誘拐Ⅳ
【一話】
気が付けばそこは薄暗い窓の無い鉄板で覆われた部屋だった。
俺の名前は工藤俊介、三十八歳で小さな商社の営業マンであり十二歳の子の父親でもあったが、仕事帰りの昨日の深夜、駅の終電に乗ろうと駅のホームで待
っていると携帯が鳴った。
電話を見てみると非通知だった。
聞いたことの無い男の声だったが、内容は簡単明瞭で子供と妻を預かったと言う内容に俺はは驚くこともせずに電源を切った。
電車に乗って帰宅途中の電車の中でイタズラ電話のことを考えながらも、自宅に電話しようと言う気にもなれずに、そのまま自宅へと足を運んだ。
三十年ローンで買った灯りの消えた家が男を待っていた。
片手にカバンを持ちポケットから出した鍵で玄関を開け中に入ると、玄関の上がりもとに走り書きされたノートが広げられ放置されていた。
「家族は預かった。 帰して欲しくば南に二丁離れた廃病院の前に来い」
俺は妻のイタズラかとノートを拾い上げると、家中の中に隠れているであろう妻と子供を捜した。
家の中は俺以外に誰も居なかった。
俺は自転車に乗ると指定先へと半信半疑のままペダルを漕いだ。
「何で俺みたいな貧乏人の家族を!!」
半信半疑なのに何故か口に出していた。
廃病院の前に着くと、そこは静まり返って街灯もない幽霊屋敷のようだった。
自転車を投げ捨てるように降りると病院の玄関の前に立って暗い中で首を左右に振って見回した。
「ガツン!」
後から硬い物で殴られ気絶した。
肌寒さに目を覚ました俺は無意識に殴られた後頭部に手を当て、うつ伏せの身体を起こした。
「何処だここは!」
小さな裸電球の光りに俺の姿を確認した時、俺は自分が素っ裸だと気が付いた。
広さ十畳ほどの薄暗い部屋の壁は手探りすると、ヒンヤリと冷たかった。
異様に高い天井に張り付く裸電球は立ち上がって両手を伸ばしても届かないほどで三メートルはあるように思えた。
窓は何処にもなく天井も床も全てが鉄板で覆いつくされていた。
俺は訳が解からずガチガチと口元を震わせ小部屋を壁伝いに歩き回った。
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最終更新:2021-12-29 13:43:27
28552文字
会話率:33%
主人公は、社会人になって3年目の青年だ。
そんな彼は、ある日、自分の半分も生きていなさそうな少女から逆痴漢をされるようになった。
これは、通勤電車の中で、少女にあれこれと悪戯をされてしまう大人の物語。
最終更新:2021-12-01 22:34:42
66971文字
会話率:40%
少女は、電車の中で目を覚ました。辺りを見回すと、人が誰もいない。
ひたすら夕暮れの中、駅に到着する事もなく、走り続ける電車に少女は恐怖する。
自分の名前をも思い出せず混乱する中、クロウサギと出会う。
「さぁ第二のアリス。第一のアリスを追い
かけようじゃないか。そうすれば、思い出せるはずだよ」
クロウサギの甘い言葉の囁きに導かれた少女は、クロウサギと共に不思議な世界へと飛び込んだ。
現実世界と夢の世界の境目を行き来し、第一アリスの真実へと辿り着く。
その先に辿り着いた時には、悪夢の始まりだった――。
注意
暴力表現、グロデスク表現などが多く出ます。読む場合は自己責任でお願いします。
また登場する舞台とキャラクターは、すべてフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-25 11:05:41
824文字
会話率:31%
次の駅で乗り換える女子高生を追いかけ電車の中でついに女子高生の背後から、、、
最終更新:2021-11-11 20:00:00
1864文字
会話率:0%
優衣と美奈の百合カップルの、いろいろなシチュエーションでのおもらしや、おしがま物語。
電車の中で……、地下鉄の中で……、公園で……公園のトイレの外で……彼女の家のお風呂場で…などのしてはいけない場所で、おしがまして、放尿したりする。
最終更新:2021-11-08 09:38:42
5009文字
会話率:32%
毎日の満員電車で助けてくれた男性が気になり、あれから会う度にどんどん惹かれる美璃。
気が付くと、いつも私を庇うように後ろに立ってくれて息苦しい人の圧迫感から守ってくれる。
その紳士的な対応に益々好きになり、ある日酔いに任せて「離れたくない」
と伝えるとお持ち帰りされる。
いざ、彼の家に行くと「ずっと電車の中で見ていた」と言われるが……彼が繰り出す変態発言に美璃は混乱しっぱなしだった。
*直接表現が出ます
*気軽に読めるエロ
彼視点も投稿しています。
よろしければ、そちらもお楽しみくださいませ。
『いつもの電車で会う、気になるあの子』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-04 18:11:52
12614文字
会話率:50%
30代後半 大学准教授 × 18歳 大学生
BLです。
大学に入ったばかりのきれいな男の子が、電車の中で偶然知り合った素敵な大学の先生と関係を深めていき、大人になっていく物語です。
正統派・甘い系のお話のつもりで書きました。
Hシーンも何
回かあります。
「いつもふたりで」シリーズの「真里ちゃんと僕」という話の中の1シーンを、独立させて丁寧に描いています。なので、スピンオフではなく完全に別の話として読んでもらって大丈夫です。
(でも、そっちも読んでくれたら嬉しいです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-09 18:58:18
34501文字
会話率:60%
混んだ車内から始まる24時間。
脳内では性欲と妄想が暴走しがちだけど、
可愛い彼女を一生懸命大事にしたい男の子と、
