Ωであるために苦労してきた笹原衣織。ある朝目覚めると隣には裸の男──幼馴染で同居人の夜長蒼(β)が眠っていた。ずっとあり得ないと思っていた相手と一夜を共にしてしまったことに動揺する衣織だが、こうなってしまった経緯を思い出す。
──そうだ、昨
日長く付き合ってきた同じΩ性の彼女に突然振られてしまったのだ。
その理由は、α男性と番になったから。そのショックは凄まじく、衣織は蒼につい泣きついてしまったのだった。
優しい声に慰められ落ち着きを取り戻した衣織。
そこへ蒼が掛けてきた言葉は────予想外の告白だった。
『ねぇ、オレにしない?オレが衣織を幸せにするから』
恋人との別れをきっかけに、幼馴染が長年隠していた自分への恋心をぶつけてきた話。
※最愛アンソロ参加作品
※独自のオメガバース設定があります
◆独自
・αもβもΩも妊娠可能だが、Ωの卵子が特殊なためβの精子では妊娠しないとされている(α✕β、β✕αは可能)
・Ωは子を宿すことに特化しているが、その身体は性質を考えればαのためにあると言われている(事実、αとΩの間に出来る子供は能力の高いαが多い)。一応男Ωも射精はするが無精子のため孕ませられない。
・Ωが服用する抑制剤は数種類ある。錠剤、粉薬、注射器タイプ。効果の強さや成分もそれぞれだが、服用を続ければ安定した周期で発情期が訪れるようになり、放つフェロモン量も抑えられる。
◆大体のオメガバースに共通していること
・番はαとΩにのみ起きる。男女関係なく起こり、ひと目で互いを惹きつけ合い、そしてそれに抗うことはできないと言われている。報告例が少ないため都市伝説だと思っている人が多く、番がどういう理由で惹かれ合うのかは未だ解明されていない。
・αがΩのうなじを噛まない限り、番は成立しない。
・人類の大半がβ。人口の二割がα、一割がΩ。
※タイトルは『こしあいあい』とお読みください
※R18シーンがあるところには、◆をつけます。(中盤くらいからあります)
※初BLです、お手柔らかに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-26 19:29:24
37858文字
会話率:24%
"純αはΩでないと産むことが出来ない。
αは自らの家と血統を守るため、Ωを囲い込む。
だからβとΩが出会う可能性は低い。
βとΩが惹かれあっても、それをα達が許さない。
運命の番 と呼ばれるものがある。
αがΩのうなじを噛むこと
で、結ばれる関係。
それは絶対的で破れないもの。
αもΩも、運命の相手と出会うとそれがわかるらしい。
……そんなの、馬鹿らしいじゃないか。"
良家に生まれたΩ 白崎慶二郎。
微塵もαに関心がないどころか、彼にとってαはみんな同じでつまらない物に見えていた。
父親から進められる縁談も、大人しいΩを演じてαに媚びるのも、何もかもに辟易し半ば不良じみていた。
そんな彼が唯一興味をもったのは、古宮照之。
何の特徴もないβだった。
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β×Ωオメガバース。
男性妊娠表現有り。
ちょこちょこエロあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-10 20:28:53
3443文字
会話率:16%
※オメガバースの世界観です※
狼獣人のアルドは、ある日ひょんな事で人権を失うことになった。
相手を噛めないように口枷をつけられて、ヒート中のオメガ相手の慰み者にされている。
恥辱の日々が続いていたが、ある日どうにかこうにか口枷を外して、一番
ムカつくオメガのうなじを噛んで逃走する。
アルドでなければ発情を解消できなくなってしまったオメガの、怒涛の猛追から始まるラブコメです。
■全9話予約投稿済み折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-25 06:00:00
29936文字
会話率:19%
異世界に召喚された。百歩、いや千歩ゆずってそれはいい。でも勝手に私たちの体まで変えてしまうなんて、聞いてない――。
召喚された異世界には男女の性別のほかに、α・β・Ωの三つの第二の性が存在していた。そこでわたしといっしょに召喚された彼氏の誠
