扇咲 聖
(せんざき ひじり)
クール、出来る男、新を溺愛
製薬会社勤務のやり手社員、プロジェクト推進部
扇咲 新
聖の血の繋がらない弟
快活で明るくて人気者
藤代 朱梨・・・主人公
聖に超不毛な片思いを続けるOL
学生
時代から人気者だった聖に10年の片思い中の朱梨。
同じ会社で働いている事もあり、絶対に成就はあり得ないと諦めていた矢先、聖から猛アプローチを受けて・・・?
ワーホリ気味アラサー女子が幼馴染エリートにドロドロに溺愛される恋愛小説です。
過去作ですが再録します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-29 10:46:35
36749文字
会話率:34%
※続編合わせた完全版を電子で販売するため、5月28日に削除する予定です。
学生時代から金にだらしない古柳朔には、いつでも金を貸してくれる親友の楠部聰一郎がいる。投資家として成功した彼は、朔をルームシェアに誘い、誓約を守るならと、いくらでも
金を貸し続けている。
内心、駄目だと――どうにか楠部に金を返そうと、古柳は自立しようとするが……?
ダメンズが堕ちていく話。
※本編と番外編を合わせて、完結しました。
※こちらはエブリスタにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-26 21:32:46
66648文字
会話率:45%
志村 童流(どうる)は人形師だ。
女の子のクレイドールを作ることにかけては右に出るものはいない。
両親を不幸な交通事故で亡くし、今は天涯孤独の身。
だが、母との駆け落ちで勘当された父が資産家の実家から唯一、受け継いだ財産である都内のマンシ
ョンが優良物件でその家賃収入だけで今は裕福に生きていける。
その最上階のペントハウスで童流は一人で生きていた。
クレイドール作りの腕は本物なので充分、ビジネスとしてもやっていけるのだが、金に困っていない童流は趣味のクレイドール作りに没頭していた。
今、童流はちょうど、30歳。
結婚はしていないし、恋人もいない。
学生時代にひどい失恋をして以来、女性が怖くなったからだ。
人との関わりを持たなくても生きていける今の時代。ほとんど、家の中で過ごす毎日だ。
そんなある日、コンビニに買い出しに出た時に偶然、ある女に出会った。
その女は学生時代のトラウマそのものだった。
その出会いは彼を復讐に駆り立てる、
そして、その復讐は彼の特殊な能力を目覚めさせることになる。
傀儡使い。
彼の前では全ての女性は操り人形。
初めは身体を操られ、遂には心まで...。
彼は自らの暗い欲望を満たすため、その能力で数多の女たちを肉奴隷と化す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-20 22:00:00
46927文字
会話率:23%
地味な私にも変わらない態度の貴方に恋をした。眼鏡の奥の瞳に私を映して欲しい。私は貴方と大人の恋がしたい。
私は誰かに甘えたかったのかもしれない_____
端正な顔立ちから学生時代に嫌な経験をした馨は、分厚い眼鏡をかけ長い前髪で顔を隠し
ひたすら地味子として会社に勤める。
小さな嫌がらせを受けながらも平穏な日々。 それだけで良かったはずなのに___
彼の何気ない一言で私の中で眠っていた何かが目覚める____
恋がいつも綺麗だとは限らない。
大人しめ美人が、長い片思いを捨てきれずにいる年下眼鏡男子相手に奮闘する、ジレジレ切な系オフィスラブ
灘川 馨(なだがわ かおる) 25歳 168㎝
×
吉無田 太輔(よしむた たいすけ) 23歳 175㎝
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-29 05:00:00
2266文字
会話率:15%
5年前の小学生時代、運動も勉強も一番でクラスの人気者だった千歳は自身がαであることを疑いもしなかった。そしてある日、気まぐれにクラスの根暗なβを構ったことがきっかけでいじめに発展させてしまう。
高校生になりΩであることが発覚し、「ビッチ」
という噂を流され孤立した千歳。ひたすら過去に懺悔する毎日を送っていたが、そんな時見覚えのある男子生徒が転校してきて____。
(R18シーンには♡を使用します。苦手な方はご注意ください)*3/20番外編追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-20 23:21:06
24305文字
会話率:26%
皆さまのおかげで本編無事完結しました。後は本編がシリアスだったのでゆるーい馬鹿話を書き足して行こうと思います。不定期な更新になりますがよろしくお願いいたします!
