お妃選びの舞踏会をぶち壊しにするための「かりそめの恋人契約」を持ちかける。レオンハルトの優しくて気さくな人柄に惹かれたローゼは、請われるままに王子様の恋人役として舞踏会に参加することに。
それで王子様への淡い想いも関わった出来事も「いい思い出」にするつもりだったのだが…?
没落令嬢に一目惚れした王太子と、王子様にロックオンされた元伯爵令嬢の、2年に及ぶ攻防ラブストーリー。
本編完結済。時々、後日談SSを追加中です。
2020年11月Jパブリッシング、フェアリーキス様より書籍化していただきました。
2021年5月Amazon kindle様でTL1位、ラノベ総合1位、kindle総合でも27位になりました。ありがとうございます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-27 18:00:00
226441文字
会話率:36%