大人向けの内容があります未成年の方は閲覧しないでくださいよろしくお願いします
X-1年X X年 X月 X日この日本で多くの変死体や未成年連続事件が多発していて社会問題になっていた。
そんなある日警察庁にある一通のメールが届いた。マリオと
名乗る謎の人物からだ。対決をしてほしいと言う内容だ.
SF、笑い、泣き、愛、裏切り、の心理戦。
新感覚のショーが始まる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 23:08:45
6573文字
会話率:11%
勇者パーティに属していた。
ある日、女メンバーに呼び出された。パーティを抜けるように言われた。理由はイケメン勇者とハーレムパーティを作りたいからだと。
このままでは勇者パーティは真の勇者パーティにはなれない。勇者を邪魔する悪女どもを寝取って
離脱させる必要がある。そして大義名分のもと、やりたいように復讐するんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 22:57:48
3566文字
会話率:38%
婚約者ディオス様は私といるのが嫌な様子。いつもしかめっ面をしています。
ある時気付いてしまったの…私ってもしかして嫌われてる!?
それなのに会いに行ったりして…私ってなんてキモいのでしょう…!
もう自分から会いに行くのはやめよう…!
そんな
こんなで悩んでいたら職場の先輩にディオス様が美しい女性兵士と恋人同士なのでは?と笑われちゃった!
なんだ!私は隠れ蓑なのね!
このなんだか身に覚えも、釣り合いも取れていない婚約は隠れ蓑に使われてるからだったんだ!と盛大に勘違いした主人公ハルヴァとディオスのすれ違いラブコメディです。
ハッピーエンド♡折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 09:52:51
100610文字
会話率:34%
マーベリック公爵家に生まれた令嬢ラウラは、三歳の頃に前世の記憶を取り戻し、五歳の時にここライゼン王国が、乙女ゲーム「レインフォールの乙女」の舞台であることを思い出す。
しかし、兄のセインが攻略対象キャラクターであるにも関わらず、ラ
ウラ・マーベリックという名は一切ゲームには出て来ない。それもそのはず。ラウラはゲームのラスボスである王子の婚約者であり、ゲーム開始時にはもう故人となっていたからだ。
ラウラは自らの死を回避し、ラスボスとなる王子の悲劇的な運命を変えることが出来るのか?運命を切り拓く二人のラブストーリーが幕を開ける。
世界観や各種設定はライゼン王国仕様となっています。R18エピソードはラストのみでエピローグとして投稿させて頂きます。全28話。少しではありますが、虐待描写がありますのでご注意下さい。13話までは幼少期を描いており、11話までは1エピソードが短いので、初回以外は一度に2話投稿12話からは1話ずつ投稿させて頂く予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 17:52:45
55044文字
会話率:44%
夕方の火が沈み始めたころ、俺は会社の帰りで駅を降りたところだった。
今日は珍しく定時で仕事を終えることが出来、いつもより少し早い時間だ。
俺の家まで歩いて三十分。
ここからだと、いつもなら夜の八時半過ぎくらいに着くので、今の時間はいつもとだ
いぶ違う。
電車の中で、明日の準備をするかな……そんなことをぼんやりと考えていたときのことだ。
『…………』
不意に、誰かに視線を感じた気がした。
俺が顔を上げて辺りを見回すと、少し離れたところで、一人の女の子が俺をじっと見つめているのが分かった。
小学生くらいの小柄な少女だった。
セミロングの黒髪を綺麗に整え、紺色の服に身を包み、スカート丈は膝の半分くらいまでの、清楚な感じの女の子だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 07:21:09
2237文字
会話率:45%
公爵家に生まれたローレルは伯爵家のヴェスレイと政略結婚をしたが、ヴェスレイが好きだったローレルにとってその結婚は内心嬉しいものだった。だが仕事ばかりで面白みのない自分と結婚なんてヴェスレイは嫌だろうと思っていたローレルは、必要以上にヴェスレ
イと関わらないよう過ごしていた。
ある日、ローレルはヴェスレイが国を裏切っていたため処刑されたという話を聞くが、ローレルはヴェスレイの無実を証明し、ヴェスレイを殺した人間達に復讐をした。だがその半年後、処刑されたはずのヴェスレイが生きて帰ってきたのだ。
ヴェスレイの帰還を心から喜んだローレルだったが、同時にヴェスレイから離れる決意をする。復讐の為にヴェスレイ以外の人間に体を許してしまった自分は、もうヴェスレイの傍にはいられないからだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 01:15:05
17671文字
会話率:41%
ペットショップ店員の静毬 徳雄(しずまり ただお)には特殊能力があった。それは動物(主にメス)は彼に逆らわない、というモノだ。だが仕事以外に役立つコトもなく、日常は過ぎていた。
しかし散歩途中、興奮した子犬にまとわりつかれたコトを切っ掛けに
『覚醒』。その飼い主、群山 実籾(むらやま みもみ)ちゃん(13)に能力が発動してしまったからだ。
「女の子が、オレの、言いなりに……!?」