エッチなことに興味はあるけど、
実際体験するのはまだちょっと怖い、という
純情素直な女の子の恋の始まりのお話です
二人の
視点が交互に入れ替わりますが、
女の子目線だけ、または男の子目線だけ、で読み進めても話が繋がるようになっています。
背後注意度に応じて※を付けました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-07 17:00:00
61567文字
会話率:29%
女の子の大お漏らしです
この小説はpixivにも投稿しています。
最終更新:2021-08-22 18:21:37
1261文字
会話率:44%
注意 お漏らし(大)の要素が含まれています。
この小説はpixivにも投稿しています。
最終更新:2020-07-30 22:56:21
744文字
会話率:22%
コミュ障で人嫌いな鈴木若葉はある日、性欲を力の根源とする「淫霊」をおびきよせてしまう最悪な体質に目覚めてしまった。
以来彼女は、勝手に寄ってくる淫霊に襲われては特殊な霊媒状態となり、その欲望を一方的に吐き出されつつ霊を浄化させる。
そ
んな望まぬ日々を送っていた若葉は、除霊や人ならざるものの退魔を生業とする西城蓮に目をつけられ、今では彼の依頼で霊を駆除する淫霊専門の退魔師となって生活していた……。
雑なライトノベルで主人公の戦闘シーンだけがエロになってる、みたいな一話完結形式の小説です。
霊媒状態中は何をされても傷ついたり死んだりしないというご都合設定の下、主人公が霊にいつも滅茶苦茶に犯されて悲惨な目に遭うというお話です。
官能小説的な凝った表現などはありませんので、そういった読み物を希望される方には向いてないかもです。
また、山場となるエロシーンまでの前置きも長かったりするので、そこに至る経緯とかひどい目に遭っている若葉さんの背景とかどうでもいいからエロを見せろって方は、★印がついているところまで飛ばして読んでください。(★の数が筆者判定のエロ度です)
第一話では、一人の少女をつけ狙う淫霊を駆除すべく、巨大な異形の鬼に若葉さんがハードに犯されます。第二話は、深夜の回送列車の中で、神様を浄化すべく大量の痴漢を相手にします。【第二話まで完結済みです】
一個の話をある程度書きあげたら投稿していくので、投稿を始めたらその話の完結までは毎日投稿の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-22 12:37:40
113724文字
会話率:17%
今日も金城 翼は武田 恭哉のことを抱く。
時には学校で、時には電車の中で、時には家で、時には屋外で。
但し、それは全て翼の頭の中でだけの出来事。
そして、その翼のくだらない妄想の話を聞く友人の狩野 颯太。
翼に、恭哉、颯太…そして颯太に
しつこく迫る篠原 和馬との関係の中でそれぞれが一方的な想いを抱きながら物語は展開していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 00:00:00
70184文字
会話率:41%
とある事情から乱交パーティ会場の掃除(短期バイト)をすることになった、立木梢。
そこで出会った乙津陽道に、ある日、自宅まで送ってもらうことに。送ってもらう車の中で、仕事を引き受けた理由や、セックスの悩みを打ち明けた梢。
すると、乙津からまさ
かの提案が。
「試してみませんか。私で」
不感症だったはずの梢は、乙津の焦らしプレイに翻弄され乱れていく。
※えちシーン中、直接的な表現あり。苦手な人はご注意ください。
※アルファポリスにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-29 13:27:59
15576文字
会話率:49%
ある日、大学生の貴司は朝の通学電車の中で痴漢被害に合っていた女子高生を助けた。それがきっかけとなり女子高生の麻衣と付き合うことに。
二人の付き合いは順調に見えたが…、麻衣には“ある秘密”があった。
最終更新:2021-07-23 21:00:00
46282文字
会話率:30%
ある日の夕方。もうすぐ三十路なのに未だ童貞の俺は、帰りの満員電車の中でドエロい格好をした美女を見つけた。
運悪く彼女の身体に触れてしまった俺は魔が差して、人生初の痴漢を決行。だが彼女は嫌がる様子がなく──。
最終更新:2021-07-16 18:00:00
7719文字
会話率:40%
「私の体、触って欲しいの」
ある日、僕は憧れの風紀委員長にそう頼まれた。わけのわからないまま頼みを聞いた僕は翌日から電車の中で先輩に痴漢をすることになる。気づけば先輩に振り向いてほしくて僕はだんだんムキになっていた。
※本番はありません
※
以前投稿したものの修正版です。修正はわずかです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-04 04:00:00
12087文字
会話率:46%
双子の姉妹であるプリシラとパルフェは退屈しのぎに婚約者とのデートに入れ替わる事にした。
幼馴染みで妹の婚約者であるテリアとのデートを恋愛小説のように"擬似体験できる"と楽しみにしていたパルフェ。
婚約者であるローランド
とは距離を置かれていると感じていた彼女は、本物の婚約者同士の距離感も知りたかったのだが・・・
デート当日迎えに来てくれた彼は手に恭しく口付けしてから「こうして君に会えてとても嬉しい」と甘い笑顔を見せてきた!本物の恋人同士のような接し方にドキドキとするパルフェ。
馬車の中では膝の上に乗せられてしまい、ついウトウトと居眠りしてしまったパルフェだが・・・
(ドレスが・・・・・・・・・・動いてる?)
