【本編完結済】
※Web投稿版は書籍版・コミカライズ版の初期バージョンとし、重要な部分に違いがありますのでご注意ください。
※2024年4月にコミックス&書籍がKADOKAWA様より発売されます。詳細は活動報告へ。
※コミカライズがカドコミ
様で連載中。
◆
十三歳のあの頃、俺は異世界で暮らした事がある。
異世界に渡る日本人は異邦人と呼ばれ、神様に聖紋とよばれる特殊なギフトを与えられる――はずなのに、俺は何も保たない無能で傲慢な、嫌われ者の異邦人だった。
だけど向こうで殺された事をきっかけに日本に戻り、十五年経った今でも時々異世界の夢を見るのだ。
片思いをしていたグリズに、最後に嫌いだと言われたあの瞬間は、何度夢で見ても胸が痛い。
そんなある日、突然視界が歪んだ俺は再び同じ異世界へと舞い戻った。
次こそは静かに、ただただ平凡に暮らす事を誓ったものの――。
早すぎる再会。変化していく夢。過去の感情は未だ引きずったままで、思い人と距離を取る主人公。だけど逆に近づいて来るグリズは、主人公を一体どう思っているのか。
異世界で今を生きる主人公とグリズ。そして過去の殺された事件の核心にあるものは。
美形騎士(32)✕平凡転移者(28)
7/23 追記:
日間総合一位ありがとうございました。
7/27 追記:
番外編三話一気に投稿しています。一旦こちらで投稿終了とします。ありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 07:00:00
129915文字
会話率:37%
ある朝起きると、師匠の記憶が無くなっていた。
10歳の時に引き取られてから10年、静かに彼を思い続けていた弟子の話。攻め視点。
弟子(体格がいい)×師匠(美形)
【追記】師匠視点の続編書きましたのでどうぞ↓
「魔法使いが、その記憶をなく
すまで」
https://novel18.syosetu.com/n9959gi/
このお話はフッジョッシー、アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-08 16:16:28
7945文字
会話率:45%
小説家になろうで投稿している「メイド人形はじめました」の番外編(第百八十九話直後)となります。
現代男性から異世界の女型魔導人形に転生したナタリア。ナタリアの製作者の娘であり仕える主人であるオリビア。
紆余曲折あって漸く両想いになった二人の
初夜となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 00:00:00
4686文字
会話率:50%
心を壊し休職中の本郷茅野は、無気力な毎日を送っていた。世界中に必要とされていないような生活の中で、とあるカフェにたどり着く。マスターの小川真人が作り出す穏やかで静かな世界観に魅了された茅野は、次第に真人に必要とされたいと願うようになり…。
最終更新:2024-05-02 11:04:13
8081文字
会話率:31%
尾形道城(おがたどうじょう)は、五十を少し過ぎた実力派ベテラン画家。名声を確立した彼の名を更に高めている注目作が「裸婦連作」と呼ばれる裸婦像のシリーズである。そのモデルである静川杏美(しずかわあずみ)は、尾形と二十歳以上も若く、非常な美貌と
肉体美を備えていた。既婚者である尾形は、別宅にあるアトリエで杏美をモデルにして仕事に勤しみ、その後、秘密の関係を持つ。尾形の芸術は、次第に杏美の持つ官能美に影響され、浸食されていった。それは、尾形が杏美という女に耽溺し、溺れていくことを意味していた……。女の魅力が男の創作と人生を淫らに染め上げていく、魔性と官能の相姦劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 00:00:00
21629文字
会話率:29%
静川杏美(しずかわ あずみ)――その美しさの前に、男たちはすべてを曝け出す。夏、熱と太陽に幻惑された魅惑的な季節、リゾートにビーチに、そしてホテルに、杏美は男たちと愛欲の記憶を刻印していく。様々な男たちの身体と心を通り過ぎていった、美しく淫
らな女の、夏の肖像。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 23:18:41
35355文字
会話率:36%
静川杏美(しずかわあずみ)
最終更新:2023-05-07 11:49:37
4950文字
会話率:33%
夢もなく東京へ来て、10年。
生活のために始めたファミレスのバイトから、気づけば今や店長になっていた。
仕事帰りにコンビニで夜ご飯を買って帰ろうとしたら、店前に居た制服姿のギャルに声をかけられた。
