学生時代から付き合っていた女刑事の恋人は、あの日に突然、殉職という名誉と引き換えに尊い命を散らした。
せめて最後の夜、会いに来た彼に、もっと真摯に向き合えばよかった。激しい後悔と底知れぬ寂しさに、折れそうな心。
そんなある日、彼が形だけと言
っていたお見合いで出会った女性とその後も関係を続け、婿入りも視野に入れていたことを偶然に知る。
一方、思わぬ所から想いを寄せ、癒し支えようと差し伸べられる大きな手の温もり。その手を掴む勇気をくれたものは、意外な人物だった。
愛の悦び、生きる喜びを、感じて生きたい人へ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-31 20:00:00
42805文字
会話率:44%
両親を亡くした霞は、伊賀の里・筆頭分家の夜幻の家へと引き取られた。
義兄妹となりべったり二人、仲睦まじく過ごす少女時代。
だが、霞の受け継ぐ忍びの血統が『毒を含んで誘淫の気を発する』体質の血筋であったため、里としては、体が育った時分よりそれ
を道具として使おうとする。
そうして……『毒』と『閨』の本格的な修行が始まった。
次々と『閨修練』に訪れる男衆。
それを心底厭い、只管兄だけを求め・兄が良いと慕う霞。
そして、義理妹に真摯に慕われ、自身も長年共に過ごした妹に対する執着を自覚する夜幻。
(そしてついでに、伊賀の若長も霞に好意を抱いています!夜幻は立場が若長の右腕だから、妹との関係は若長には言えません。というか一応『妹』なんで、外聞的に里に秘密です)
~ 「めくるめく愛憎劇」と、「秘密裏の忍ぶ愛」を愛婀娜めいた感じで進行するつもりでおりますので、応援よろしくおねがいします。 ~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-23 20:14:55
149514文字
会話率:37%
江戸中期より続く由緒ある華道・紫月流の次代家元候補として日々修行を積んでいる紫月絢は、自分の生け花に決定的な“何か”が足りないことに気づいていた。ひとつ違いの弟、幹と常に比べられ、劣等感を抱える日々。そんな折、絢は道端で売れ残りの花を配っ
ていた花屋の店主、日向柊二と出会う。
髭もじゃで一見花屋には見えない柊二の飾らない人柄と、花に対する真摯な姿勢に惹かれた絢は、柊二の花屋に通うようになるが…。
年上包容攻め×健気青年。年の差。
※同じ話を運営サイトでも同時進行で公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-07 20:12:05
199755文字
会話率:49%
美人で勝ち気な侯爵令嬢キャロラインの夢は、物語に出てくるようなワイルドな美青年と恋愛結婚すること。ところが、温厚な常識人と評判のどっかの伯爵に勝手に一目惚れされ、外堀を埋められた挙句、気がついたら結婚式の日取りまで決められていた。「絶対に嫌
われてやるわ!」婚約破棄を目指す夢見がち令嬢とちょっとあぶない腹黒伯爵の、思い込みと平行線の不純異性交遊。eロマンスロイヤル様より電子書籍版が発売になりました。※R18表現は予告なく入ります。9/29番外編更新、全三話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-01 21:57:58
128999文字
会話率:32%
真摯な態度の男を信じ、契約書にサインをした。--結果、そこは娼館だったらしい。そしてもちろん契約書は、男娼になるためのものだったらしい。気が付けば常連もいるし、何やら身請け話も出ているし、 「そうか、みんな俺の便利な能力目当てなのか」 そん
な主人公のBL総受け微勘違いストーリーです。娼館で男娼ですのでお相手は複数います。主人公はノンケ故の鈍感です。キス以上のことをしているページには※が付きます。また*が付くと性癖がアレかもという意味になります。コメントにてどうアレか注意を入れますので地雷でしたらスルーしてください。連載ではありますが攻め事のオムニバスっぽくも読めます。//この作品は自サイト(ブログ)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-20 19:10:21
113210文字
会話率:29%
【 絶対に、最後までしない。神父さんが誘ってくれるまで。 】
■封印されてたポジティブ悪魔×おじさん不良神父
■悪魔の封印を解いたのは神父さんだった。でもどうやらこの神父さん、悪魔の事が好きらしい。それなら自分からおねだりするまで焦らして
しまえと思ったが、神父さんはなかなか最後までさせてくれない。……なんでだ! 好きなら抱かせてよ!
悪魔が好きだけど最後までさせてくれない神父さんと、神父におあずけされつつも無理矢理最後までしたりしないエロ悪魔の恋模様。
※短編で投稿した「神父と紳士な悪魔」の構想を煮詰めたものになります。
それに伴って改題しました。
※ノベルゲームのシナリオとして書いたものを、小説用に若干手を入れてアップしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-20 07:00:00
35718文字
会話率:39%
この物語は度を過ぎたお茶目系男子による奇怪千万、醜怪、痛恨の自殺から始まるテンプレストーリー。
でもちょっと違うのはR18レベルの残酷表現。そして、作者の独断と偏見による魔法に科学を無理やりねじ込んでいくスタイルの天才主人公。もとい天災(ハ
ンバーグメテオ的な意味で)主人公!