その日から自分でも知らなかった性癖と併せ、母親の瑞穂(みずほ)さん(33)、口の悪いトモダチの真榊 成駒(まさかき なりま)ちゃん(14)と、さらに増えて新たな道が拓かれていく。
誤字報告いつもありがとうございますm(_ _)m☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 22:33:01
328333文字
会話率:37%
僕、天都渚は困っていた。お父さまと一緒に向かうはずの老舗テーラーのお店に一人で入ることになってしまったからだ。あまりにも敷居が高いその佇まいに気後れしてしまっていると、スーツの似合う長身男性に声をかけられて一緒に店に入ることに。話の流れでス
ーツをプレゼントしてもらうことになった僕は、断る代わりに一緒にパーティーに参加することになってしまって……。世間のことを知らない可愛い御曹司とスパダリ紳士の甘いハッピーエンド小説です。
同性婚が認められている世界です。
R18には※つけます。
おそらく10話まではいかない予定。
こちらはアルファポリスさまでも同時連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 18:10:01
51271文字
会話率:37%
AIに支配されたディストピア
AIを用いた再教育プログラム、そのなかでも羞恥罰は効率的な手段であった。
特に会社で良く働く勤勉で真面目なOLなどは、惨めな姿にして写真を撮るだけでAIの命令に絶対逆らわない従順な市民に仕立て上げることができる
からだ。
しかし、その羞恥罰プログラムには欠点があった。
それは再教育される人が羞恥プレイが好きな救いようのないマゾだった場合、再教育を受けるために繰り返し非行に及ぶためであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 22:30:00
51709文字
会話率:17%
【挿絵有り】
異世界転生した主人公が【カミサマ】から貰った創造スキルを駆使して異世界を旅する物語
「え、旅する理由?
…美味しい料理が食べたいからだよ!!」
異世界の不味い食材と料理に辟易とした俺は、美味いと言われる魔物を狩るべく、各
地のダンジョンに挑戦することにした
旅の途中で仲間とも言える人達にも出会ったのだが
俺はこの世界が日本の常識の通じない異世界だという事を忘れ、油断していたんだ
その仲間に襲われることになるとも知らずに…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 23:00:00
447715文字
会話率:36%
『溺愛アルファ騎士のすれ違い婚』のスピンオフです。ワシャールのザヒ帝とその弟シークの物語。このお話だけでも読めます。
軍事大国ワシャールの若き皇帝は花嫁選びで不機嫌になっていた。側近たちが推してきたのは親友の恋人だったからだ。もちろん友
情を選ぶが、そのためには誰でもいいから花嫁を決めなくてはならないのが面倒くさい。そんな兄の結婚話に一番心を痛めていたのは弟のシークだった。
仕事と遊びはできるが恋愛オンチの皇帝(攻)×健気に兄を慕う弟(受)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 18:16:52
32290文字
会話率:55%
十年ぶりにお隣りさん一家が帰って来る。悠和(はるちか)は心を躍らせる。だって七歳だった香(こう)クンは悠和に懐いていて素直で女の子より可愛くて、口癖は『ちかちゃんのオヨメサンになる』だったからだ……
最終更新:2023-03-25 17:47:38
19475文字
会話率:23%
注意! 受が攻以外と関係を持つ描写があります。ご注意ください。 アルファとオメガが存在する世界。今では黒獅子帝と呼ばれ恐れられているガイズだが、以前は違っていた。幼少の頃は病弱で引っ込み思案の子どもだったから。そのため預けられていた辺境の荘
園で出会った一人の少年がキッカケでガイズは現在のような男になれたのだ。そんなガイズも二十五歳になり、周囲から結婚をせかされるようになった。その内、と逃げるのには理由があった。幼い日の『約束』――今度会えたら、その時はずっと一緒だよ――があるからだ。ガイズは少年の項にある小さな青いアザをガリリと噛んだ……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-25 16:58:21
28654文字
会話率:24%
オメガの高校生、柏木 昊星(かしわぎ ひろせ)は婚約破棄された。
卒業を待って結婚する予定だった10年来の婚約者に、別の番が出来てしまったからだ。
好奇の視線から昊星を守る為、幼なじみのアルファ広瀬 大志(ひろせ たいし)がボディガードを買
って出てくれる。
大志に守られ日々を過ごすうち、昊星の身体に微妙な変化が起こり始めて……?
主体性の無いオメガ主人公が流されて、執着強めの幼なじみアルファに番にされちゃうお話。
最後に別視点のエピソードがあります。
10/19 2人のその後を、主人公の姉視点で追加しました。火の玉みたいなアルファの姉ちゃんです。いただいた感想に着想を得ています、ありがとうございました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 20:36:53
41612文字
会話率:28%
教師が教え子の身体測定でエロいことができないのは何故か?