ヨルグとミーシャ、生まれた時から一緒だった二人、しかし15歳の時に歯車が狂い
始める。どうしようもない世界の中、すれ違う感情、想い、裏切り、それでもなお相手に捧げ続ける愛情。ミーシャは王国により剣神となり、ヨルグはミーシャのために冒険者へ。それでも思い続ける二人。どうしようもなかった世界と想いをヨルグはただミーシャの事を想い壊れていきながら、人を捨て人外と化しミーシャのために壊れ続ける。
完全にテンプレですが作者テンプレ大好きなため、テンプレで行きます。初投稿、初小説、学生時代勉強しなかったため語彙力貧困、文法何それ?おいしいの?なうんこです。ご都合、つじつまの合わない事多々あると思います。ので生暖かい目でよろしくお願いします。
こんな物語が読みたいなーと思って衝動的に始めてしまったのでお目汚しになったらすいません。少しでも興味をもっていただけたらうれしいです。テーマ?・・・テンプレの設定でもしお互い裏切っていなかったら。救われたら。本当の意味で一途だったら。行動理念がはっきりしていたらと思いまし
作者はど素人なため、目の肥えた皆さまの苦言、感想を頼りにしています、思った事、感じたことがありましたら是非お送りください。作者も勝手に面白いと思うことを書いてます。
作者が書こうとしている物は自分が面白いと思う事を書いています。
作者は面白いと思う事がすべてで書いています。
ですので皆さまのご意見が作者が面白い事への最高の材料となります。
皆さまに自分勝手で自己満足の書き物をご覧いただけていると思うととても励みになります。
ど素人のつたない文章に時間をさいていただければ幸いです。
書き手が作りたかったのは、人間そのものです。汚い、下劣で、愚かで、一生懸命、そんな人が好きな人は是非ご覧ください!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-18 19:39:45
275399文字
会話率:18%
老舗料亭の一人娘である文乃は、母親を早くに亡くし女将業を学生時代から請け負ってきたため27歳になった今も恋愛経験無し。なのに、経営不振により料亭は買収され、その条件として相手先の御曹司と結婚することに……。お見合いの席にやってきた大手外食産
業・常務取締役の千秋は、文乃がよく知るお得意様だった。愛のない結婚のはずなのに、豪華で甘い生活によっていつしか身も心も自由を奪われていく……冷たくて優しいあなたの本心は?