目覚めたパルフェのドレスが異様な程に盛り上がり、そして、モゾモゾと動いていたのだ。その上荒い息遣いまで聞こえてきてー・・・
【双子の姉妹が退屈しのぎに婚約者を入れ替えたのに、全力で溺愛されて困惑する話】のパルフェ視点のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-03 13:00:31
20402文字
会話率:48%
姫騎士セレスティーナは国民のために活動を行うため人気がある。
そんな彼女は近隣の村から魔物が洞窟に住み着いたという報告を受け、お供の騎士を二人連れてすぐさま討伐へ向かった。
白髪の爽やかな騎士、ルーク。
姫騎士セレスティーナの幼馴染であり
、その美貌から多くの女性が彼の虜になってきた。
また剣の腕前も高いため、セレスティーナの護衛として付いてきた。
黒髪の狼騎士、アルフレッド。
普段はサボりがちな男で、よく酒場に行ってはたくさんの女の子をその下半身の虜にしてきた。
またルークとは同期ということもあり、腕前もまた甲乙付け難いほどだ。
だがセレスティーナは知らなかった。
これから馬車の中で何が起きるのかを。
洞窟で気をつけるべきは魔物ではないことを。
二人の騎士に犯されながらも、懸命に快楽へ抵抗する。
何度も犯されながらも、彼女は最後まで耐え切ることができるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-07 18:22:48
7620文字
会話率:34%
バイト帰り電車の中でウトウトしてたら異世界トリップしてしまった松谷明璃(25)。
竜人の世界?生贄の仕事?報酬は宝くじ高額当選!やります!
安易に契約した私は竜人の赤ちゃんを渡されて黒竜国へ。案の定赤ちゃん奪われ、冷たい目で見られつつも図太
く暮らしてたら……。
「明璃、迎えにきたよ」
あの時の竜人の赤ちゃん・バハリが黒竜王として迎えに来た!
いきなりファーストキスを奪われ…さっそく身体を求められて。私のこと好きなの?え、これは生贄として唾液が欲しかっただけ?
ドロドロに溺愛され、蕾開くように身体を解され、いざ!合体の時。
そんな大きなアレは入らないよぉ!って小っさい、島バナナ!?島バナナですよ。そこだけサイズ小さくない?高級バナナじゃないのーーーー!?
明るく能天気な松谷明璃と強面筋肉男に成長した竜神王バハリの恋とらぶえっちのお話。
島バナナで二人は無事合体できるのか!?
そして生贄の役目を果たした明璃は元の世界へ帰る時間が迫る。
バハリに嫁取り問題も浮上し、二人はどんどんすれ違っていく……。
どんなに思い合っていても別れる宿命の二人にどんな結末が!?
全21話(完結済)を、是非、楽しんでいってください♬
・毎日21時更新
・【誤字脱字修正、感想、★評価】お待ちしてます
・エロは予告なくぶち込むスタイル折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-23 21:00:00
133659文字
会話率:28%
卒業式を迎えた品行方正で清楚な生徒会長、しかし彼女は在校生達に別れを告げてからまもなく高級車の中で男の腰の上で……というお話。※恋愛色が強めでいつもの男性向け作品とは作風が違います※ 以前募集していたリクエストにて執筆したものです【リクエス
ト内容: 土地神(鬼で髭おじさん)×JK 土地神のお嫁さんになって鬼にもなる(要約)】 本作品はpixivにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-21 14:30:08
5356文字
会話率:41%
性欲の強い主人公くんのことを理解しながら性処理してくれる黒髪乳デカJKのクール系幼馴染と“舌えっち“したり、電車の中でおまんこ使わせてもらったり、パイズリしてもらったり、本気子作り交尾したり……そんな濃厚スケベ短編。淫語マシマシ。
最終更新:2021-03-14 00:02:10
28273文字
会話率:70%