――大開拓時代。
社会の闇が生み出したマフィアの手により最愛の家族を失ったブルベリー・マルゲリータ。彼はマフィアを憎悪することで自我を保ち、その殲滅のためにあてなき日々を送っている。その魂の行き着く先は、やはり地獄の果てなのか……。
最終更新:2014-12-02 20:35:29
8828文字
会話率:31%
死に瀕した世界。蔓延した疫病とあまりにも深刻な公害がもたらしたこの異常事態に、権力者たちは富裕層と貧困層の境界線をより強固なものとし、二つを隔絶した。富裕層に属された人間たちは富と権力を駆使し、巨大な中央シェルターを作り上げ、他の人間の一切
を放棄し、そこに籠った。事態の静寂を待つために。だが貧困層に属された多くの人間たちは、迫りくる死の恐怖に怯えながら日々を懸命に生きていくことしかできないでいた。
そんな貧困層に属された無数の人間のうちの一人であった恭夜。彼もまた、明日を拝むことすら危うい生活を過ごす毎日だったのだが、しかし彼には普通の人間とは違う、少し特殊な能力があった。
毎日毎日、現実世界で一日を懸命に生き、やがて眠りについた先。目覚めるのは、彼の夢の中の世界。彼は夢の中でも現実世界と同じように自我を持って生活することができた。現実世界と同じように物事を考え、手足を動かし、その夢の世界の人間と話す。
現実の世界で生きた彼を待つのは虚実の世界。虚実の世界で生きた彼を待つのは現実の世界。二つの世界が彼を待っていた。
そんな二つの世界を行き来できる少年の視点からこの物語は進められていく。
※18歳未満閲覧禁止としていますが、僕の作品の性質上、過度なR18的な描写は比較的少ないと思います。特に過度な性的な描写。ですが、残酷な描写が含まれるシーンは意外と……という内容の予定ですのであしからず。
後、この作品は僕のHP上でも公開する可能性がありますので、念のためですがここに追記として残しておきます。
http://www.engel-pasta.jp/ 柳風HP
http://www.akatsuki-novels.com/stories/index/novel_id~8726 小説投稿サイト暁~Eve~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-25 12:00:00
74779文字
会話率:35%
最強の催眠魔術師が異世界の女を操って、逆レイプさせたり、輪姦させたり、嫌いな男とラブHさせる物語。催眠がかかった身体や仕草や言葉は男を貪るためのモノとなり、奥深くに抑え込まれた心は拒絶を示す。1キャラ1話完結式。
最終更新:2014-11-11 19:00:00
30308文字
会話率:37%
戦いの末に自我を失った美しい悪魔──サキアと、それを飼う元貴族の美女──ラヴィータ。
「お前は私だけを見ていればいいの」
──狂って狂って、そしてお前と私だけで踊りましょう。
最終更新:2014-10-20 04:00:00
19451文字
会話率:27%
性交可能な精巧なアンドロイド(ガイノイド)をつくっている組織P3M。
後にマスター・オブ・メイカーと呼ばれることになる男と、その助手として成長していく周囲の人と、カーネラと呼ばれる人工自我。
人類史の裏側を知る者と、世界を混乱に陥れたい者。
その争いに巻き込まれていく主人公達。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-29 17:02:35
67388文字
会話率:35%
第一部:地味OLのひな子の前に現れ、自分を選んでほしいという美しい兄弟。兄は大富豪の澤菱家の宗主、弟は日本トップクラスの企業に勤めるエリートサラリーマン。なぜこんな『雲の上』の世界の男たちに、ひな子は激しく求愛されるようになったのだろう。翻
弄される彼女の目に映るのは……幽霊?!いったい、ひな子の身に何が起きたのだろうか。ひな子に愛を乞いながら総一郎は言う。「自分は皆の幸運のため、生贄になる定めにある」と……。
****
第二部:愛する夫との間に娘を授かり、幸せの絶頂のひな子。その陰で強大な力を持つ『魔王』に憑依され、苦しみながら自我を失っていく女性、聡子の存在があった……。名門・澤菱家に掛けられた「呪い」の施し主である魔王の悪意が、今彼らに牙をむこうとしている。そんな中、澤菱の宗主である総一郎の『猟犬の長』、巫女の異能を持つ纐纈優里の身にも、危機が迫っていた。