「おじさん、今晩泊めてくれませんか
?」
面倒なことに関わりたくないので、丁重にお断りをすると、
「嘘ですよ、新藤店長。私のこと、忘れちゃいました?」
僕の名前を知っていたそのギャルは、1年前に、辞めたバイトの女の子だった。
1年前は黒髪眼鏡の物静かな高校生が、金髪ギャルに変身していた。
「無理ですよね。ごめんなさい…他のおじさんに泊めてもらって、抱かれても店長に関係ないですもんね…」
僕の性格を分かった上での発言に、カチンと来たが、無視することもできないので、一晩だけ泊めてあげることにした。
ファミレス店長とギャル高校生の不思議な生活が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 22:11:07
45505文字
会話率:55%
「きみは私のために生まれてきたんだよ」
感情を荒らげることの無い、場の状況や人に合わせて表情を作ることが当たり前になっている晶と、明るく人当たりのいい晶の友人の怜は、ある日突然異世界に飛ばされる。戦争を始めないために光魔法の使い手として呼
ばれたふたりは、元の世界に帰ることができないと告げらた。
友人の怜は異世界の第三王子と運命を感じたようだが、晶は冷静にこれからのことを考え、行動していた。
しかしなぜか、時々部屋の外の景色から目が離せなくなり、身の回りで不思議な現象が起きて──
ド執着精霊王×無感情美人男子高校生
R18の話には※つけます。
ざまぁ無し。軽度のグロ描写あり。グロ描写ありの話には⚠︎つけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 20:00:00
28225文字
会話率:57%
年上×女上司の美女と飲み会に行って泥酔したら、いつの間にか孕ませていたお話。
短編『好きだった姉の親友が酩酊していたので、孕ませることにした』の続編で、今作のメインヒロインは暴力美女の姉!
酔ってはいるものの冷静な女上司のヒロインと、泥酔し
て意識を無くしつつも本能を覚醒させた主人公。
そんな2人がラブホテルに入って、何も起きないはずもなく!?
女上司はどのようにして主人公に孕まされたのか、そしてその結末はどうなるのか!?
【ご愛読感謝!】
2024/4/14 1万PV達成!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 19:29:40
9346文字
会話率:31%
高校生の春樹は電車でいつも見かける同い年くらいの少女のことが気になっていた。物静かそうで誰とも話しているところを見かけない不思議な雰囲気を纏った色白の美少女。長い黒髪に憂いを帯びた瞳。視線はいつもどこか朧げで、通学カバンを両手もちしている
。
清楚なお嬢さま学校の制服を着ている彼女はきっと自分とは住む世界の違う人間なのだろう。自分なんかが声をかけても相手にされない。戦う前から戦意喪失のへたれ男子。春樹は彼女から近寄りがたいオーラのようなものが感じていた。
しかし彼はある日、彼女のスカートに精液らしきものがついているのを見てしまう。きっと、魅力的な彼女は痴漢にイタズラされたのだろう。
気づいていない様子の彼女に勇気を振り絞って話しかける春樹。少女は赤面し、恥ずかしそうにお礼を返す。それから2人は顔見知りになるが、特に関係が発展することもなくただ日々が過ぎていく。しかしそんなある日のこと。彼女の妹を名乗る少女が春樹のもとへ現れ、姉の秘密を教えてあげると言われる。
自宅で養父にレイプされる想い人の姿に絶句する春樹。妹の萌香は秘密を教えてあげたお礼に自分とエッチをして欲しいとせがんでくる。
唐突な願いに戸惑う春樹……だが中学生のロリっ子が変態オナニーをしながらちん媚びしてきたら抑えることができずに……。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-12 07:57:12
2959文字
会話率:33%
生粋の魔女でありながら、生まれつき『存在感が薄い』という謎の呪いを持つモニカ。村外れで一人静かに暮らしていたがある日、三人の獣人の子供を助ける。自分より年上だと名乗るが、まだ幼い彼らを親元に返すまで健全に育てることを心に誓う。まっすぐな好意
を向けてくれる三人にいつしかモニカも庇護欲だけでは片付けられない愛おしさを感じるようになるが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-09 13:15:57
112269文字
会話率:36%