也(せいや)くんはαで、私はΩだと診断される。ざっと説明されたところによるとαとΩは全体数が少なく、αとΩには互いに“つがい”となる機能が存在していて、Ωには発情期がある。それを聞いた誠也くんは当然のように私と“つがい”になりたいと主張して来た。問題なのは、αとΩが“つがい”になるには性行為をした上でうなじを噛む必要があること。Ωが妊娠しやすいと聞いて恐れをなした私は、その申し出を召喚の理由である巡礼の旅が終わるまでと先延ばしにするが、いよいよその旅も終わってしまい、進退窮まった状態へと追い込まれる。
※異性間オメガバース。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-12 00:00:00
31652文字
会話率:22%
『不自由な体から、首だけを、亀のように限界まで持ち上げる。目の前にあったのは、女性の性器…、そう、ミカ先輩の性器だった。…わたしの数倍のジャングルのような陰毛を生やしていたその性器が、鼻先に着きそうなくらい真近にあったのだ。…』(第2章の一
部から抜粋)
チアダンスクラブの部員である12才のわたしが、2つ上のミカ先輩との帰り道、突然、何者かに誘拐されてしまう。地下室で拘束されたわたしたちは、わたしとミカ先輩とがお互いにクンニし合いイカせる競争をさせられたり、拘束された女子高生をミカ先輩と協力プレイでイカせたり、バイブを敏感なところに固定してチアダンスをさせられたり…卑猥な運動会がそこには展開されていて…
パルスタソ、初の連載開始!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-31 00:03:52
12140文字
会話率:30%
近親相姦を受け、それでも弟のためにと耐えてきたΩの兄。思春期に入るとαの弟にまで襲われそうになり、弟の貞操を守るため、家出する……
αとして育てられてきたΩの青年は、運命の番と信じてやまなかったαの女性と引き離され、自棄になり、身
売りのような行為を繰り返していた。誰とも番にならないよう、うなじを噛まれないようにだけ気をつけて……
そんな二人が街でばったり出会い、互いの傷を舐め合い、やがて「運命」と向き合う物語。
想いはいつも擦れ違い、彼方へ──
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-15 00:00:00
13789文字
会話率:21%
オメガだった僕。アルファだった彼。
*
オメガバースの設定を自己流にアレンジ。
他のサイトで短編として発表した作品を大幅に加筆修正しています。
他サイト掲載。
最終更新:2017-06-06 22:04:53
33069文字
会話率:13%
絶対零度のお局といわれる茅耶子は、なぜか後輩の佐伯に執着されている。しかも茅耶子自身ではなく、茅耶子のうなじに……。
恋愛なにそれ? 美味しいの? な脇甘三十路女子と、わんこ系変態男子の攻防。
最終更新:2014-01-11 15:28:23
51440文字
会話率:52%
止まってしまったエレベーターの中で妄想をかます男と女。それぞれが頭の中だけで悶えています。指、黒子(ほくろ)、項(うなじ)、喉仏…あるあるネタ満載。王道です。
最終更新:2013-04-18 00:00:00
1955文字
会話率:0%
うなじに”0”と刻印された灰色の髪に瞳…不思議な魅力の少年とその少年を大事に思い守ろうとする青年の愛しい日々を書いています。
シリアスなSFに近いBLのお話です。同時刻に更新している「君の手を掴む」と所々リンクしています。片方で物語は成立し
ておりますので、両方は読んで頂けなくても大丈夫になっています。勿論、両方読んでいただけましたらとても嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-31 10:00:00
111100文字
会話率:48%
ストップウォッチを覗いた僕は、休憩できそうな場所を見つけ、愛車のミニ(イギリス製のクラシック・ミニ)を乗り入れた。缶コーヒーを飲みながらウロウロしていると、僕はうなじに違和感を感じた。
“嫌な感じだな”
僕の違和感の原因は、トイレで放尿し
ていると目の前に答えが貼ってあった。自殺を思いとどまらせるような文面と電話番号。自殺の名所が近くにあるらしい。と、言うことは…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-24 08:39:26
9501文字
会話率:28%