『鬼を許してはならない』と祖母と母から何度も聞かされてきた。どうしてそんなに憎いのか、私は全く分からない。ただじっと聞いていたそれは、いつの頃かピタリと止んだ。中学三年に進級した最初の日、母が私に告げたのは「次の満月の日に鬼の里へ連れて行く
」という言葉で……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-20 10:36:21
6230文字
会話率:46%
満月の夜に生まれた、月の子ども───そう名付けられた少女・月子。母屋とは渡り廊下で繋げられただけの、まるで隔離されたような離れに暮らす、月子の名付け親であり画家であった叔父。彼は掴みどころのない言動でじわじわと月子を翻弄し、彼女もまた叔父の
魅力に耽溺してゆく。『在りし日の出来事』の本編に当たりますが、未読の方でも問題ありません。設定は若干変えてあります。反社会的要素を含んでおりますので、ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-13 03:10:05
50860文字
会話率:36%
満月の夜、気怠そうなモスグリーンの瞳が俺に向けられた――。
出張があるからと、友人の恋人である猫を一晩預かることになった俺は、猫に連れられ満月が輝く外へと出向く。そこで、俺を待っていたのは、ルナティックとしか言い様のない、妖艶な世界だっ
た。
自主企画ラ件非公式伝説のギリエロ企画復活祭掲載中の作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-10 21:57:51
6225文字
会話率:13%
ふたご座流星群を見に行った夜、帰ろうとした陽菜の前に一人の青年が現れ、その青年を拾ってしまう、そこから始まる不思議な物語。
*文中にある未来の話は、嘘八百です。
*設定が色々と甘い部分があります。
*近親相姦の風味あり、苦手な方は避けて下さ
い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-16 21:20:27
16158文字
会話率:38%
純粋な狼人間である兄のご機嫌ナナメにより、過保護と云う名の子守りが決定したその日。忘れようとした想いが蘇る。
『その他人類』と人間が共存する世界での話です。
残酷描写・性描写有。注意書きは一切ありません。
最終更新:2013-11-08 07:00:00
38112文字
会話率:19%
誰も寄りつかない荒れ果てた城館に一人で住むミランダのもとへ、ある夜旅人が訪ねて来る。彼は一晩の宿を願い出たのだが……。
最終更新:2013-09-13 21:00:00
17958文字
会話率:28%
奴隷市場に売られた不運な少女ラヴィは、風変わりな青年ルーディに買われる。
「処女でも効く媚薬の試験に、協力して欲しい」など、とんでもない事を言われ……。
更に、狼が大嫌いなラヴィは、ルーディの家の庭で、いるはずのない狼の姿をみかけてしまう。
「氷炎の舞踏曲」と世界観は同じになります。
続編ではありませんので単品で大丈夫ですが一部ネタバレが入ります。
2012/10月から、大幅に加筆修正をしております。*他サイトにも同内容を掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-11 13:36:30
155459文字
会話率:31%
初めて口づけを交わした夜に死んだ彼に似た青年が現れた。それは、満月が見せた幻か、それとも…。
最終更新:2013-08-11 22:28:57
11626文字
会話率:44%
満月の夜。魔物に襲われていた少年と少女を助けた緋那。瀕死の重傷を負った少女を助けたいと懇願する少年・大樹に提案する。彼女を助けたいなら、私と一緒に魔物と戦わないか…と。
最終更新:2013-08-02 00:27:23
619文字
会話率:7%
だまされて毒リンゴを口にした王女は、遠い、遠い、山奥の森に捨てられてしまいます。助けてくれたのは人狼の少年。でも困ったことに、満月になると発情するらしくて…何かと大変なことに。
発情狼と、男の子の身体が全然分かってない天然お姫さまの、まった
くじれったくない恋の顛末。
カクヨムにてBWコンテスト参加中(健康的バージョン)→
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882539816折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-07 09:34:06
383459文字
会話率:46%
≪bloodシリーズ第1弾≫吸血鬼と淫乱少年。満月の一夜の秘めごと。気持ちよくしてやるよ・・・――だから、お前の血を貰う
最終更新:2013-02-03 23:00:54
4314文字
会話率:25%
外資系下着メーカーのベルベッティ。その第四研究開発室に配属された地味で引っ込み思案な雨宮皐月は、そのあまりにも奔放な活動に戸惑いながらも、いつしかその色に染まっていく。彼女の運命は、そして第四研究開発室の真の役割とは。