恋を知らない真面目なアラサー女将が意地悪イケメン御曹司に溺愛されるお話です。
※アルファポリス様にも掲載しています。
※R18は予告なしで入ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-16 12:00:00
81878文字
会話率:35%
田舎出身で年頃の女性との触れ合いを経験できなかった男【頭取真】は、齢30にして念願の童貞喪失を夢見て上京した。
ただの童貞卒業ではない。
彼は学生時代、触れることのできなかった女子高生が理想だった。
それゆえ、女子高生以外は論外。
年齢を重
ねている女性でも26歳以上の女性とは恋愛をしないと決めている。
ある日、バイト帰りの寒空の下で公園でうずくまる家出中の女性を発見。
それが頭取真(童貞)が誤った恋愛へ突き進むキッカケとなった。
じつは出会って女性は頭取よりも年上の主婦。
当然、恋愛対象ではない。
だが、家出中の女性【三ヶ峰亜子】は頭取に口から出た「女子高生」のワードに反応。
後日、とんでもない形で彼に再接近してくるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-09 21:00:00
69882文字
会話率:49%
小路と太一は学生時代からの悪友だった。
最終更新:2020-03-05 14:59:10
2404文字
会話率:35%
42歳。独身。彼女なし。
気がつけば厄年を迎えてしまった、中小企業に勤めるサラリーマン・塚本正義(つかもとまさよし)。
そんな正義はある日、ふと目に留まったキャバクラで、1人の女性と運命的な出会いを果たす。
その女性の名は、黛彩乃(
まゆずみあやの)。
彩乃の母親と正義は学生時代、結婚を誓い合うほどの関係だった。
彩乃と出会ってしまったことにより、かつての想い人への気持ちを思い出してしまった正義。面影を追いかけるように、正義は彩乃の元を頻繁に訪れるようになる。――が、通いすぎてしまったせいで、偶然にも知りたくなかった真実を知ってしまう。
付き合っていた当時、彩乃の母親は正義以外にも複数の男性と交際していたこと。
正義のことは単なる遊び相手ぐらいにしか認識しておらず、本命の相手は別にいたこと。 etc
好きだと言ってくれたあの言葉は全部――嘘。
付き合っていたという事実は全て――幻想。
ただ良いように利用されていただけなんだと知ってしまった正義。
「よくも俺の気持ちを踏みにじりやがって! 絶対に許さねぇ!!」
復讐心に支配された正義がターゲットとして目を付けたのは、娘である4姉妹だった。
お金欲しさにキャバ嬢に勤めている、22歳の長女・黛彩乃(まゆずみあやの)。
看護師目指して大学に通う、19歳大学1年生の次女・黛彩香(まゆずみあやか)。
小説家志望の引きこもり、16歳高校2年生の三女・黛彩音(まゆずみあやね)。
性に興味関心を抱き始めるお年頃、13歳中学2年生の四女・黛彩子(まゆずみあやこ)。
「男に軽々しく股を開くような淫乱女の娘たちだ。どうせ皆ビッチに決まってる。なら丁度いい。四姉妹まとめて、俺の性奴隷にしてやる!」
こうして目を付けられてしまった4姉妹は、正義の策略によって次々に襲われていってしまうのだった――。
※報告 2015/08/01にタイトルを変更いたしました。旧タイトルは『黛家の4姉妹は、俺の性奴隷。』になります。
※2017/07/18にキャラクター紹介を追加しました。
※エッチシーンを含む話には、サブタイトルに「♀」の表記をさせて頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-17 06:00:00
1158277文字
会話率:26%
担任の先生が、何気なくする行為に、違和感を覚えていた小学生時代の出来事を思い出しながら書いています
胸の膨らみに、何の躊躇もなく大きな手のひらを重ねた先生
その手のひらが、ゆっくりと上下していたのを覚えています
最終更新:2020-02-08 16:19:08
11253文字
会話率:0%
濡れないのは、きっとあの日のせい…。
新妻のリサは、感じるのに濡れないのが悩みだ。
夫にも打ち明けられず、友人もいない。
そんな中、幼馴染のメグミとの再会。
学生時代の、あの日の記憶が蘇る。
最終更新:2020-01-15 02:08:00
6419文字
会話率:23%
4月初めの混雑した通勤・通学バスの中。
バス後部の座席に座っていた、一人の平凡な家庭を持つサラリーマンの歩生(あゆむ)。その傍らに、混雑に巻き込まれ一人の女子高生が彼の座席の前の取っ手につかまり体勢を整え、スマホで動画を見始めます。その動画
