命もろとも果てたいと願いながら、あんたを愛した…。一夜の客に恋した不感症の売り専ボーイ。
幼い頃に犯した罪への呵責から自虐的に生きている碧斗は、不感症を抱えながら男娼を続けている。ふらりと店に来た久遠に抱かれ、その優しさに心惹かれるも、久
遠とはそれきりだった。
落ちこぼれの自分は気に入られなかったのだろうと諦めた矢先、祖父から受け継いだ古書店で思いがけず久遠と再会する。その穏やかな人柄にさらに想いは募るが、碧斗の同僚である一樹を久遠が口説いている場面に遭遇して諦めようとする。そんな折、久遠の方から近づいてきて…。
シリアス長編。三人称、受け寄りの相互視点です。
他サイトでも重複投稿しています。
作家/大学講師/30代/イケメン/スパダリ/甘々/飄然
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売り専ボーイ/古書店主/20代/美人/不憫/ツンデレ
2019.6.28 連載開始しました
*公開は2021.9.2までの期間限定です。そのあとは他サイトでの有料化、個人販売を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-16 14:40:39
136774文字
会話率:30%