執着系御曹司×平凡善良庶民の同級生再会もの。攻めがちょいヤンデレ気味。受けは天然無自覚。脇役が濃いめ。
<あらすじ>
大学卒業後、地元岡山の不動産会社に就職した宮里薫は、新築分譲マンションのモデルルームに配属された。
配属されて1ヶ
月が経った6月初旬。見目麗しい若いカップルが運転手つきの高級車で来店する。
薫の高校の同級生で大手建設会社の御曹司、前田遼一と、国会議員の令嬢で、9月に結納予定の彼の婚約者だった。遼一は最高額の部屋の購入を希望し、その日、薫は仕事終わりに遼一から食事に誘われる。飲み慣れない高級な酒で酔ってしまった薫が翌朝目覚めたのは、遼一の部屋だった。目覚めたらベッドの中で、何故か全裸。その上、酔っ払っている間に、遼一と一緒に住む約束をしてしまったらしい。新婚生活の予行練習のためだという。何故か婚約者のご令嬢にまで応援され、断るに断れず、同居という名の新婚ごっこがスタートした。
※ こちらの作品を応募していたアルファポリスさんの第10回BL小説大賞コンテストについても、応援をありがとうございました!!残念ながら実力不足で受賞ならずでしたが、皆様の応援のおかげで実力以上の大健闘ができたと思っております。
アルファさんでの落選を受けて、懲りずに外部サイトのコンテスト――第三回 fujossy小説大賞に応募しております。こちらもアカウントの作成が必要ですが、応援して頂ける方はこちら↓で投票して頂けると嬉しいです!!(作品紹介欄にも載せておきます)
https://fujossy.jp/books/25658
(投票期間:2022年 7月 7日(木) ~ 2023年 2月28日(火)23:59)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 18:00:00
251256文字
会話率:34%
王殺しという冤罪をかけられた傭兵スヴェンは、救国の英雄という名誉、前王から与えられた領地、全てを奪われる。
逃げた先で再会した相手は、十年前殺し合った宿敵デマヴァントだった。
地位も名誉も奪われ、このまま敵の捕虜になるかと思いきや、デマヴァ
ントは思わぬ条件をつきつけた。
それはスヴェンの手助けをしてやる代わりに、殺し合いとセックスをさせろという代物だった。
【生粋の戦闘狂×冤罪をかけられた英雄】
※溺愛ハピエン
※ハート喘ぎあり・受け固定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 17:00:00
54964文字
会話率:25%
田舎を舞台に繰り広げられる甘々逗留記。いやしといやらしさをお求めのあなたに!
祖父の一周忌で生まれ故郷に帰郷した下宮亮太郎は、幼馴染の家が経営する老舗旅館の露天風呂で十年ぶりに旅館の一人娘にして幼馴染である東根有希と再会する。
再会の
シチュエーションに戸惑っている間に昔のように一緒にお風呂に入ろうと言って距離を詰めてくる有希。亮太郎は反応する体を隠すために彼女から距離を置こうとするが、追いかけてきた彼女は昔のように体を洗おうとする。その手つきはしっとりとしており、亮太郎の理性は揺さぶられる。彼女の手はやがてそんな彼の下半身へと伸びていき──これは数日の逗留の間に蕩けるまで温められる旧交の記録です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-01 19:22:31
94415文字
会話率:49%
人間優遇の国で暮らす魔族のメイベルには学園時代から片思いをしていた精霊族のギリアムがいた。しかし、ギリアムは貴族であり貴族社会において人間以外の種族は爪弾きにされる国でもあった。本人からも結婚はしないと聞いていたこともあり、メイベルは新し
い恋をしようと冒険者の婚活に参加する。
だが、初参加の婚活で好みではない相手からの誘いを断ったメイベルはヤリチンだという事実無根の噂を流されてしまう。そんな時にしばらく別の街に行っていたギリアムと再会したのだが、出合頭に意味の分からない説教をされてメイベルは逆ギレし大喧嘩をしてしまう。
それ以来、ギリアムとは会っても喧嘩になってしまっていた。けれど、成人を迎えたメイベルは婚約者候補にフラれてしまう。原因はメイベルがまだ初恋を引きずっているからだった。このままではいけないと思い、メイベルは初恋を完全に終わらせる決意をする。その方法は精霊族が嫌う童貞を奪う事だったのだが・・・
精霊族のギリアムは蛇の精霊なので、ヘミペニス(陰茎が2本)設定です。
作中では下半身だけ蛇になりますので、爬虫類が苦手な方はご注意ください。
メイベルも特殊な魔族なので自分の身体を好きに改造できます。