は女子高生、蕾(つぼみ)が誰にも知られてはいけない秘密を孕んだものでした。歩生が偶然その秘密を見たこと、そして、蕾が歩生を意識してしまったことから物語は始まります。作中6月上旬までに、妻のかなた以外に、蕾・ミリア(学生時代の先輩)、碧衣(蕾の母)、美織(隷属希望高校生)と関係を結びます。中心軸は蕾との関係ですが、歩生は様々な葛藤を抱えながら女性たちの『秘密』を抱え込み、あるいは利用していきます。歩生は、天然ジゴロなのかもしれません。今後ハーレム要素もありそうな気配です。
蕾との最初の数日は互いの接点がなく、全く別の視点と考えで話が進んでいきますので、文体を「男視点(客観視点)」と「女の子視点(ツイッターやアプリの日記、自宅での日記記述などによる主観視点)で描いています。二人の状況が交差してから、物語記述を中心に客観視点へと変化します。
各話の表題がその日の記述内容となるよう留意して記述していきます。なにぶんつたない記述ですがよろしくお願いします。
ハードな凌辱描写は行わないと決意していたのですが、どうやら優しい闇に登場人物たちが包まれ始めています。調教的な柔らかそうで実はハードな感じにもとれる描写は出てくると思います。書き手の私が判断が付かなくなっていますので、読者の皆様にその加減がどうであるのかは判断していただければとも思います。
歩生とかなたの性生活はどんどん変化していきます。蕾の家での妄想や普段の行動にもさまざまな変化が現れます。様々な秘密を持った女性たちとかかわることで歩生の闇も明らかになります。
人間関係の変化や女性たちの変化、登場人物を取り巻く環境の変化などを楽しんでいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-30 00:00:00
430451文字
会話率:31%
奥田真咲は、学生時代に同性の親友に告白されたことがある。気まずくなり疎遠になったが、社会人となったいま、その友人と再会してしまった。今度は上司と部下として……。
「それでもあなたを追いかける」で圭介を煽りまくった近衛の弟、奥田真咲と三上氏の
出逢い編。真咲が三上氏の気持ちを受け入れるまでのお話です。
未読の方でもお読みいだだけるように書いていきたいと思います。それでこの二人にもっと知りたいってなった方は「それでもあなたを追いかける」をご一読ください。
※性描写が入る場合はタイトルに★を付けます
※作中の医療事情は全てフィクションです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-27 19:00:00
295259文字
会話率:39%
アラサーとなり、人生も折り返し地点
残りの人生について考え始めた時、やり残したことがたくさんあったことを思い出す
その中でも学生時代にもっと欲望に忠実に生きればよかったなんて思う
翌日
目を覚ますとそこは学生だった過去の世界にタイムスリ
ップしていたのだった
広まりつつあるフルダイブ型VRを利用して女の子を快楽に染めるべく、AIのクリスと共に暗躍をはじめるのだった
・目的
クラスのイケメン野郎の取り巻き女子をばれないように寝取っていきましょう
・動機
初恋の女の子を寝取られました(※女の子とは恋人関係ではなかった)
・方法
フルダイブ型VR中に催眠
ヘッドギアで無防備になった体を調教
アロマを使った催眠
現実世界に酷似したVR世界を作り、そこでいろいろする
・結果
寝取ってハーレム(ついでにクラスメートも気が向くままに)
・おわりに
作者のやる気が続く限り頑張ります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-24 00:53:43
22509文字
会話率:45%
学生時代初めて経験を持った女子高生にうまく行為が出来なかった事を嘲笑されてインポに陥った雄一は、ポルノショップを経営しながら女性を辱める道具や薬物の研究に心血を注ぎ、若い女性を拉致しては嬲り尽くす漁色の日々を過ごしていた。いよいよ昔年の恨
みを果たすべく、自分を貶めた女子高生の後輩に狙いを定めた雄一は、友人や女教師など関係する美女を集めてハーレムの王として君臨するが……
☆この作品は「新・SM小説書庫2」http://blog.livedoor.jp/nattolove-002/
にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-20 05:45:08
520202文字
会話率:50%
僕はロボットを作る人になりたいんだ。瑞乃ちゃんは?