それはひとえに他の大人の目があるからだ。
では大人たちが結託し本気で子供を騙しにいったらどうなるのか?
これは子供好きな大人たちが手を結び、生徒らの子宮を子種で満たす物語——
最終更新:2024-10-15 03:34:02
23604文字
会話率:46%
イオリテは悩んでいた。白い結婚のはずなのに、全然そうならなかったからだ。※貧乏貴族の娘が激重クール騎士に一方的に全力で絆され丸め込まれる話です。
最終更新:2024-10-12 02:58:45
12583文字
会話率:26%
古き良き殿堂入りゲーム『勇者の凱旋』のオープニングに立ち会う司祭に憑依した。チートを使い、勇者と共に魔王は討伐したが、凱旋パレードの日、司祭のクラレンスは王城から逃げ出す。勇者のエドワードが毎夜激しいセックスしに部屋へ来るからだ。こんなおっ
さんの身体を抱き愛を囁くなんて意味がわからない。旅の間の関係とか、あれはただの性欲処理だったのでは?俺達そういう関係じゃないよね?
【攻】17歳童貞勇者・執着強め、金髪ヘーゼルの瞳・体格良し高身長×【受】三十路の司祭・茶髪茶目 平凡おじさんへなちょこ 憑依者流され絆され系【2024.10.12・13 上下巻にて電子書籍発売】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 00:00:00
156133文字
会話率:40%
没落寸前の貴族であるエドガーは、結納金目当てで大公閣下に嫁ぐことになった。『身体が丈夫、子供が産める、血筋が貴族のオメガであること。その他は何があろうと不問。性別も不問』それが大公閣下の示した花嫁公募条件だったからだ。幼い頃から努力で学業も
剣術も高成績、騎士団に入り稼いで家を支えていたエドガーは、相手を聞いて「絶対に破談になるだろ…」と思いながら面会に臨んだ。しかし騎士達の憧れである大公閣下は「きみにしよう」とエドガーを抱き上げて、ベッドへ直行してしまう。
大公閣下の絶倫溺愛セックスにとろとろにされて孕まされちゃう逞しいオメガ(騎士様)のお話。
【攻】ジークヴァルト(30代、巨漢。怜悧な銀髪青灰の瞳)×【受】エドガー(20代、逞しいオメガ。濃紺の髪と瞳。童顔)【3/11おまけSS『初夜』6000字前後追記しました】【2025.1.21 本文を同人誌版に差し替えました!楽しんで頂けたら幸いです!】他サイトに転載あり【ヴィオラ文庫様より電子書籍化 配信2025.5.2~】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 07:00:00
29291文字
会話率:37%
何回の孤島、サラドガに造られた王国サラドガ。そこに住む国民は、労働というものの意味を知らなかった。採掘される鉱物資源のもたらす利益によって働かずして生きてきたからだ。そんな国民16人が災害により 初めて働かなければならなくなった。しかも 奴
隷としてた奴隷になる条件は、セックスが下手だということ。王女を満足させられなかったら奴隷になるしかない。インターネットを活用して修練を積む 男たちであったが・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 10:44:36
811文字
会話率:6%
「悪役令息をレイプする『醜悪デブキモハゲオヤジ』になれなかった俺の、なんとかレイプしたい奮闘記」のウィル様視点の話です。
IQ2くらいのエロ小説なので前作を読まずとも読めますが、前作を読んでからだとより分かりやすく読み進められます。
最終更新:2024-10-07 02:00:43
9280文字
会話率:64%
その世界は一度、魔王に世界征服を企もうとしていた
一人の英雄が魔王の支配を阻止せんと挑み、そしてなぜか終わった
理由は魔王と英雄がそのまま和解してしまったからだ
和解をして、魔族と人間はそのまま共存という形になる
しかし、時は流れてまた魔
族のせいか人間のせいか、再び世界に暗雲が立ち込めることになる
一人の女性、魔族であり王のお嬢様であるメルランは父の命令のもと、世界を旅することになる。優秀な仲間を揃えて、色々な場所に行くことになった。
ようこそ。愛と液体と性欲に満ちた世界へ…
(この作品には淫語、性行為シーンが含まれています)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 11:41:37
60544文字
会話率:69%
「今日も私が、世界で一番可愛い」
王国内でも指折りの公爵家の娘として生まれてきたランカ・シーナベルは、自他共に認める完璧美少女だ。
白く透き通った肌、長いまつ毛に縁取られた黄金の瞳、薄桃色に染められた唇、どれをとっても完璧だ。腰まで伸ば
されたブロンズの髪なんて、絹を纏っているかのようにキラキラと輝いている。
地位や名誉だけでなく、傾国レベルの美貌まで持っていたランカは、王太子妃候補の一人だった。
候補が何人いようとも、世界一可愛い私が王太子妃になるに決まっている。