王都を追い出されたので田舎に引っ込んだら、家の裏で人が死にかけていたので助けて同居することになった魔法使いの話。
主人公の魔法使いイオナリアは生産系の魔法使いで戦闘は苦手なので、大体何かを作ってます。
異世界のんびり日常ものになる予定です
。戦闘描写たまにあります。
メインCP:助けられた逃亡軍人(ジェット)×おっとり魔法使い(イオナリア)
R18描写のある部分にはタイトルに*印をつけました。
1章「夏のおわり」完結。
2章「秋のみのり」完結。
3章「冬したく」連載中。週一回程度の更新予定。
たくさんの方に読んでいただき、ありがとうございます。
3章の連載を開始しました!長くお休みをいただきました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 00:00:00
466377文字
会話率:37%
『俺は魔女の使いだ』
そういってシグマの前に現れたのは金色の人狼、グライだった。
魔術師の名家に生まれたシグマは、先天的な魔力異常のために屋敷に閉じ込められて育てられた。
彼が外に出られなかったのは、病弱だからという理由だけではなかった。
魔術師の名門の一族として、魔力を扱えないものの存在が表ざたになることが許されなかったからだ。
その窮屈さに耐えかねた彼はある日主治医に不満をぶちまけ、発作を起こしてしまう。
『静かな土地があるから、療養してくるといい』
これまで外に出てはならないと言い続けてきたシグマの父の手のひらを返したような返事にシグマは疑いを抱きつつも、外の世界へと出ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 19:50:01
19904文字
会話率:25%
ママ友である主婦二人に共通する密かな悩み。
夫々の亭主は仕事の都合で遅い帰宅が続き、夜の生活が
疎かであった。
久々夜の行為も疲れからか、亭主達は早漏気味で取り残
される事も多い。
満たされない渇きを悶々と独り慰める事が多かったと言
う主
婦二人。
そんなストレスを抱えていた仲良しの二人。
学校や家庭での様々な愚痴を言い合って居た、ある日の
話題は互いの夜の生活。
行為の方法や手順など興奮気味に話しを進めていた二
人。浜田香苗が亭主に対して時間や身勝手な遣り方等
の不満を延べ始めると、太田祥子もその言に同調した。
不足な行為で終わってしまい、中途半端な火照りが体に
残り悶々とする夜が続いていると二人嘆いた。
独り悶々としている体を持て余し、眠る事が出来なくな
ると二人嘆きあっている時、高揚している気持ちが言わ
せたのだろう。
亭主が寝息を立て始めると、二人は密かに自身を慰め体
を静めていると告白し合った。
その時、浜田香苗が女子高時代に同級生の女子と口付け
し合った事を話し、当時と重ね合わせて独り慰める時
に、太田祥子に抱かれる妄想の中オーガスムを迎えてい
ると衝撃の告白だ。
友人から同性で有る自分が性の対象で有ったと聞かされ
た太田は当初驚き戸惑ったが、既に体の興奮も有り高校
時代の同性とキスした時の具体的な状況を聞き、未知な
る領域への好奇心が勝った。
「私達もほんの少しだけ試して見ない?ちょっとだけ唇
を着け合ってみようよ」迫る浜田香苗の提案を受け入れ
てしまった太田祥子。
微かに触れ合った初めての同性の唇は旦那の唇感覚と全
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 12:25:46
74220文字
会話率:5%
男娼として娼館で働くジェイドは、夫の命日に身揚げをし、祈りを捧げて静かに過ごそうとしていた。
しかしその容姿等に比べて位が低く、訳ありだというジェイドの噂を聞きつけ、夫の元従者が訪ねてきて――
二月こまじ様主催の未亡人♂・経産夫アンソ
ロジー「後家の狗、寝子の夢」に寄稿させていただいていたものを改稿したものとなります。
・男性妊娠のある世界観なので、苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 21:06:38
11500文字
会話率:39%
とある世界の小さな国に、大国の第六王子が静養に来ることになりました。これは大変!国中が大騒ぎです。だって小さな国の王様は、裸な王様だったのですから。
全裸になりがちな王様の為に、宰相とその補佐の少年が頑張ります。王様は幸せになれるでしょうか
。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 17:50:50
119889文字
会話率:55%
【登場人物】
受け:阿比留子 新太 (あびるこ あらた)
