ブロンシュは“才”という異能力が存在する魔法世界に生まれ落ちた、枯れ専大好き少女だった。
戦争によって両親を失うが、強く生きていくことを誓う。
彼女の調合する薬は、通常のレシピ通りに作ってもその効果は一般的以上の効果があった。
“才”という
異能力がまだ世間一般的にあまり公表されていない時代、ブロンシュの能力を求める人々が病的までに彼女を追い込んでいく。
彼女は“凡人として長生き”するのか、それとも“才”によって滅ぶ運命なのか----。
【転生しましたが、魔力ゼロ、女子力ゼロ、捨て子スタートです。】シリーズ、ネニュファールの第一の生、シリアスでちょっとエッチなブロンシュ編!
【白き魔女ブロンシュは脱兎のごとく!】を改訂して、18禁にて再スタートです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-07 22:25:23
19546文字
会話率:53%
目が覚めた俺は、女子小学生の中に入っていた。
小さな体は俺の自由に動かせるが、触られた感覚は女の子に残っているらしい。
……なら、いたずらするしかないよね。
※最後まで男の体は出てこないので、挿入はありません。また、あくまで元の女の子に
いたずらするお話なのでTS要素は強くないと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-07 21:01:48
42628文字
会話率:61%
女に金はかけられないと18歳で嫁に出された主人公星川千鶴。
少女漫画や恋愛映画のような恋に強く惹かれるも不貞をはたらくことになる葛藤に押し潰されそうになりながらも自分の疼きに耐えていた。
しかしそんな彼女にも限界が訪れ熱い恋に落ちるが夫はま
るで気が付かない。
それから彼女は31歳になり子どもを授かっていたが…⁈折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-06 01:06:06
1521文字
会話率:19%
年齢イコール彼女いない歴の僕は、今日も独り自室のパソコンの前でマウスをカチカチとクリックしていた。ところがネットで見つけたエロRPGを始めてみたら、異世界に召喚されてショタ系勇者になってしまった。
僕を召喚した王女たちは『三戦姫』と呼ばれる
人類最強クラスの強さを持った美少女たち。だけどそんな彼女らでも魔王にはまったく歯が立たず、三人まとめて敗北して触手陵辱であんあん言わされる有り様だった。
そこで僕の登場だ。お姫様たちは勇者である僕の精液を体内に取り込むことで、今の限界を超えてさらに強くなることができるらしい。ゲーム的に言うと、僕とエッチすることによって少しずつレベルキャップが解放されるという話。
それなんてエロゲ、とは思ったけど、据え膳食わぬはなんとやら。僕は魔王打倒のため、世界を救うために仕方なく、仕方なく王女たちとエッチをするのだ。おねショタイチャラブで大きなおっぱいにぎゅーって顔を抱かれたらふわふわでいい匂いだけど、これは煩悩ではなく勇者としての責務なのだー(棒)
そんなわけで、異世界で勇者になった僕と、強くて可愛いお姫様たちとのエッチだらけな冒険の旅が始まったのである。
旧題:勇者の僕とエッチをしないと仲間たちのレベルが上がらない件折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-04 13:45:08
50904文字
会話率:31%
最弱の魔物として認知されるスライムは、しかし時にはその姿を多様に進化させて強大な力を手にすることがある。
そしてある一匹のスライムが強さを求めて選んだ姿は……人間だった!
しかし、人間スライムとしての純度を保つために、人間を捕食し
続けなければならない。
人間の強さを引き出すために、より強い人間を捕食しなければならない。
――だが、その二つの苦難をいとも簡単に成し遂げる方法があった!
それはすなわち、エッチをすること!?
魔物として生まれたからには誰しもが一度は夢見る最強への道……。人間スライムとなった最弱の一匹はそんな野望を叶えるべく、性別をも武器として人間の世界へと身を投じていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-29 10:03:40
52589文字
会話率:23%
最弱の魔物として認知されるスライムは、しかし時にはその姿を多様に進化させて強大な力を手にすることがある。
そしてある一匹のスライムが強さを求めて選んだ姿は……人間だった!