上記の注意点やキーワードをご確認の上、お読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-28 23:29:16
10518文字
会話率:47%
ブラック企業に勤めていた誠司はある日、枕営業をさせられそうになったことで傷害事件を起こしてクビになってしまう。家に帰るのも気まずかった誠司は目に入った居酒屋に立ち寄った。その居酒屋で出会った謎の男性に色々と話を聞いてもらった。けれど、その男
と再会した時なし崩しに同居する事になって・・・
他の鬼嫁シーリーズを読まなくても大丈夫かと思います。
主人公はいい歳した大人ですが、素で「妖精さん」とか言ってる人です。頭のねじが飛んでるとかではなく、小さい頃からの呼び方が抜けないだけなんですが。苦手な方は避けてください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-18 02:00:00
22016文字
会話率:68%
国境付近の泉で、想い人レーリオと毎日逢瀬を重ねていたエミリー。
そんな中、隣国と戦争が始まってしまい、エミリーは恋心より王女としての責務を選ぶが、隣国からの攻撃により戦況が不利になると父王はエミリーを敵国へ生贄として差し出した。
死を覚悟
し敵国へ送られたエミリーはそこでレーリオと再会するが、彼は人間ではなく魔王で――
2023.2.28 全話改稿しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-28 21:29:28
85658文字
会話率:49%
大学院卒業間近、この人になら初めてを捧げてもいいかもしれないと思った相手が、ドン引きレベルのドMだった。
やっと逃げ切ったと思ったのに、3年後に再会してしまった時には、何故かドSになっていて……。
どうしてこうなった!? と思いながら、そ
の彼から逃げては捕まり、ベッドに放り込まれる話です。
2022年9月29日より、「ドMな元彼がドS社長に!? ~囲い込まれて逃げられません!~」に改題してアマゾナイトノベルズ様から電子書籍配信。
電子書籍化にあたり加筆修正し、電子書籍のみの書き下ろし番外編も収録していますので、どうぞよろしくお願いします。(それに伴い、書籍に収録されている番外編8話を引き下げております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-29 00:00:00
239185文字
会話率:45%
2011年3月11日。あの日から僕、赤澤翔翼の人生は一変した。あれから10年、再び訪れた郷里で拾った一冊の本。本に描かれた物語を読んでから、僕は主人公の少女フィザリン・スカーレットの夢を見るようになる。10年を過ごした義妹と10年ぶりに再会
した少女を巻き込んで2つの世界が動き出す。
これは変えることの出来ない過去と、選び取る未来とを紡ぐ、現在(いま)を生きる自分自身の物語。
TSF(性転換)ファン向け。全話AI挿絵あり。
★はR-18該当、☆はTS該当話。
12月連載開始、本編1月9日完結。アフターストーリー週1ペースで掲載中。
pixiv小説でも並行掲載中。
https://www.pixiv.net/novel/series/9695957折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-28 12:00:00
134847文字
会話率:58%
高校卒業以来7年振りに帰郷した千春は、高校3年間ずっと憧れだった野本と再会する。
一方通行の思いだけだった関係が急激に変わって、どろどろに愛されるお話です。
思いっきりR18にしていきたいですが、趣味全開になってくどくなるとおもわれま
す。誰かのお好みに合えば仲間が増えたと思えて嬉しいです。
キーワードは都度追加していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-28 05:15:47
68586文字
会話率:40%
国語教師(25歳清童)が王太子の閨の勉強のためにモテモテ音楽教師(25歳経験豊富)に掘られる話です
お気に入り登録のお礼に支援限定公開していた今作を公開します
ありがとうございます
これからもよろしくお願いします
※ショタにはノータッチ(
ショタによる観察はあります…)
※強引な性行為(強和姦)(最後は完堕ち)
※ちょっと女装要素?スケスケスケベネグリジェ程度です
※解説プレイ・淫語プレイ・ち○ぽ敗北受け・攻めの心情解説などが含まれます
※倫理観あんまりないかもしれない(あんまり…?)