内向的で控えめな性格。繊細で、深い思考を持つ。加賀崎のクラスメイトで、一目惚れしてしまった。加賀崎への想いを秘めながらも、告白する勇気が出ず、逃亡。デリヘルに勤務した初日に加賀崎と再
会する。
攻め:加賀崎 奏 (かがさき かなで)
穏やかで温厚な性格。周囲からの信頼が厚く、人当たりが良い。スポーツ万能でバスケが上手い。学校の人気者だが、実は内に秘めた想いを抱えている。
【あらすじ】
加賀崎は学校のアイドル的存在だった。彼の周りには常に友人たちが集まり、スポーツや勉強で活躍する姿は、誰もが憧れる存在だった。
一方、阿比留子は、内気で地味な存在だった。学園の中で目立たず、人との距離を保ちながら、静かに日々を過ごしていた。
ある日、阿比留は加賀崎の部活の全校生徒応援に行くことになり、初めて彼の姿を目にする。加賀崎の輝く笑顔に心を奪われた阿比留子は、彼に対する特別な感情を抱くようになる。阿比留子は自分の気持ちに気付き始め、加賀崎に対する特別な感情に気付く。彼は加賀崎に近づき、彼との距離を縮めようと努力するが、阿比留子は加賀崎の「好きな子」の存在が気になってしまい、素直になれない。
卒業式の日、阿比留は勇気を振り絞り、加賀崎に告白する決意をする。しかし、その直前に彼は加賀崎の過去の秘密を知ってしまう(実は、加賀崎には現在好きな人がいる)。加賀崎には思いをはせる人物がいたことを知った阿比留子は、彼に対する思いを胸に秘めながらも、一言も告げることなく卒業を迎える。
二人の間には未練が残ったまま、卒業式の幕が閉じられる。阿比留は口にすることができなかった一言を胸に抱え、加賀崎と再会するのだった。
更新報告用のX(Twitter)をフォローすると作品更新に早く気づけて便利です
X(旧Twitter): https://twitter.com/piedough_bl
制作秘話ブログ: https://piedough.fanbox.cc/
この作品はpixivでも公開している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 18:58:52
8983文字
会話率:32%
「俺に抱かれることは『契約』の一部です。お忘れですか、王女殿下」
魔法王国シャドレアの美しい第一王女アリアには、長年「推し」ている人物がいる。
世界樹神殿で浄化の儀式をつとめる美貌の神官、セレストだ。
輝く銀色の長い髪も、黄金比の顔立ち
も、低く落ち着いた声も素敵だが、誰に対してもクールで塩対応。そんな彼が微笑んだところを一度見てしまってから、完全に落ちた。
アリアの残りの人生は、弟が治める国と国民と、推しを遠くから見守るだけの静かな生活になるはずだった。それなのに、まさか、その推しから求婚されるなんて。
一度はお断りしたけれど、この結婚にはセレストの命にかかわる事情があるらしい。
「あなたが欲しい、アリア」
恋心のない結婚なのに、夜の営みが熱烈すぎませんかっ!?
賢いオタク王女様が、これは敬愛なのか?恋なのか?と推しとの関係性に悩みつつもズブズブに愛されお互いを救うラブコメ
◾︎完結まで毎日更新したい(するとは言えない…)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 20:00:00
130822文字
会話率:44%
主人公姫川静夫は、レイプもののエロ本が大好きな童貞。そんな彼は極度のシスコンで、「妹をレイプしたい」という欲望と日々戦っていた。
ところが妹の姫川花穂も極度のブラコンで、兄の子供を孕みたいと願っていた。そのことに静夫はまるで気づいていな
かった。
ある日花穂は、兄のパンツを盗みに部屋に入った際、彼のエロ本を見つけてしまう。そこで静夫がレイプ好きだということを知る。
彼女はそれ以降、レイプしてもらおうといろんな挑発を繰り返すようになる。やがて静夫は我慢ができなくなり、妹を犯すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 21:00:00
83343文字
会話率:37%
書に集中していた深夜。
廊下の先にある義妹の部屋の方角から、乱れる吐息が微
かに聞こえたような気がした。
ガラス戸を少しだけ開き暗闇を覗き見ると、義妹の部屋
から小さな明が一筋漏れている。
夏の夜の冷気を通す為に引き戸を少し開けているのだろ
う。
静寂に向け集中して耳立てると、再び薄明かりの場所か
ら今度はハッキリ。
「ハッ、ハハッ、ハハッ、ハッ、ハァハァ、ハックッ、
クッ、ウゥッ、ハァハァ」喘ぎ乱れる吐息が聞こえた。
交渉の疎遠だった時の妻が、秘めた自慰を別室で行った
時にフスマ戸越しに聞いた、息を殺し堪え漏していた時
の喘ぎ方と同じだ!
