突然のヒートに、治るまで待っていた湊はフェロモンの香りに誘われて現れた男に襲われる。
後日再会した男は、湊よりも年下で運命の番だと言って──。
最終更新:2024-09-30 18:30:56
5985文字
会話率:37%
あの時はこの手段しかないと思っていた。
Ωの俺はヒートに無理矢理させられて,あの男に無理やり番にされるか、もしくはあの男を主と崇め奉るこの男をレイプして先に番契約を成立させるかの二択だった。
そして、俺が選んだのは後者だった。
それが、こ
んな結果になるなんて思ってもいなかったんだ…
上位Ωの具合はかなりイイらしい。俺にレイプされた猪瀬がソレを忘れられず、番契約を消滅させた後も俺にとらわれ続けるなんて思ってもいなかったんだ…
あの男と和解して生まれた俺の大事な大事な息子があの男同様に、αである猪瀬をΩに書き換えようとするなんて思ってもいなかったんだ…。猪瀬に番がいれば、その絆の力でビッチングを阻止できたかもしれないが俺が…αとしての猪瀬の未来を奪ってしまったのだ。
『底辺α…』という作品の続編にあたりますが、諸事情により別作品として投稿。こちらのみでも意味が通じるように書いたつもりですが、『底辺α…』も合わせて読んでいただいた方がより伝わりやすいかもしれません…(主に主人公の不憫さが)
アルファポリスさんで先行投稿しています。
無理矢理表現あり、タグの確認お願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 18:11:58
12897文字
会話率:21%
あの時はこの手段しかないと思っていた。
Ωの俺はヒートに無理矢理させられて,あの男に無理やり番にされるか、もしくはあの男を主と崇め奉るこの男をレイプして先に番契約を成立させるかの二択だった。
そして、俺が選んだのは後者だった。
それが、こ
んな結果になるなんて思ってもいなかったんだ…
上位Ωの具合はかなりイイらしい。俺にレイプされた猪瀬がソレを忘れられず、番契約を消滅させた後も俺にとらわれ続けるなんて思ってもいなかったんだ…
あの男と和解して生まれた俺の大事な大事な息子があの男同様に、αである猪瀬をΩに書き換えようとするなんて思ってもいなかったんだ…。猪瀬に番がいれば、その絆の力でビッチングを阻止できたかもしれないが俺が…αとしての猪瀬の未来を奪ってしまったのだ。
『底辺α…』という作品の続編にあたりますが、諸事情により別作品として投稿。こちらのみでも意味が通じるように書いたつもりですが、『底辺α…』も合わせて読んでいただいた方がより伝わりやすいかもしれません…(主に主人公の不憫さが)
アルファポリスさんで先行投稿しています。
無理矢理表現あり、タグの確認お願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-03 10:21:27
1998文字
会話率:24%
年下α×トラウマΩ+ある一人の少女のオメガバースBL。
αの少女である東条光は、バイト先の社員であるΩの青年、八代奏多に恋をする。しかし、奏多にはどうやらαの青年の恋人が居るらしく、初恋はどうやら、優しくて甘酸っぱい、淡い思い出になり
そうだ。
そう思っていたのに、奏多は何故か、光にとても優しい様な気がする……
そんなある日、奏多に予期せぬヒートが訪れ、αの恋人が迎えに来たのだがーーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 21:00:00
138109文字
会話率:40%
《ふんわり巣篭もりの番外編小話追加しました》
ハルキとミツルは同僚で友人で隣人のΩとα。
運命抑制剤の普及によって運命以外とも結ばれることが普通となった世界で二人は暮らしている。どちらも口には出さないが、どちらもが恋愛感情を含んだ良き友人関
係だった。
発情期であるヒートを毎回一人で乗り切るハルキだが、ある日ミツルと出かけた先で自分の"運命"と出会ったことで二人の暮らしが大きく変わる。
自己解釈強めのオメガバースものです。運命の相手は家族持ちで一瞬だけ出てくる程度。
※付きは性描写。
03.は前書きの内容にご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 23:50:33
28168文字
会話率:32%
走ることが大好きな青少年、宇佐儀 歩(ウサギ アユム)。
自分が褒められるために走ることを目的とした少年だが、高校に入学し、当然のように陸上競技部に入部。
しかし三年生、筋骨隆々、強面の鉄球投げの怪物、獅子戸ゲオルグ(シシド ゲオルグ)の鋭
い眼光に委縮する。
数日後廊下に立っていたゲオルグにぶつかってしまい、命の危険を感じたアユムであったが…?