※他のサイトにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-27 21:00:00
18321文字
会話率:46%
高校時代のいじめが原因で男好きのマゾに開花した主人公が大人になったいじめ主犯と再会して肉バイブにする話。
モチヅキアキオさんのリクエストとご厚意により補足的後日談を投稿しました。ありがとうございました!
※一部暴行描写有りますが主人公が
前向きなのでそこまでシリアスではないです
※攻め以外との絡みを想像させる描写はあります
※pixiv・アルファポリスにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-05 18:00:00
14485文字
会話率:26%
※11月1日〜めちゃコミック様にてコミカライズ配信されます。タイトルは『再会した男友達から溺愛が始まりました』です。よろしくお願いします!※
南野咲桜(さくら)は都内のメーカーに勤めている二十九歳。同期の武田亮太とは社内恋愛で、付き合っ
て四年になる。
三十になる前には結婚がしたいと思っていた咲桜だが、同棲を口にした途端に「他に好きな子がいる」と振られてしまった。
それだけでもショックなのに亮太の新しい彼女に見下されてますます落ち込む。
そんなある日、一人で晩ご飯を食べようと歩いていたら大雨に遭い、ある店の軒下で雨宿りをする。
そこへ飛び込んで来た人は、遠い昔の初恋の人だった……!
彼の名は藤森蒼(そう)。もう会えることはないと思っていた蒼から『身体の関係無しの付き合い』を提案された咲桜。疑問に思いながらも受け入れる。
やがて蒼への気持ちは膨らんでいき……。
作中に実在の地名等が出てきますが、内容は全てフィクションです。
アルファポリス様(別名義)エブリスタ様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-25 21:49:43
93203文字
会話率:45%
同じ町で生まれ育った西口唯と滝沢夢だったが、二人がお互いの存在を知ったのは高校時代だった。しかし、同じクラスでありながならも、無口な唯と夢は互いに親しくなることはなかったが、唯は夢の存在を忘れることができなかった。
高校を卒業後、唯は東京に
ある文系の大学に、夢は同じ東京の美大へと進むが、同じ東京にいながらも、二人は町ですれ違うことすらなく生活していた。ところがある日、唯の幼馴染である栗田から夢の話を聞くことになる。父親の死をきっかけに夢の生活環境が大きく変わったことを知り、再会を願いながら唯は夢がいるという夜の公園へと足を運んだ。そこには、高校時代から変わり果てたように痩せ細った夢がおり、唯はそんな体を心配し、夢との同居を始める。
夢が描いた一枚の砂浜の絵を通じて夢に惹かれていく唯と、唯に支えられながら成長していく夢の二人の悲しい愛の物語です。
この話は、2022年にpixivに投稿された岡崎エルヴェの[朽ち果てる その日まで]と同じ内容のものです。
※この物語に出てくる病気は、実際にある病気を参考にした架空の病気です。
※物語の中に火葬場や遺骨のシーンがありますので、苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-21 14:54:09
116105文字
会話率:31%
幼い頃から決められていた婚約者に裏切られた黒栖エマは、酒に溺れて一人の男と出会う。
泥酔していたエマは、その出会いを夢だと思っていたが、再会を果たした相手に初対面じゃないと告げられる。
森山冬呀と名乗った彼は野性的な印象で、いままでエマが接
したことのないタイプの人間だった。
しかし、思いやりのある彼に次第に惹かれていくが、家へと送ってくれた冬呀はエマの祖母を目にすると態度を一変させる。
会ってくれなくなった上に、祖母からは二度と関わってはいけないとまで命令され――――。
パラノーマルロマンスです。
