中学の時の先輩がいるので俺は高校から全寮制の男子校に入った。
両親について海外に行くのが嫌だったのだ。
その判断は正しかった。
集団の中で「いじられキャラ」扱いされることが多かったのに
この学園では誰もそんなことをしない。みんなが優しい。
「お前は自分が殺されかかっているのに気付いてるか」
「またまたせんぱいはいつも大げさです」
「相手は複数だ。おまえは自分で自分の身を守らなければいけねえんだ。わかるな?」
何も気づいてないけれど、先輩が心配しているのでもっとダイエットをしないといけない。
※ある意味、王道総愛され平凡総受け。
(コメディの皮を被った異常者との攻防の記録かもしれない)
▼サイト掲載短編を再構築/不定期連作形式につき完結表示折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-04 20:47:31
9708文字
会話率:15%
戦いの末に自我を失った美しい悪魔──サキアと、それを飼う元貴族の美女──ラヴィータ。
「お前は私だけを見ていればいいの」
──狂って狂って、そしてお前と私だけで踊りましょう。
最終更新:2014-10-20 04:00:00
19451文字
会話率:27%