暑い夏の日。10歳の少年はいつもは行ってはいけない駅に行った。もう帰ろうと思ったときに小さいケーキの箱を持つ父を見かける。大家族の分のなど到底入らない小さなケーキの箱。
父がどこに行くのか、ケーキは誰が食べるのかを知りたくてこっそり
と後をつける。その先にはタチアオイが赤々と咲く庭のある小さな家に女の人がいた。外からその様子を見た少年の物語。
【紫陽花のかほり】・・・数年後、少年は青年になっていた。ある日の、万年筆を探していると一冊のノートを見つけ、読み進めると、それは兄の日記だった。兄と父の確執の原因がそこに書いてあった。(2017.9.20あらすじ追加)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-06 22:42:32
31357文字
会話率:20%
たぶん昭和50年代。中途半端に栄えて中途半端に田畑が残る片田舎。分家の嫁さんと、本家の中学生の交流。
※なんとなーくな昭和感です。
※なので登場人物の言動がやや古めの価値観に基づいています。
最終更新:2017-10-29 03:45:29
12773文字
会話率:56%
島津仙一が不思議な仙人の力で人生をやり直し、自由に人生を改変して行く話です。
最終更新:2017-10-18 15:51:01
1283文字
会話率:0%
東山美登里は酒豪で尚且つ恋愛に対してドライな干物女子。合縁奇縁のうちに知り合うことになったチャラ男の黒岩多都季と飲み友達になっていた。
タイプでもなければ趣味でもない。一生関わる事なんて無いと思っていた男に徐々にほだされていくけれど、多都季
には好きな女性がいて―――
昭和モダンなカフェ・ハイルングから始まるラブコメテイストな短編恋愛群像劇。
※1話ごとにスポットキャラクターが変わります。
※それぞれ独立した話になっているため、好きなものを選んで読める仕様です。
※基本的に不定期更新。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-17 23:01:59
16679文字
会話率:53%
1943年
時は第二次世界対戦の真っ只中
突如世界が激変する。
古代から日本を中心に世界に存在したとされていた妖魔の存在。
第一次世界対戦当時から日本と交流していく内に、目をつけていた米国が研究を重ねて、英、ソと共に制御に成功。
戦争と平
行してその闇の存在と戦い続けてきた日本を絶望の淵に叩き落とす。
欧州では退魔の才能を持つ者は少なく、対抗手段を対外に頼るしかなく、数の暴力に次々と降伏。
開戦以来優位に立っていた日本も徐々に圧されていた時期に妖魔の制御成功による無慈悲な暴虐。
優秀な退魔巫女達は捕虜として囚われ、研究され、苗床とされ優秀な妖魔を生産する。
日本が駆逐されるのは時間の問題とされていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-10 17:29:17
2144文字
会話率:0%
昭和初期、季節は夏、小説家を目指す陰気な青年・裕吾(ゆうご)が出会ったのは人ならざる美貌の青年・セツだった。
セツに囲われ、過ごすうちに裕吾はセツを知りたいと思うようになる。
人外×小説家の仄暗いお話。
※この小説では人の形の人でないもの
として人外という単語を使用しています
※この小説はピクシブにも載せております
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-02 10:49:05
12585文字
会話率:29%
青年同士のボーイズラブ。
旅館エッチ。
この作品はカクヨムにも掲載してます。
最終更新:2017-09-26 05:48:59
5010文字
会話率:53%
本作は完結しておりません。
正直言って、これ以上、書き続ける意欲がなくなったので、完結と設定させていただきます。
万が一、続きを楽しみしてくださっている方がいらっしゃいましたら、まことに申し訳ありません。
削除も考えましたが、自分なりに気
に入っておりますので、残しておきます。
中途半端なところで終わっておりますが、よろしければお読みください。
ざっくり言うと、少女魔法兵士たちにちんぽをシェアされる男の話です。
深酒した翌日、俺は独房で目覚めた。
戸惑う俺の前に白衣の美女が現れ、ここが軍事魔法学院の営倉だと告げた。
どうやら俺はパラレルワールドに飛ばされたらしい。
俺が来たのは、近代魔法理論が体系化され、魔法による産業革命が起こった世界だ。