異様な雰囲気に気付き、私の心臓は高鳴った。
彼女の厚い唇を、口を、半開きにして独り快感に喘ぐ吐
息を押さえられずにいるのか?
妻に似た体を悶えさせて、彼女はどのように手指を使っ
ているのだろう?
私が思いを巡らせている間にも、喘ぐ吐息は高まり切迫
して来て。
「ウゥッ、クッ、クッ、ウクッ、ハァハァ、ククッ、ウ
ッウッ」というような、抑えきれない呻きが、歯の間か
ら漏れ出てしまう吃音の様な嗚咽になってきた。
(ピタピタ)と肌を叩く音も混じって来ている。どのように
手指を使うとあの音が出るのだろう?
差し迫り、緊迫感が増して来た静寂の向こう。
義妹の漏れ出させてしまっている、喘ぐ吐息と堪え呻く
嗚咽。
ペタペタと肌を叩く音も忙しく激しくなり、喰いしばる
歯の隙間から漏れ出る、吃音のような嗚咽も差し迫って
きた。
ベッドの軋む音。
抑えきれなく漏れ出てしまう、唸るような吐息と呻き
声。
私は勃起したペ〇スを握り、廊下に高まる切迫感を少し
も聞き逃すまいと集中した。
果たして義妹の行う自慰絶頂の時はどのようであろう?
高鳴る私の鼓動が、廊下に響いてしまうのではないかと
思う程に早まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 10:58:22
112747文字
会話率:4%
読書に集中していた深夜。
廊下の先にある義妹の部屋の方角から、乱れる吐息が微かに聞こえたような気
がした。
ガラス戸を少しだけ開き暗闇を覗き見ると、義妹の部屋から小さな明が一筋漏
れている。夏の夜の冷気を通す為に引き戸を少し開けているのだろ
う。
静寂に向け集中して耳立てると、再び薄明かりの場所から今度はハッキリ。
「ハッ、ハハッ、ハハッ、ハッ、ハァハァ、ハックッ、クッ、ウゥッ、ハァハ
ァ」喘ぎ乱れる吐息が聞こえた。
交渉の疎遠だった時の妻が、秘めた自慰を別室で行った時にフスマ戸越しに聞
いた、息を殺し堪え漏していた時の喘ぎ方と同じだ!
異様な雰囲気に気付き、私の心臓は高鳴った。
彼女の厚い唇を、口を、半開きにして独り快感に喘ぐ吐息を押さえられずにい
るのか?
妻に似た体を悶えさせて、彼女はどのように手指を使っているのだろう?
私が思いを巡らせている間にも、喘ぐ吐息は高まり切迫して来て。
「ウゥッ、クッ、クッ、ウクッ、ハァハァ、ククッ、ウッウッ」というよう
な、抑えきれない呻きが、歯の間から漏れ出てしまう嗚咽になってきた。
(ピタピタ)と肌を叩く音も混じって来ている。どのように手指を使うとあの音
が出るのだろう?
差し迫り、緊迫感が増して来た静寂の向こう。
義妹の漏れ出させてしまっている、喘ぐ吐息と堪え呻く嗚咽。
ペタペタと肌を叩く音も忙しく激しくなり、喰いしばる歯の隙間から漏れ出
る、吃音のような嗚咽も差し迫ってきた。
ベッドの軋む音。抑えきれなく漏れ出てしまう、唸るような吐息と呻き声。
私は勃起したペ〇スを握り、廊下に高まる切迫感を少しも聞き逃すまいと集中
した。
果たして義妹の行う自慰絶頂の時はどのようであろう?
