16歳の俺は、入学した魔術師学校で女生徒に八つ当たりの対象にされていた。
この国では魔術師は殆が女性。一握りの名家である男性魔術師以外は、体力的な理由で騎士になれなかった男が殆どを占める。
とはいえ、魔術師の適正を持つだけでも一般的には凄い
事だが、学校に目ぼしいターゲットがいなかった彼女たちの憤りの捌け口に選ばれてしまったようだ。
今日もまた、実技の授業で俺だけペアが組めずに笑いものにされていた。
だがそこに居るはずもない、生きる伝説と呼ばれる魔術師のカナンが現れて―――?
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エリート魔術師(23)×魔術師見習い(16)
ご都合主義、ふんわり設定。色々足りない部分ありますが今はこれが精一杯。
スパダリ攻めが書きたくて頑張りましたが……。
【2020/05/26】日間総合2位に入ってた…!続編の方までありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-24 15:22:34
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会話率:25%