その代わり科学技術は遅れており、美女はテレビも知らなかった。
ついでに身の回りの品は昭和っぽい。
しかし、この世界の魔法文明は全盛期を過ぎていた。
魔法の濫用により、魔法資源が欠乏してしまったのだ。
美女はあるアイデアを思いつく。
俺の元いた世界は、魔法が未発達で、魔法資源がほとんど手つかずで残っている。
その膨大な資源が、俺を通すことで、利用できる、と言うのだ。
かくして、俺は軍事魔法学院で飼われることになった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-24 12:00:00
124806文字
会話率:40%
同性愛を疑われるほど仲の良い俺、藤田敦啓と中森慎也。ある出来事を境に慎也が変わっていく。釈然としない俺を慎也が誘う…そこには恐ろしい秘密があった。
最終更新:2017-09-07 00:25:52
21654文字
会話率:51%
お久しぶりです。突然ですが最終話だけ更新します。これまでの話は、題材は悪くなかった思うのですが致命的に面白くなかった。もっと練ってまたいずれ投稿しようと思います。
そして、私の2作目も文章力が酷く同じようなものだったのですが、これまでの反省
点を活かして3作目が間もなくスタートします。題名、
【魔王の息子に転生した――エターナルファンタジア――】
狙ったわけではないですが奇しくも息子シリーズ。ただセックスはあるもののなろうで投稿します。
この作品が好きだった人は受け付けないかもしれません。
読み物としては面白くなっていると思いますのでファンタジーが好きな方、この夏の暇潰しに寄ってみて下さい。
8月29日の夜7時に投稿する予定です。
その時にここは一旦削除します。
今まで本当にありがとうございました。
死んだ男が生まれ変わったのはまた同じ昭和54年だった。“団塊ジュニア”や“バブル世代”“ゆとり世代”等の特徴ある呼び方をすれば、バブルが弾け氷河期に差し掛かり空白の20年をもろに味わう“超就職氷河期世代”である。しかし日本が無知ゆえに最も熱くなり混沌とした時代であった。そして現在の多岐に渡る趣味嗜好の源流が生まれた時代でもある。それまであったメンコやベーゴマといった昭和30年代の遊びから、物が豊かな“ハイソ”な時代の遊びに移行する。車、スキー、ボーリング、映画、カラオケ、ドラマといった今でもある趣味・嗜好が増えてくる。 ある人は言う『日本はどこで間違ったのだろうか』 またある人は言う『働いたら負けかなと思ってる』そう思わせる程の趣味・嗜好の加速・・・ファミコン、パチンコ、漫画、アニメ、ゲーセン、ビジュアル系バンド、音楽、お笑い、出会い系、コギャル、エロ、セックス、ネット・・・それまでの全ての趣味・嗜好を飲み込みつつ、日本が暴走していく時代。この時代をもう一度生きる男が取る行動はもちろんあれしかなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-25 21:21:56
2288文字
会話率:20%
とある一組の親子の関係の始まりから中断と再開、顛末までを描いたものです。
何とかリアリティを感じられるものにならないかと、拙いながらも私なりに目指して書きました。
元々は前・中・後編と分けていたものを一体にしましたので、長くなりますが
もし
宜しければどうぞ読んでください。
この作品はかつてサイト「少年と熟女」に投稿して掲載されていた作品で、現在FCブログ「母子相姦 禁断の母を夢みて」にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-19 22:12:34
29710文字
会話率:11%
日本のどこかの都会。昭和っぽい雰囲気の残る街で、どこにでもいそうな2人の男が出会って暮らす話。
全4話。エロなし。完結済。
長篇のもとになるような短くてざっくりしたお話。章立てがあるので4回に分けました。
最終更新:2017-07-11 17:53:34
4919文字
会話率:52%
昭和初期。光琉は弓術の師の友睦に道ならぬ想いを抱いている。友睦は弓術師範として大陸に渡ることになり……36歳無骨な師範×25歳門下生。短いお話。ほろ苦い風味です。(自サイト短編を加筆、タイトル変更)
最終更新:2017-06-28 00:57:02
11971文字
会話率:23%
大輪の華が咲き誇るように、彼女は鮮やかに微笑んだ。
その笑顔に心惹かれた私は、彼女の事だけを愛した。
その瞬間から、最後の時まで……。