************************
★前作「月の絆~最初で最後の運命のあなた~」の登場人物も出てくるので、そちらも見ていただくとより解りやすいかもしれません。
☆アルファポリスにも載せています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 21:00:00
158867文字
会話率:31%
結婚適齢期を過ぎた朝比奈雪乃には、伯母から度々見合いの話が持ってこられる。そんな見合いの帰り、幼馴染の経営するバーに立ち寄った雪乃は、やけ酒を飲んでしまう。翌朝、高そうなホテルで目覚めて焦った彼女は逃げるように部屋を後にしようとしたが、バス
ルームから一人の男が出てきてーー。
夢だと思おうとした雪乃だったが、高校時代の同窓会で男と再会を果たす。
記憶と違うイケメン男と戸惑う恋に臆病な雪乃の純愛。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-01 20:08:14
95334文字
会話率:38%
ハイネ・ドラケウス。かつて用無しと嘲笑されるばかりであった【淫魔術】を習得し、数々の偉業を成し遂げた大魔道。その情熱的なまでの探求心は、用無しの魔術への認識を塗り替えるのに十分すぎる功績を生み出した。
……そう、十分すぎるほどに。今や<淫魔
術>は、嘲笑の対象などではなくなった。恐れ、忌避し、排除しようとする力が働くほどの脅威に押し上げられてしまったのだ。
そうして、気付けば【淫魔術】は禁術に。偉大なる大魔道は、人知れず闇に葬られた。
「……なーんて、世の中そう上手くはいかないもんだね~」
その裏で、彼の大魔道に瓜二つな魂を秘めた少年が目覚めたとも知らずに。
陰謀により追い詰められ、死の淵にあった淫魔術士は少年の姿に生まれ変わった!?
ボロボロの状態から運よく匿われ、辿り着いたのは女傑ばかりの隠れ里。外界から離れ、素材に事欠かないここならば次の工房として丁度良い。
少年ハイドとして新たなスタートを切った大魔道は、手始めに女傑たちを牝豚に堕とすべく動き出す!
※ただいま裏で三人称の話として執筆しなおしてます。更新再会まで少々お待ちを!<(_ _)>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 19:52:42
52701文字
会話率:26%
市民に恐れられていた鬼の存在を調査しようと森に入った第2王女レティシアは運悪く魔獣に出くわし、護衛を全員喰われてしまう。次は自分が喰われる番だと覚悟した所で鬼に助けられるも、記憶を部分的に消され、結果的に鬼の子を腹に宿し、森の中でたった一人
で産み育てていた。レティシアの記憶に残っている鬼の容姿に瓜二つの愛する息子が5歳になると、行方不明とされていたレティシアを諦めずに6年もの間探し続けてくれていた祖国の初恋の相手に森で再会する。その再会から、事態は動き出す。
※ R15、18にはタイトルに◇がつきます。
※ タイトルの名前の人物視点となります。
※ 誤字脱字ご理解願います。誤字報告大歓迎!
※ 気分転換作品につきご理解願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 19:05:50
79882文字
会話率:37%
実の父の暴力と性的虐待によって人生を狂わされてしまった美月(みづき)と兄の譲(ゆずる)。
美月を守る為、父を殺害した兄は罪を全て被って彼女の前から消えた。
忌まわしい過去を封印して生きてきた美月だったが、娘の自殺未遂をきっかけに絶縁していた
譲と再会する。
言葉にできなかった思いと共に、止まっていた二人の時間が再び流れ始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-16 21:00:00
111483文字
会話率:39%
大阪で暮らし始めて2年半。
半年振りに帰郷し、幼馴染で恋人の耕太郎と再会した私は、故郷の田舎っぷりと彼の話す方言に違和感を感じてしまう。
その訳とは・・・?
