私が恋した人は、出会ったとき既に記憶を失っていた。
失われることを前提にして始まった恋は、唐突に終わりを告げる。
簡単に終われるものではないが、諦めるしかなかった。
だが運命とは皮肉なもので彼と再会することとなる。
そんなお話。
最終更新:2013-04-03 23:20:16
51665文字
会話率:15%
「家では煩いのに学校ではいい子にしている……」
皮肉っぽくこんな事を言われた経験がある人は少なくはないはずだ
その典型みたいな女の子に天罰が下る話
最終更新:2013-01-26 15:51:07
3832文字
会話率:48%
終戦後、目まぐるしく変化を遂げる時代に取り残された軍人・大山平蔵は、慎ましく日々を暮らしていたが、ある日歓楽街で成金御曹司の新延精市に難癖つけられ絡まれてしまう。
自制心が強い大山は、凶暴で皮肉屋で情緒不安定な精市に振り回されながらも、精神
病を患う精市を見放せず、何時しか不思議な通い妻生活を始めてしまう事に。
戦争で負った傷を癒せぬままの大山、幼い頃より精神病と戦う孤独な精市。互いに少しづつ歩を寄せ、気づけば互いの傷を舐めあう様に恋へ堕ちていく。
その恋が、後に己を壊すとも知らずに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-11 10:40:04
33125文字
会話率:28%
ケルヴィンには気がかりなことがあった。ガールフレンドじゃない、母さんのことだ。ひょっとしたら母さんがだれかに脅されてるかもしれない。そしてそのだれかが、マークだったとしたら。頭が超よくって、とびっきりのイケメン、ケンカなんか負けたことがな
い。そんなマークにどうやって対抗すればいいんだろう。そうだ、もうこうなったらあの連中に相談するしかない。ここいらのギャングが一目置く伝説のジャンク・リサイクラー、トロイラボ。儀式めいた連絡方法は皮肉にも以前マークが教えてくれた。
よっし、母さん、母さんはおれが助ける。
二十一世紀後半、分断後の北アメリカに建国したリーナス、東部の環境保全共同体エコクレーヴに住むケルヴィンと仲間たち。世界を変えるかもしれない鍵を巡る冒険にひょんなことから巻き込まれてしまった彼らの「約束だぞ、絶対だれにもいうなよ」
そんなヒミツのストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-25 06:32:28
93517文字
会話率:51%
1991年にあった実話。ろくでもない最低男と知的で性格の良い女子高生が出逢う。
携帯電話のない時代を二人で全力で駆け抜けた。
人を傷つける、人を愛する、良いことも、悪いことも、全て人がなせる業なんだ。
好きなら諦めない、好きな人を離さない
。あの日、ボクらは一つになった。
かけがえのない「愛」というものを知った。
神を信じた日、運命を信じた日、知らないところで動くもの。
運命の出会いなのか、皮肉なのか。運命に弄ばれる二人の行方は。
※この作品はモバゲー及びE☆エブリスタにも掲載しております。
小説家になろうでは他で表現できない部分も載せていく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-23 00:33:35
274文字
会話率:0%