小説家になろうにも別名義で掲載しておりますが、一部の描写を削除してあり、かつ現在は検索除外(非公開)に設定しております。
作者は同一人物です。
※HPでも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-21 18:43:02
1166687文字
会話率:36%
人生に嫌気のさした二十代の女性を次々に『誘拐』ゲームに巻き込んでいく男、佐伯。世間一般に言われる誘拐とは少し違っている、彼のそのごっこ遊びに参加する女たちは、ゲームが進行するにつれ、それぞれ自我を失い破綻してゆく。
キーワード:
最終更新:2013-09-12 00:47:05
80977文字
会話率:58%
自我に目覚めた糸こんにゃくが自分の生き方を見つける話です。
なろうで投稿した『誰もが一度は妄想する糸こんにゃくの活用法』のR-18版です。糸こんにゃくをエロネタにするな、という方は閲覧なさらない方がよろしいかと思います。けっして糸こんにゃ
くを貶める為に書いた作品ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-03 01:44:03
4500文字
会話率:30%
自分の存在理由を失ってなお、まだ生きていられるのなら、これから、どうやって生きればいいのだろう。
生きることを許し、傍にいてくれる人は、俺にはいるのだろうか。
『既遂』
主人公ディストは、故郷で起きた惨劇により、吸血鬼の血を人間の
身体に半分注がれ、半人半鬼という中途半端な存在として、この世に生きることを許される。
しかし、吸血鬼の血が強まりすぎてしまい、自我が暴走した結果、アルヴァージュ家という魔術の名家の一族を滅ぼしてしまう。
自分の犯した罪に気づいたときにはもう遅く、絶望している中で、たった一人、生き残った少年を発見する。
この少年が死ぬまで尽くすことを誓ったディストは、裏路地でひっそりと生計を立てる医者ヴァレスの元を訪れ、彼が惨劇で受けた心的外傷の封印を願い出る。
だがしかし、この医者の考えは歪んでおり――。
永遠の命を持つ吸血鬼の従者と、残り短い限られた命を生きる医者、人類の天敵である吸血鬼を打ち滅ぼす大魔術を学ぶ主たちの生死、そして、愛の物語。
なんてこと書いてますが、実際はこんな大げさでもないような(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-09 08:03:32
15509文字
会話率:53%
夜は長い。何を始めたいのか、何から始まるのか、僕と彼女はお互いわかっていた。本能と本能のぶつかりあいを、経験したいと言ったのは彼女の方で・・・。僕たちの時間は、自我を超えて、自分でも見えない心の深層で、激しく求め合っていた。
最終更新:2010-12-16 12:00:00
1376文字
会話率:18%
=====collaboration=====
この作品は、天ヶ森雀さまのオリジナル小説「官能少女」にインスパイアされたものです。作中で、主人公の少女が書いた小説を辿るようにストーリーが展開しますが、ちらちらと見え隠れする作中作が非常に魅力
的で、通して書いてみたいと思うようになりました。完結した作品となることを目指して書いていますが、ぜひ、「官能少女」読了後に読んで頂ければと思います。
このような形にすることを快くお許しくださった天ヶ森雀さまに、改めてお礼申し上げます。
こうして書くことが「官能少女」ひいては雀さまファンの世界を壊すことがないよう心配しつつ、同時にこういう形のファンレターであると、寛大にお許し頂ければ幸いです。
=====ある日、深窓の令嬢・清香の前に現れた年若い叔父、亮。張り巡らされた銀糸の罠に、清香は絡めとられていく…。血と自我の迷宮に囚われた美貌の兄妹を、懸命にゴージャスに描きました(汗)-----性描写多し・近親相姦、陵辱傾向など反社会的な要素も多くありますのでお気をつけてどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-07 21:00:00
23122文字
会話率:38%