キーワード:
最終更新:2020-01-16 00:05:40
4799文字
会話率:23%
幼馴染で両思い、再会を果たした二人は結婚出来るのが道理なはず。
勝ち気ツンデレデレ商売大好き商人・ユウリィと無口無表情素直クール時々辛辣な侯爵・ノラ。幼馴染の二人が周りを振り回しマイペースに我が道を行きながら結婚を目指すお話。
※短編、
「幼馴染だから結婚出来ると思っていた」の連載版、二人が結婚するまでのお話です。
一話は丸々短編と同じもの(しかも長い)を載せているので、新しいお話は二話からとなっています。
コメディからのシリアス、最後はハッピーエンドの予定。
途中視点がころころ変わってしまうので、読み辛い部分も多いかと思いますが、お読み頂けたら幸いです。
R18描写がある回には★、R15描写がある回には☆をつけています。
○本編完結しました。今後は番外編をちょこちょこ付け足していく予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-16 11:07:47
174846文字
会話率:40%
士官への性的接待を命じられた軍曹は、以前上官だった男に再会する。中尉に昇進していた彼は冷たい態度をとるが、内心は嫉妬に飲まれていた。
最終更新:2023-02-13 21:01:13
11581文字
会話率:52%
※エブリスタにも投稿します。
〈あらすじ〉
※加筆修正しての再掲になりますので、ご了承ください。
『薬師の秘湯は社畜を癒やす』の番外編です。
樹の高校時代のお話です。初恋の相手である泉の目線から書いています。前回力不足で書ききれなかった(
書き表せなかった)泉の心情と、弦との後日談を追加しました。
全体的な流れとしては、間に『#6 梅雨』が入ります。#7に『梅雨』に書かれてないシーンの回想部分がありますので、形式上は#4~#7で完成します。
一度タイトルで分類したので切り離したのですが、やっぱり通して読むと気持ちとか状況が伝わるなと思ったので、#6も少しだけ手を加えた上で、今回また一緒に並べることにしました。
(#6の前書きに、『薬師~』の登場人物の紹介がありますので、参考にしてくださいね)
#4、#5
高3の夏、僕は樹に恋をした。
お互いに身も心も求めあった日々は今も色褪せない。
絆が深まっていくと共にわかってきた、樹の秘密。
それを機に2人の気持ちがすれ違い始め、僕の弱さが樹から笑顔を奪ってしまった。
あの時、僕はどうすれば樹を幸せにしてやれたんだろう。15年経っても忘れられない君に、もう一度だけ会いたい。
〈#6 梅雨〉
一緒に暮らし始めた奏と樹。
ある日、奏が交通事故で入院することに。
担当の医師は樹の初恋の相手、泉だった。
お互いに気持ちを残したままの別れから15年。
その上、奏も重傷で樹を抱くこともままならない。泉はふたりに揺さぶりをかけてくるが…。
※『薬師の秘湯は社畜を癒やす』の続編です。
『薬師の秘湯は社畜を癒やす』の続編と、樹の高校時代のお話です。#6梅雨に初恋の相手、泉を登場させたのですが、彼の心情を理解するために高校時代のお話を書いてみることにしました。
そして、拗(こじ)らせ男は新しい恋ができるのか。
何となく完全な悪者には書けなくて。
いつもどこかに救いを求めてしまいます。
みんなに幸せになって欲しいです。
#7
樹と15年ぶりに再会したが、樹は奏を選び、僕は行き場のない想いを抱えたまま北海道に帰ってきた。
こんな僕をいつでも受け入れてくれる弦は、慰めてくれたけど、今夜の僕は自分でも持て余すくらい落ち込んでいたらしい。それでも弦の優しさに触れ、僕は自分とやっと向き合うことになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 20:01:59
67368文字
会話率:41%
かつて、人質だった彼との再会は……。
最終更新:2023-02-06 13:46:22
2519文字
会話率:24%
仲間内では一番に頭が良くて私立の高難易度校に進学した「ツリ目」だったが、その中学校では一番になれないどころか「普通」の成績しか取れず、運動も絵も歌も苦手で勉強以外に取り柄の無かった「ツリ目」はその勉強ですらも「普通」となってしまった事で「ア
イデンティティの喪失」を起こしてしまう。ひどく落ち込んでいる状態の「ツリ目」と偶然、再会した「ゴリ」は持ち前のバカさで「ツリ目は口の中でさくらんぼの茎を結ぶのが上手かった」「勉強だけじゃあない。ツリ目はキスも上手いんだ」「最強の取り柄だろうが。凄いぞ。ツリ目」と励ます。「あははははッ」と大笑いしてしまった「ツリ目」は「…………」としばし考え込んだ後「……なあ」「キスさせてくれねえ?」と「ゴリ」に迫った。