しかしそれは、過酷で険しい道でもあった。
人間スライムと
しての純度を保つために、人間を捕食し続けなければならない。
人間の強さを引き出すために、より強い人間を捕食しなければならない。
――だが、その二つの苦難をいとも簡単に成し遂げる方法があった!
最強の人間スライムを目指し、最弱の一匹は、自分の性別をも武器として人間が住まう世界へと身を投じていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-01 02:04:31
3236文字
会話率:8%
許嫁の双子エルフ姉妹のクレア・フィオナと結ばれる為、冒険者となった僕ことカイル。
姉妹と共にギルドの依頼を果たしに遠征した所、予期せぬ状況によりピンチに陥ってしまう。
間一髪の所を救ってくれたのは『勇者』と呼ばれる程の実力を持つ大男、ヴィル
ヘルムだった。
一見気前のいい恩人かに思えたヴィルヘルム。しかし、彼の存在が僕たち三人の関係を大きく変えていく…。
※1部は寝取られ要素あり
※2部からは寝取り・ハーレム要素が強くなります。寝取られがNGな方はこちらからお読み下さい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-26 22:22:08
167515文字
会話率:55%
男の玩具にされるのがいやで家出した潔癖お嬢様と、お嬢様しか愛せない戦う黒猫性奴隷メイドが、エロダンジョンでひどいめにあう話です。
/
潔癖で高慢で理想高いくせに臆病で自罰的なのに自分に甘い、そんな自分が大嫌いだけど自己愛ばかりが強いわが
ままお嬢様——ミルゥ・シィ・リカンターラ。
不幸なことに、彼女はあまりにも美しかった。数えきれないほどの男たちに愛され、求められていた。
ミルゥはそのすべてを嫌悪した。
そんな環境から逃れようと、ミルゥはリカンターラのお屋敷を抜け、あらゆる願いを叶えるという『迷宮』の底を目指す。
そんな彼女を追いかけてきたのは、ミルゥ専属のメイドであり、ミルゥの父を主人とする黒猫の獣人奴隷——シャララ。
お屋敷に連れ戻そうとするシャララに追い詰められるミルゥだったが、偶然にも迷宮の扉が開き、ふたりは迷宮の入り口に転移する。
脱出するには、その最奥に辿り着くしかない。
ふたりはひとまず協力して、迷宮に挑むことになる。
しかしこの迷宮は、ミルゥとシャララに欲情し、執拗に性的ないやがらせをしてくる『エロダンジョン』だった——。
/
百合です。
前半のエロは触手や機械姦などの暴力。
中盤から催眠要素が強くなります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-25 20:05:01
220309文字
会話率:27%
アティレシア王国の王立魔法学院に通うシルゼは平民の出ということで見下されながらも、概ね穏やかな学院生活を送っていた。
そんなある日、学院に封印されていた妖魔の封印が解けてしまう。
聖獣キューナに聖戦士としての資質を見出されたシルゼは、聖戦士
ホーリー☆ツインズの片割れ・ホーリーリリィとして妖魔との戦いに巻き込まれる羽目に。
恋をすれば聖戦士として強くなれると言われ、同級生のデーレを意識するシルゼだが、彼には秘密があるようで……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-24 21:20:37
100460文字
会話率:53%
なんの変哲もない専門学校生の私。バイトの帰りに異世界に召喚されちゃった!?