高鳴る私の鼓動が、廊下に響いてしまうのではないかと思う程に早まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-05 23:00:00
118816文字
会話率:4%
ママ友である主婦二人に共通する密かな悩み。
夫々の亭主は仕事の都合で遅い帰宅が続き、夜の生活が
疎かであった。
久々夜の行為も疲れからか、亭主達は早漏気味で取り残
される事も多い。
満たされない渇きを悶々と独り慰める事が多かったと言
う主
婦二人。
そんなストレスを抱えていた仲良しの二人。
学校や家庭での様々な愚痴を言い合って居た、ある日の
話題は互いの夜の生活。
行為の方法や手順など興奮気味に話しを進めていた二
人。浜田香苗が亭主に対して時間や身勝手な遣り方等
の不満を延べ始めると、太田祥子もその言に同調した。
不足な行為で終わってしまい、中途半端な火照りが体に
残り悶々とする夜が続いていると二人嘆いた。
独り悶々としている体を持て余し、眠る事が出来なくな
ると二人嘆きあっている時、高揚している気持ちが言わ
せたのだろう。
亭主が寝息を立て始めると、二人は密かに自身を慰め体
を静めていると告白し合った。
その時、浜田香苗が女子高時代に同級生の女子と口付け
し合った事を話し、当時と重ね合わせて独り慰める時
に、太田祥子に抱かれる妄想の中オーガスムを迎えてい
ると衝撃の告白だ。
友人から同性で有る自分が性の対象で有ったと聞かされ
た太田は当初驚き戸惑ったが、既に体の興奮も有り高校
時代の同性とキスした時の具体的な状況を聞き、未知な
る領域への好奇心が勝った。
「私達もほんの少しだけ試して見ない?ちょっとだけ唇
を着け合ってみようよ」迫る浜田香苗の提案を受け入れ
てしまった太田祥子。
微かに触れ合った初めての同性の唇は旦那の唇感覚と全
く違っていて、その柔らかく優しい甘美感は体の中を電
気が駆け抜けたような衝撃だった。
始めは唇同士の軽い触れ合いだったのだが、香苗の「も
う一度ちゃんとして遣って見ようよ~」の求めに抗う事
の出来なかった祥子。
二度目からはディープなキスへと変り、強く激しく為っ
て行った。
気が付けば二人共に相手の背中に手を回して強く抱き付
き合い、互いの口内へ快感の呻き声を上げている。
太田祥子は口から送り込まれる快感に戸惑いながらも、
これ以上は危険なので止めなければと思ったと言う。
しかし香苗の舌で送り込まれる快感に抗う事が出来な
く、自分からも香苗の口内に舌を入れて香苗の舌を夢中
で吸い舐める事を止められなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 22:00:00
74093文字
会話率:5%
満月の夜。
マルティナは番の訪れを待っていた。番を嗅ぎ分けられるようになってから8ヶ月。
扉の向こうから愛おしくてたまらない番の声が聞こえると、たちまち先ほどまで平静を保っていたはずの思考はどこかへ消え失せ、身体中の血液がどくどくと騒ぎだし
た。
番であるリュディガーは竜人の血を強く引き継いで生まれた、この国希望の第一王子だ。
こうして満月の夜になると、彼は人知れずマルティナの元を訪れては、一晩中熱く肌を重ね合わせる。
マルティナは与えられるもの全て――快楽も眼差しも吐息すらも――その身体に刻みつける。辛いことがあったとき、この幸せな時間をいつでも思い出せるようにと。
なぜならリュディガーは明日になるとこの甘い逢瀬の記憶を全て忘れてしまうのだ。
◇ ◇ ◇
これは、番の本能に苦しむマルティナが、自分の意思で運命を切り開いていこうとするお話です。
!!ご注意!!
番に対して否定的なお話になりますので、苦手な方はお引き返しください。
(作者は番の物語は大好きです。決して否定派ではありません)
また主人公の意に沿わないRシーンもございます。
題名には注意喚起をつけますが、ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-21 22:20:00
112544文字
会話率:37%
無職で家なしの兄、嵐士の面倒を、仕方なく見る弟、静紀。なかなか就職しない兄に振り回される弟の話。
最終更新:2024-03-20 07:01:50
71336文字
会話率:66%