*この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/304004647/418680162折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-02 12:00:00
33841文字
会話率:45%
ロザリーは、16歳という「社交界にデビューする年齢」なのに、同い年の従姉妹であるイヴのシャペロン(レディの付き人)として、舞踏会に同行しては、貴婦人に付き添う侍女などと一緒に召使い役をやらされていた。
ロザリーは、従姉妹イヴリーンの母
親であるデリア夫人の妹の娘だったが、早くに両親を亡くしたため、伯母の嫁いだバルタフェット子爵家に引き取られていたのだ。
ある日、イヴに、
「今晩の仮面舞踏会に、急に欠席することになったから、その届けを出してきて」
そう命令され、宛名の相手に直々に届けるように言われて赴く。
令嬢の控え室に案内されたロザリーは、
「イヴの身代わりは、このシャペロンだそうよ!」
突然に丸裸にされ、ベリーダンサーの衣装に着替えさせられて、一人きりで、仮面舞踏会の場に放り出される。
露出の多い仮装のせいで、娼婦と思い込まれてロザリーは、男性たちに追いかけられる。
逃げるロザリーは、人にぶつかってしまう。
その背の高い男性に「助けて」というロザリーに、彼は突然キスをする。
そして、迫りくる男性たちに「私が呼んだ相手だ」と言い、追い払ってくれた。
同行人の婦人(母方の叔母)を呼んで、ロザリーを託した。その男性は、社交界のシーズンが始まってすぐの頃に見た、若い女性の憧れの「素敵なマックス」と、陰で呼ばれている男性であり、ロザリーが秘かに憧れている人だった。
彼の事が忘れられないロザリーに「縁談が有るから、社交界に出す」デリア伯母が突然に言い出す。
自分のシャペロンが、社交界デビューという、同じ立場になるのが許せないイヴは、ロザリーの舞踏会用のドレスづくりに難癖を付ける。
翌日、ドレスメーカーに赴いたロザリーは、仮面舞踏会で助けてくれた、マックスの叔母、アグネスと再会する。
ロザリーの母は、アグネスの学生時代の大親友だったことが分かる。
そして『美貌のシャペロン』と陰で男性に呼ばれているロザリーを、作家であるアグネスは、小説のネタに出来ないかと取材していたのであった。
ロザリーに来た縁談は、ロザリーの母が断った、因縁の相手、その本人だった。
亡き親友の忘れ形見を幸せにしなくては!
アグネスが、ロザリーに選んだ相手は、信頼する甥のマックスだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-28 22:00:00
135542文字
会話率:39%
エレンティナは、貴族の娘でありながら、16歳でデビューが一般的と言われている社交界へ、18歳でデビューすることになった。
16歳の時は、幼い頃からの婚約者に「控えるように」言われ、17歳の時は、シーズン直前に、その婚約者が死亡したため、
家族の死去と同じく一年間の喪に服していたからだった。
社交界入りは、同時に、幼い頃から秘かに愛していた、婚約者の弟であるジークフリードとの再会を意味していた。
郷土から王都へ出てきたエレンティナは、火事騒ぎのせいで、王都にある父の邸宅に住むことができず、手を差し伸べてくれた、亡き婚約者の両親の住むタウンハウスに滞在を許される。そこで、あんなにも再会を夢見ていたジークフリードに出会うのだが、彼のエレンティナを見る目が冷たい。
幼い頃から隠し持っていた恋心と、エレンティナに冷たいジークフリード。そして初めての社交界。その社交界に属する若い男性たちの中で、エレンティナは、思いもしない「噂の的」になっていた。
すべては、亡き婚約者の些細な自慢での作り話が、独り歩きし、大袈裟に広まっていたからだった。
田舎育ちの内気な娘であるエレンティナが、王都に住む若い貴族たちから「男が夢に見るような娼婦」と憧れられ、誘いをかけられる。それをジークフリードが助けてくれた。
そんなエレンティナに、新たな手合いが現れる。
エレンティナが、幼い頃から秘めてきた初恋を、恋しい相手に届ける前に、彼女を陥れようとする人物が現れたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-11 22:00:00
143984文字
会話率:39%