“セカンドバージンは誰と”のスピンオフです。
シリーズに入っていますが、単体でも読めると思います。
セ
カンドの由香莉の父の話です。
不倫や不貞が出てきますが、R描写は少ないです。
病気や医療行為について出てきますが、素人の妄想なので可笑しなところが有ってもご容赦ください。
誤字脱字、言葉の間違いなど有りましたらご指摘いただけると有難いです。
ちょっと重暗い、昔の昼メロみたいな話です。
終盤にちょっとだけセカンドの登場人物が出てきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-17 12:00:00
27106文字
会話率:35%
かつて日本のストリップ劇場に存在した、本番まな板ショーについて考える
最終更新:2017-06-02 07:48:04
1315文字
会話率:0%
「ねえちゃん、喉渇いただろう?」
いつの間にかドラマーの黒松が、手にしたビールビンを女に与えていた。
女はゴックンゴックンと飲み干した。
「うんまいかあ?」
「うん、おいし」
年長のバンマス、ジミー鍋島が尋ねた。
「おい、黒松、お前ビール、どっから持ってきたんだ?」
「ははは、拾ったビンに小便入れて飲ましてやったのら」
ひどい奴である。
いつの間にか黒松もラリっているのだ。
ラリパッパになってる時の黒松は、白昼堂々と万引きをしたり、やくざに喧嘩を売ったり、行動が目茶苦茶であった。
心配したジミー鍋島が善行に言った。
「おい善行、早くねえちゃん連れてってくれ。今夜は『K』で始発待ちするから。もし黒松がトチ狂ってお前んちに行っても、絶対入れちゃ駄目だぞ!」
エレクトーン教室の美人先生と婚約が決まっっているジミー鍋島は、善行のアパートへみんなと女が行った場合、ざこ寝をするしかないのだが、輪姦にでも発展したら大変困ると考えたのだ。
ましてや黒松はラリパッパなのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-27 11:34:15
19720文字
会話率:27%
「人の死がわかる能力」を受け継いだ椿と自分の性癖に気付いた養父、はたまた、そんなふたりの関係に殻に閉じ籠る義兄…。
父母を亡くし今度は…
最終更新:2017-05-15 07:20:54
10946文字
会話率:60%
林の中の廃屋に、一人の少年が住んでいた。
太平洋戦争当時、戦時下に周囲の目から隠されて、そこにいるのは何故なのか。
出逢った少年は、交流を重ね心を触れ合わせてゆくうち、世間の理不尽に気づき、守ってやりたいと考えるようになる。
ただ一人、生
きるために死ぬより辛い目に遭いながらも、生きる選択をしたのは何故だったのか。
***
どんなことがあっても希望を失わず「生きる」大切さを感じていただけたらと思っております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-27 07:00:00
65217文字
会話率:32%
戦後の荒波に揉まれて困窮した母子が屋敷を新興宗教に売り渡すが、それから思わぬ展開に。
最終更新:2017-04-19 20:48:11
24545文字
会話率:10%
時は第二次世界大戦勃発時。徴用された元豪華客船『水影丸』を追って帝国海軍に入った雅臣は、そこで両性具有の身体を持つ冬都と出会う。
有能な、だがひと癖もふた癖もある仲間たちと、とある壮大な目的を元にするが、やがて起こる様々な事件にその運
命を翻弄される。
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『水の記憶』のスピンオフ作。
『ぽけくり』より転載。
毎日8時、16時、22時更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-05 22:00:00
562866文字
会話率:46%
太平洋戦争末期、輸送船『水影丸』に乗務する事になった日本帝国海軍少佐の守屋彰生は、それが国運を掛けたプロジェクトであることを知ると同時に、その船が唯の船でない事を知る。
現代、高校生の御剣将人は、ひょんな出来事から『太平洋戦争末期に軍が
極秘に開発した、オーバーテクノロジーを搭載した秘密兵器』の存在を知る事になる。
そして彼らが出会う男によって、運命の歯車は大きく切り替わったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-21 08:06:00
237946文字
会話率:43%