目の前に現れたのは、可愛くって見とれるくらいの美少年。
優しい態度に安心したのもつかの間、「チキュウ人と生殖活動したい」と迫られて——
「だぁめ、だってほらこんなに
ビンビンに立ってるんだもん。……舐めて、舌で転
がして、強く吸って欲しいでしょ」
*キーワード確認をお勧めします。
以前おとめ堂文庫様より配信されていましたが、レーベル撤退につきこちらに上げさせて頂く事にしました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-19 17:28:31
12278文字
会話率:42%
α性が強くフェロモンが怖がられるα×フェロモンがキツくてヒートが重いΩ。
強すぎるバース性に悩まされていた運命の人たちのその後です。散歩したり巣を作ったり実家にご挨拶に行ったりパーティに出たり休日にぬくぬくしたり結婚式を挙げたりしながらひた
すらイチャイチャイチャイチャするだけ。
一話目は短編と同じなので既読のかたは飛ばして大丈夫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-19 00:00:00
60797文字
会話率:25%
α性が強くフェロモンが怖がられるα×フェロモンがキツくてヒートが重いΩ。
強すぎるバース性に悩まされる運命の人たちが出会ってスピードでつがうラブラブな話です。一応受けがおむつとタンポンをしますが本来の用途に使います。
最終更新:2019-05-19 01:19:45
9989文字
会話率:18%
魔法少年に選ばれてしまったマサユキ君。しかし、魔法少年は逝った回数だけ強くなるらしい。強くなる為には、逝きまくるしかない……!
最終更新:2019-06-17 22:06:14
3561文字
会話率:62%
ご注意
この作品は、なろう公式から性的描写の
ガイドラインに抵触したとされ、なろうから
削除し、こちらに再投稿した作品です。
元々は年齢指定のない小説であるため、
18禁のような性交や過度な性的行為の
描写はありません。ご了承ください
。
突如として現れた異世界の怪物、ビヨンド。
異能者達の活躍により一時的に難は去ったが、
人類はこの悲劇を繰り返さぬよう対策を立てる。
それは、ビヨンドと戦える一人前の異能者を
育てる学園の設立だった。
その学園に、特異で強力な能力を持った
少年が転入してくる。
彼が能力を発現させる条件は、その能力に
『適応した女性』の『特定の部位』に触れる
ことで──?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-17 01:00:00
55674文字
会話率:19%
リアン・ル・ゼウステルは、優しくて甘い、ゼウステル国の現・国王、民からの信頼も厚く気高い王。
しかし、裏の顔もあるらしく・・・・・・魔力が強く、セーラ・エメラルドを見て舞踏会で一目惚れする。
王と一人の女性の、シンデレラストーリーです
最終更新:2019-06-15 03:56:03
3960文字
会話率:36%
龍族と呼ばれる、不老で不死に近く、身体能力が異常に高い者達がいる。
彼女らは、オリジナル・ドラゴンである、ある公国の龍姫と呼ばれる主が、人族に自らの血を分けることにより、生まれた。
そんな龍族は、龍姫のいる館で生活している。
しかし、龍族
は闘争本能が強く、常に闘い続けないと落ち着かない性質を持っていた。
その結果、館内で日常的に巻き起こる龍族同士の殺し合い。
そんな中、人族の頃の常識を比較的保持しており、龍族の調整役として努力していたのが、フェルラインと呼ばれる龍族だった。
そんな周りのトラブルに翻弄されながら、苦労しまくるフェルラインが主人公なお話。
なろうで連載していた「龍族と愉快な仲間達が繰り広げる館でのトラブルで、私の精神が限界です」のR18バージョンです。
元々公開予定はなく、好き勝手に書きまくった原文に近い形で掲載します。
他人に見せる気も無かったのでやり放題な作品です。
なろうでは表現できなかった、エロ・グロ・ナンセンス満載。
大まかなストーリーは変わりませんが、その代わり追加のエロシーン、グロシーンがかなり多いです。
物語の前半は館を舞台にした女性同士の残虐ファイト
後半は世界を巻き込んだ戦記ものに近い感じになります。後半はそんなエログロ要素はないです。
下記シーンがある話はそれぞれ記号を載せています。
エロシーンは(☆)
虫を使ったグロシーンは(△)
肉の切断なのど拷問グロシーンは(□)
スカトロ系のシーンは(×)
男が出てくるセックスはありませんが、男が拷問されたりはします。
本当に色々注意して読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-14 20:00:00