ハチャメチャどたばたなラブコメディー………………は一切ありません。
あるのは狂気と探究心で突き動かされる主人公が装う真摯な一面に惚れて波乱万丈死に物狂い、ヤンデレ化待ったなしのhurt full rough story。
皆様、魔術師の贄とご一緒にご愛読ください。
ちなみに、本小説を読んで体調が悪くなった場合作者は一切保証しませんので、ご了承ください。
あと、ポリ袋用意しといてくださいね。死体の表現に全力入れたいので感受性の強い人は吐き気を催す可能性が無きにしも非ずなので転ばぬ先の杖ですよ♪
以上、作者からでした!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-14 18:35:15
1615文字
会話率:12%
ラーメン大好き濃毛くん(17歳)が学校の帰り道で見るからに怪しいラーメン屋の屋台に入るとそこにいたのは自称ラーメン神を名乗る謎の老人本名「空 二郎」
濃毛くんの(17歳)夢は世界一のラーメンを食べると知ったラーメン神は濃毛くんをラーメンの存
在しない異世界へと飛ばした。
ラーメンの存在しない異世界に絶望する濃毛くん(17歳)。
自称ラーメン神は元の世界へと戻る為にはこの世界を救えと言った。
戻るために自称ラーメン神の言うことを聞く事にした濃毛くん(17歳)の異世界冒険ファンタジー?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-21 17:37:07
2343文字
会話率:11%
将来を嘱望されていた舞台役者、瀧島亮は実家が抱えた負債の形として、大財閥の令嬢である櫻子の『愛玩人形』となる。傲慢で冷酷な櫻子から手酷い仕打ちを受ける亮であったが、その孤独に触れるうち、彼女のことを真摯に愛するようになっていく。しかし、亮か
ら想いを告げられた櫻子は己の罪深さを思い知り、亮を手放すことを決意する。それは亮にとって裏切りでしかなくて――
*全体的にテンションが低めの、シリアス傾向の強いお話になります。
*ただ今改稿中のため、一旦完結済み扱いとさせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-03 01:52:00
99287文字
会話率:41%
金目当てに売られた少年達が島に監禁され、少年達の主となるひと癖もふた癖もある金持ちに非道の限りを尽くされるお話。
暴力表現が多数あり、流血、暴行、監禁なんでもありの非常に鬼畜、でも一応愛あり。
★⇒性表現含む
◆⇒暴力表現含む
章毎に登場
人物が異なります。
絶望のその先に⇒拓真(凶暴)×零(強気)
虚無のその間に⇒刹那(鬼畜)×空人(無関心)
漆黒のその奥に⇒六花(腹黒)×朝日(純粋)
虚偽のその後に⇒那由多(粗暴)×優?(弱気?勝気?)
責務のその果に⇒眞尋(紳士)×海(真摯)
楽観のその前に⇒神世(無口)×龍輔(無邪気)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-05 21:00:00
508636文字
会話率:36%
園田智恵子は自分自身の恋愛に興味がない。最近一緒に出かけるようになった男性も、飲み友達でご飯友達だ。彼との待ち合わせている時に出くわしたのは、実の姉・真理子。智恵子が恋愛を望まなくなった原因である彼女は、子どもの頃から進歩のない恋愛脳で今も
どうやらろくでもない相手と付き合っている様子。一方飲み友達の護はモテるが一筋縄ではいかない男。
そしてそろそろ、智恵子自身も感じないではいられなくなりつつある。気がつけばずっと距離を置いていたはずの恋愛も、当たり前のように彼女の傍らにあって。
『王道お嬢様』のスピンオフ、自分の恋愛に興味のない智恵子とチャラいようで意外に真摯な護の話。……そんなに長い話にはならないと思っていましたが既に前作より文字数あり。その前作の人達も出しゃばっています。
9話目以降はっきりと性交描写を含みます。あと護も真摯っつうよかヤンデレ気味?結局は溺愛らぶいちゃですが。
意外と現実に即していない描写もありますので、ご容赦ください。
完結しました。
番外編は別で上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-21 23:00:00
209553文字
会話率:54%
病室に閉じ込められた彼女と、閉じ込めた 彼。本当に囚われたは、誰?
少し歪ん でしまった真摯な想いの物語。
モバスペで書いたものを加筆訂正しています。
最終更新:2013-03-10 06:00:00
7074文字
会話率:32%
オリジナルBL、現代設定。
少しずつずれた、けれど真摯な恋人の話。
性描写は含みません。
死が絡みます。
(午睡個人サイトless than zeroで掲載)
最終更新:2012-04-01 06:00:00
1150文字
会話率:34%
類い希な美しさを持って生まれた旧華族の娘北白川翔子。
自分の美しさを認識しないまま、ごく自然にそして真摯に育んでいった彼女の愛の軌跡は、謎が解けないまま、一時は自らを廃人とまで思いこませることになる。
歓喜から絶望へ。そして転機となる新
しい希望からまた訪れる絶望。しかし、やがて謎が明らかになったとき、翔子は廃人から蘇り、自分の赤裸々な愛の物語を翔子を理解する二人に残して、幸せに包まれて33才の命を閉じてしまった。
「レズビアン」というマイノリティーな言葉では括れない、切なくも美しい女性同士の純粋な愛。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-15 11:11:07
134379文字
会話率:51%
エルの想いから逃げるようにパリに飛び、そこで出会った男と結婚して自分のビジネスも成功しつつあった千紗子は絶世の美青年と唇を交わす夫の姿を目撃する。黒髪の青年の名はザヴィ。売春宿「アルジェの城」の当主。性的嗜好は少し異常かもしれない。それでも
、これは真摯な愛。
官能描写がほぼないので検索除外にしていた旧作です。
珍しくGL要素のある短編でSM要素の強い拙作「アルジェの城」とリンクしています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-23 05:06:55
23524文字
会話率:51%