一緒に蒸しパンを食べながら将来の夢を語り合ったあの夏。龍一郎と瑞乃はお互いが初恋で、夏の恋は綺麗な思い出になるはず、だった。
8年後。再会した二人は実は18歳の女子大生と32歳の工学部准教
授。美しかった初恋は、拗らせた龍一郎の結婚前提の重量級の熱愛に変わっていた。変態でもロリコンでもない、超優良物件と見做される龍一郎の恋の行方は?
☆番外編第2弾「鍋パーティに行こう」始めました。研究室の忘年会の幹事役を押し付けられた龍一郎が、学生達と楽しそうに準備する瑞乃や留学生時代の友人に翻弄されるあれこれ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-16 23:40:27
435618文字
会話率:31%
攻め 吉村達也(女性恐怖症)
受け 高橋瑞樹
出だしは攻め(→)←受け。結果的には攻め→→→→→受け。学生時代。すれ違い、無理やり、拗れ、快楽堕ち。達也は無自覚に瑞樹ラブ。瑞樹は達也のことを好きだったはずなんだけど、正規ルートから外れたねっ
て話。想いが通じないって気づいた攻めの地獄を考えるだけでわくわくすっぞ~!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-12 12:37:40
17798文字
会話率:25%
学生時代に投資した後輩の小さな会社が8年の間に急成長し東証マザーズに上場した。上場時の株式売出しで10億円を超える現金を手にした主人公は、東京都心の超高級マンションの一室を手に入れる。主人公の元には、美少女ハーフ姉妹、売れないアイドル、落ち
目のスケート選手など、カネの問題を抱えた美女・美少女が次々と吸い寄せられる。主人公は彼女たちと愛欲の日々を過ごしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-29 21:00:00
1105229文字
会話率:53%
男と女、善と悪、赤と青……。
それぞれが混じり合わさった時、
朝露に濡れた、美しい紫の花の芳香を嗅いだ。
街が一望できる見晴らしのよい公園で、青木純一という青年は、意を決して赤星麗奈という女性に語り始める。彼の子供時代、学生時代、そし
て、麗奈と出会ったときのことについて。それから、純一と麗奈の間に亀裂が入ったときのことのすべてを、追憶の中で告白する。
純一は、少し変わった子供だった。昔から極端な性格だった。小学生、中学生と次第に歳を重ねるにつれ、自分の中に存在する、内気な自分と激しい自分という、相反する二つの側面に気づく。そして特に中学時代には、純一にとって後の人生にトラウマを残す、重大な「事件」が起きる。
社会人となった純一は、愛すべき恋人(赤星麗奈)もでき、幸せな生活を送っていた。その一方で、純一は自分の人生をより完璧なものにするための「使命感」に燃えつつも、現在の自分の仕事に疑問を持つという葛藤を抱く。
ある日、麗奈が浮気していることが分かる。純一は憎悪する。いかに麗奈の存在が純一の人生において輝かしいものであったかを、出会ったときから今までの記憶の中で探ろうとする。
純一が麗奈と出会ったのは大学時代のバイト先でであった。純一は生来の性格のせいで苦戦しつつも麗奈を公園に連れて行き、そこでなんとか告白する。そしてついに交際を始める。純一はそれからというもの文字通り人生観が一転し、有頂天となる。
麗奈との、このかつての思い出に浸り、純一の憎しみはさらに増大する。それと同時に麗奈から受けた肉の快楽を思い出す。
純一は自殺を試みる。しかし結局、自殺できずに夜の街を徘徊する。街灯の中、純一は立ち尽くし、空からの雨滴に身を任せる。そこで純一はとある真実にたどり着く。純一は麗奈を“半分しか”愛していなかったこと、また、麗奈は自分の一部であり、隠れたもう一人の自分の投影だったということに気づく。
公園で純一が麗奈に語る、冒頭のシーンに再び戻る。麗奈は涙する。二人は以前のように手を繋ぐ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-28 23:09:46
37600文字
会話率:13%