111874文字
会話率:46%
好きだった。愛していた。誰よりも、なによりも一番に考えてきた。優先してきた。だからだろうか。本当は何も見えていなかったのだろうか。誰からも好かれる兄貴肌で。どんな奴からも信頼を得ていて。その性格と心意気と、全てに惚れている。ケモノの頂点に立
つ希少種であるあなたは、気高くて、美しくて。ばかな俺には何もできることがないけれど、それでもなぜか、そばに居なきゃいけないと、そう思うんだ。
+++
この世界の力関係はシビアに種族とその血の濃さで決められている。
その中でも上に立つのが希少種であり、それは当然のことで自然の摂理のように世間に受け入れられる。彼らの力は政治、経済、司法。ありとあらゆる方面まで行き届き、下々のケモノが入る隙もない。
つまりは雲の上のそのまた上の存在。
それが希少種。
希少種のその下に肉食系の種族。
肉食系のその下に草食系の種族。
そしてその種族の中での力関係を如実に表すのが、血の濃さ。
純血であれば強く、雑種であるほど弱い。そんな世界でのあるひとつの御話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-10 08:00:00
10875文字
会話率:27%
色んな意味でとても有名な彼の興味は、今ではもう、ただ一つのことにしか向かない。
三度、と称された彼の運命と全てを忘れた相手とを。それを繋ぐものは、修復可能かどうか、誰も知らない。
— 何か大切な記憶が抜け落ちている。ような。ただ、何も、思
い出せない。 —
もう一度を望む二人の御話。
+++
この世界の力関係はシビアに種族とその血の濃さで決められている。
その中でも上に立つのが希少種であり、それは当然のことで自然の摂理のように世間に受け入れられる。彼らの力は政治、経済、司法。ありとあらゆる方面まで行き届き、下々のケモノが入る隙もない。
つまりは雲の上のそのまた上の存在。
それが希少種という存在。
希少種のその下に肉食系の種族。
肉食系のその下に草食系の種族。
そしてその種族の中での力関係を如実に表すのが、血の濃さ。
純血であれば強く、雑種であるほど弱い。そんな世界でのあるひとつの御話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-27 07:00:00
11324文字
会話率:30%
覚えていない。何も覚えていない。その金色に輝く瞳以外。何も覚えていない。それはでも、たしかに自分の記憶の中で忘れられないものである、はずだ。
いつまでも憬れを探す不良と、訳あってただ一匹でいることを望んだ不良の御話。
+++
この世界の力関
係はシビアに種族とその血の濃さで決められている。
その中でも上に立つのが希少種であり、それは当然のことで自然の摂理のように世間に受け入れられる。彼らの力は政治、経済、司法。ありとあらゆる方面まで行き届き、下々のケモノが入る隙もない。
つまりは雲の上のそのまた上の存在。
それが希少種という存在。
希少種のその下に肉食系の種族。
肉食系のその下に草食系の種族。
そしてその種族の中での力関係を如実に表すのが、血の濃さ。
純血であれば強く、雑種であるほど弱い。そんな世界でのあるひとつの御話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-09 08:00:00
5482文字
会話率:27%
日本全国から腕に覚えのある若者が集う財門寺高校。そこには生徒会長であり、女子格闘技界の絶対女王神楽坂朱雀が君臨している。その従僕を務める武田毅は、誰よりも強く美しい朱雀に深い敬愛を寄せていた。しかし校内最強を決める大会の当日、飛び入り参加で
謎の美少女が乱入し……?
pixivでも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-06 12:00:00
12752文字
会話率:37%
【書籍化しました! ヴァリアントノベルズ様から書籍版が好評発売中です!】
エロゲをプレイ中にテクノブレイクで死亡したトモヤは、死後の世界で女神と出会った。
「あなたを異世界に転生させてあげましょう。転生するあなたに特殊能力を授けます。どん
な能力を望みますか?」
「触手になりたい」
「え?」
三度の飯よりエロゲ好きなトモヤは、エロゲにありがちな特殊能力――触手、催眠洗脳、媚薬、痴漢、盗撮、女体化、透明人間、オークの8大エロゲ能力を手に入れて、剣と魔法のファンタジー世界に転生した。
剣と魔法のファンタジーな異世界で、エロゲオタクの少年はありがちなエロゲスキルで無双する!