最終更新:2012-11-26 18:00:00
212653文字
会話率:54%
※テキストサイト「化野」からの転載となります※
「京」の陰陽師、遠野一花(トオノイチカ)はあやかしに印をつけられてしまった為、一年半前から陰陽寮付属の病院に隔離されていた。
新月の夜はあやかしが最も力を増す日であり、一花の身につけられた印か
らは蛇のようなものが這い出して声を上げさせようとする。
印をつけたあやかしは結界に縫い付けられる直前、こう言った。
「――貴女の声を頼りに忍んでゆくよ」
あやかしに印をつけられた人間はいずれ、あやかしに囚われる運命にある。
あやかしと一花の間には印を介した縁が存在し、思考を支配される可能性があるため死ぬまで病院から出ることができない。
人生のほとんどを奪われた挙句、新月の夜に肌を這い回る何かの感触に耐えなければならないという屈辱に耐えかねた一花は命をかけてあやかしと再び対峙することを選び、陰陽寮は「あやかしを降すこと」という条件をつけて許可を出した。
満月の夜、あやかしとの対話に挑んだ一花は名を聞き出すことに成功するがなぜかあやかしも一花の名を知っており、しかも一花から離れられないと言い出す。
印も消え、陰陽師に復帰できそうではあったがあやかしが「ついてきた」事に困惑を隠せない一花だった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-28 15:41:30
16265文字
会話率:40%
警視庁捜査1課の敏腕刑事、日下大輔(クサカダイスケ)は、ある満月の夜、麻薬取引の現場を押さえるため新宿にいた。犯人の放った弾で足を負傷した日下は、路地裏に逃げ込む。そこには、なぜか金髪の美しい少年がいた。少年の瞳はルビー色で、肌は青白くまる
で人形のようだった。ルカと名乗る少年は、いつの間にか青年の姿になり、そして・・・。現代東京を舞台にしたファンタジー。美形攻め、強気受けです。
ブログ(Be Yourself)より転載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-05 01:00:00
138800文字
会話率:40%
日本の住宅は多くの場合に光を失った。夏の電力不足は深刻だった。特に、日が沈んでから午前零時を回るまで、停電は関東全域の一般家庭に及んだ。茹だる様な熱帯夜が満月を蜃気楼のように揺らめかせる。明るい月光が世界を綺麗な明暗に分けていた。
ある一軒
家の二階の窓を覗く。窓が開いていた。ただ、カーテンが閉めっ切りになっていた。スクリーンとなって、影絵のように二人の人影が映し出されていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-18 23:12:26
2959文字
会話率:23%
自携帯サイトより転記、改定
短編、グロ目・エロです。
Web友達をネタに書いたものです。
最終更新:2012-06-16 20:49:18
6362文字
会話率:15%
いつまでも初心者マゾのそら。満月の夜に出会ったルナとの物語。空は満月が終わると十六夜。その名の通り、ためらい躊躇しながらも大好きなご主人様についていくストーリー。(初心者過ぎてSMにもならないかも、ですが・・)※「異次元の世界へ」続編です。
最終更新:2012-06-09 17:24:52
26864文字
会話率:44%
悶々とした夜、ふと手にした本をきっかけに、彼が誘う甘美な世界に導かれて行く、危険なある満月の日の小さな物語。
最終更新:2012-05-01 01:53:04
2187文字
会話率:33%
昔、この町には満月の日に現れる美しい怪盗がいた
誰もが魅了されるだけでなくとても強かった
だがその怪盗はある日突然姿を消してしまった
そして捕まえようと必死だったある刑事さえもその名を口にはしなくなった
そして50年経った今、またその怪
盗が動き始めた
若さや美しさはそのままの姿で
その名は
フルムーン折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-19 08:11:26
29667文字
会話率:91%
人を傷つけることしか出来なかった少女――
そんな少女と彼が出会ったとき、物語は動き出す。
なんでも屋の家系に生まれたセンリ。
素行調査、捜索、飼い猫探しから様々なことを行なっている。
そう――――人殺しまで――――
今回の依頼は伯爵であ
る、ユリウス・ヴィクトールの弱みを握ること。
依頼主は彼の叔父。
彼の屋敷にメイド、マリーとして潜入したセンリは、なぜかユリウスに専属のメイドに任命される。
機械のように笑顔を貼り付け彼の世話をしていたセンリだったが、
ユリウスの人柄に触れるうちにだんだん感情を表に出すようになる。
そして、ユリウスもセンリに対して特別な感情を持つようになる。
しかし、あることがきっかけで彼女の秘密を知ってしまい――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-29 23:06:29
4222文字
会話率:27%