そう信じて疑わなかったランカだが、ある日一人の男と出会ってしまう。下級貴族で地位も低く、おまけに女慣れしてそうな紳士とはかけ離れた態度。どう考えてもランカとは釣り合わない。離れなければ、突き放さなければ、そうは分かっていても、体が動かない。
理由は簡単だ。何も持っていない、ルークと名乗ったその男の顔が、どうしうもなくランカの好みのど真ん中を突いてきたからだ。
これは、誰もが羨む美貌を持って生まれたランカが、王太子妃と言う権力を手に入れるか、恋に身を委ねてしまうか葛藤する、プリンセスストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 04:00:00
72478文字
会話率:50%
わたしは一度死んでいるのかもしれない。
もちろん現時点で生きているのだから、普通ならば死にそうな目にあったと言うのだろう。
ではコンビニの近くにいるアレは何だ。
わたしは二十年近くを何不自由なく生きてきたが、霊感が強いと感じたこと
はない。
どちらかといえば弱い方で、暗闇で脅かされれば吃驚するが、それだけだ。
臆病者の生理反応が生じるに過ぎない。
それが約一週間前を境にガラリと変わる。
二六時中ではないが、見えないものが見えるようになる。
もっとも他人の視るものなどその他人以外のどの他人にもわかるはずがないので、わたしがおそらく自分以外の他人たちに見えないと思っているだけだ。
その件について、わたしが見知らぬ誰かに問いかけたことは一度もない。
ワインカラーかスモークグリーンのジーンズを履き、紫色のリュックサックを背負った人付き合いの悪そうな女が、実は頭まで可笑しかったと判定されるとわかるからだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 08:20:34
99498文字
会話率:34%
市子の脳裡に突然あるイメージが浮かんだ。
夏空の下、自分が誰かを追いかけている。
それは、アスファルトが張り巡らされた都会の道のことではない。
かといって土剥き出しの田舎道でのことでもない。
とにかく不思議な一本道だった。
天井
に穴の開いた緑のトンネルとでも言えようか、要するに草に囲まれた空間だった。
そこをくぐり抜ける市子の背は――まだ子供だった頃の記憶なのか――今より断然低かったが、その差以上に草は市子の頭上に聳えるように屹立していた。
覗き見るトンネル/道の先には白い動きがある。
おそらく服かスカートの裾が揺れているのだろうが、とすれば、市子が追いかけていたのは母なのだろうか?
市子には微かな記憶しかないが、母方の祖母の清美が言うには、市子の母は白い服が好きだったらしい。
それは子供の頃からのことで――だからなのか――ウエディングドレスにも憧れていたようだ。
市子の父との結婚式で世界一幸せそうな顔をした母の記念写真を市子はこれまで何度も見てきた。
時には羨望の眼差しで、時には強い憎しみを込めて……
幼い頃に母に捨てられたといっても実感はない。
市子がまだ就学二年前のことだったからだ。
が、悲しいというのでもないが、そこに歴然としてあるはずのものがポカリと消えてなくなったような心の隙間を覚えていた。
不思議とそれ以外の感覚はない。
憎しみや悲しみ、あるいは父のような人間の伴侶の座に就けた女としての羨望は、結局のところ母の不在から生じていた。
いわば後付けの感覚だった。
母の失踪から市子が直接受けたのは、だから具体性に欠ける感覚だった。
それは何かが、ある、ではなく、ない、ことに根差すものだった。
だから何かに喩えようもなく……とそこまで考え、市子はふっと我に返って額に浮いた汗を拭う。
ついで今の今まで頭の中に浮かんでいたイメージを再現しようとするが、判然としない。
が、記憶の連鎖は明らかだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 08:48:45
29256文字
会話率:40%
宝石及びアクセサリーを製造販売しているユア・タイム・ジュエリー(UTJ)社に勤める市原美緒(いちはら・みお)ジュエリー・デザイナーを目指し、UTJに入社するも当てが外れ、八年間も総務勤めだ。そんな美緒には恋人がある。会社の先輩、営業部の峯
村聡(みねむら・さとし)だ。が、その関係は誰にも言えない。聡に妻と子があったからだ。
ある夜、聡の息子が熱を出し、美緒とのデートがキャンセルされる。デート先の街を当てもなく散策する美緒。やがて公園に入り、聡とのディナーの代わりにキッチンカーのホットドッグを胃に流し込む。すると、そのタイミングで歌が聞こえてくる。中音域で伸びやかな若い男の声だ。
その声に惹かれ、美緒が公園内を奥に進むと細身の男がいる。それが市原美緒と城崎充(きのさき・みつる)との運命の出会いだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-11 06:00:00
117798文字
会話率:69%