8つのエロゲ能力で、目指せ異世界ハーレムエンド!
(※本作は陵辱、NTR要素の表現を含みます)
(※第1部~第2部前半はライトなノリの陽気なコメディですが、第2部後半以降はNTR色が強くなり、ヒロインが主人公以外と性交渉する場面もあります。苦手な方は第2部以降はお読みになられないことを推奨いたします)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-31 23:05:47
1458480文字
会話率:44%
世界を脅かす魔王を討伐するため、編成された勇者一行。その中でも女騎士は強く、気高く、美麗で大衆から絶大な人気を得ていた。そんな彼女が一人自慰に耽っていると突如魔王が現れ陵辱されてしまう。敵に恥を晒すぐらいなら「くっ、殺せ!」となる筈がーー
どうやら何か発生したようで?
テーマが男性向けエロゲーなので、暴力、グロ、不快な表現があります。特に物語の序盤は暗めスタートです。そう言った辛い展開がお嫌いな人はプロローグだけを読んで終わることを推奨します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-27 18:00:00
79355文字
会話率:40%
東の果ての国の皇太子の婚儀に招かれたハイヤトゥン・ハウルは異様な光景を目にした。花嫁はどこか人形のように虚ろな顔をしていた……。
数日前、結婚を急かされていた白夜は見合い話を断ろうと庭に出ると、若い娘を見つけた。なぜかその娘に強く惹かれ
、執着するようになる。しかし、娘は白夜を拒み続ける。どうにかして彼女の心を掴みたいが、白夜の意志には関係なく、暴走する魔力で心を壊しそうになる。悩む白夜の前に、楓と瓜二つの見合い相手と、かつて失ったはずの愛した人が現れ、白夜の心は揺らいでしまう。
藍蔑離紅にて連載しているものと同一です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-27 00:00:00
34403文字
会話率:50%
涙の仕事は、これから死に行く天下の民の為に、赤い血の涙を流すことだ。ある日、涙は、幼い頃から恋心を抱いていた、露が心を奪われた、天下の娘、メアリー・ハッターの死を知らせるため、彼女の店の前で涙を流した。心を壊してしまった露に、罪悪感を抱き
、せめて、メアリーの代わりになろうとするが、共に過ごせば過ごすほど、胸の痛みに蝕まれていく。涙は既に限界だった。役目にも、露にも。いっそ死んでしまいたい。そう、願うことさえ許されない。ただ、嘘でいい。一度だけ愛されたい強く願った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-24 22:19:30
21374文字
会話率:42%
四月の雨が降る日、恋人の小野にDVを振るわれていた実務翻訳家の才間春風(さいまはるかぜ)は、隣室の住人の理学療法士の青年・高藤草太(たかとうそうた)に救われる。小野を欺くために「偽装恋人」として一緒にいるようになった春風と高藤だが、慈しみ合
うように生活をシェアしてゆくうちに次第に強く惹かれ合ってゆく。本当の恋人にするように大切に慈しんでくれる高藤だが、春風に手を出そうとしない。高藤は『ガゴウジ筋』という自らの特殊な血統に深い悩みを抱えていることを春風は知ってゆく。『ガゴウジ筋』なんてどうでもいい。高藤が助けてくれたように、春風も高藤を助けたい。気弱で軟弱ながらも、春風は高藤を助けようと奮闘するが――
孤独なひとりとひとりが出会い、やがてわかちがたく結ばれるまでのお話。
エブリスタ(https://estar.jp/novels/25271139)に掲載しているものに加筆・修正をしたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-21 22:16:04
136416文字
会話率:38%