という純愛ものです。
純愛じゃシコれない?昂らない?
ハッ、じゃあ俺が見せてやるよ。本当の純愛をな。
エッチなものが書きたかっただけです。
匂いフェチとか仄めかす程度スカ要素がありますが、我慢して読んでください。
脳ミソをツルツルにしてご覧くださいませ。
pixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 00:00:00
23286文字
会話率:42%
マンモス高校2年F組、猿飛 勇(サルトビ イサム)。
友人や弟からは素直で真面目で冷静沈着と評されている。
小さい頃から野球が大好きで才能にも恵まれ、努力も惜しまない。
そんな将来有望の彼には恩師がいる。
名前は鬼瓦 剛(オニガワラ ツヨシ
)。
高校に入ってから鬼瓦の指導により更に実力を延ばした勇は先生の事を尊敬し、敬愛していた。
ある日、初めて先生に自宅に呼ばれた勇はどうなるのか。
どうなるのか気になる方はタイトルをご覧くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-22 19:33:39
14653文字
会話率:30%
牛尾剛毅、高校二年生、水泳部兼レスリング部。
性欲の強すぎる彼は毎日、淫欲を貪ることしか考えていない。
次の土曜日から待ちに待った九日間の連休。
剛毅君は如何に淫靡に快楽を堪能するのか。
水泳部部長、鮫島湊(サメジマ ミナト)
レスリング
部コーチ、獅子戸晶(シシド アキラ)
中学生陸上部、兎塚翔(トツカ カケル)
クラブダンサー、五里賢人(ゴリ ケント)
彼等との濃厚な時間、リバな剛毅君はありとあらゆる快楽を味わい尽くす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-28 01:52:43
24500文字
会話率:32%
第二性を口にすることがハラスメントとなり、同性結婚も認められる、Ω差別も収まりつつある時代。ヒート休暇を福利厚生に加える企業も増えつつある。大学生3年生の久保 青(くぼ じょう)第二性βは、元高校のクラスメイトの男の久保田四季(くぼた しき
)と、いつか本命になりたいと思いながらセフレとしての付き合いをしていた。ある時アルファの知人から、四季はツガイがいるオメガだと教えられ苦悩する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 23:56:42
22980文字
会話率:55%
【オメガバース(独自設定あり)/嫌われからの愛され/年下アルファ×年上オメガ/只今不定期更新中】
「嫌だ嫌だ」と、番を拒絶する素振りを見せる年上オメガ(※ただし、理性が飛べばアルファに甘えっ子)を、年下アルファが理性も本能も総動員して口
説き落とし、2人が正式なパートナーとなって子作りをするまでのお話……の予定。
※ ※ ※
新岡壱哉は、実家の会社がファンドの乗っ取りを受けた。ファンドから派遣されてきた社長は、一般には能力が低いと見做されているオメガである、立花燈。当初からアルファである壱哉を煽るように振舞う立花に、壱哉は反発の感情を持っていた。
共に参加した接待の際、立花が飲まされた媚薬と酒の影響から、2人は本能のままに体を重ねる。互いに不本意な交わり故、2人はなかった事にしようと約束する——が、この件を切欠にして、壱哉は「10年以上前に、自分が立花の頸を噛んでいた」と知ってしまう。しかし、いつどこで立花と知り合っていたのか……それすら、壱哉には記憶がなかった。
「私を噛んだ事を覚えてもらう必要も、思い出してもらう必要だってない——私の頸を噛め。キミの番になどしなくてもらわなくて結構、噛んでそのまま縁を切れ」
本来であれば番であるはずの、壱哉を拒絶する立花。対して、己が立花に惹かれていることを自覚した壱哉の方は、立花を番として、人生のパートナーとして口説き落とそうとする。
※見切り発車です。説明文は適宜書き換えます。
※※オメガバースは独自設定を含みます(女性アルファがいない、ヒートが2種類ある等)。詳しくは本文内で説明いたします。
※※※Pixivにもアップする予定です(最新更新は、このムーンライトノベルズです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-13 23:24:32
221908文字
会話率:46%
日真梨は十四年ぶりに幼なじみの博文と再会するのを楽しみにしていた。小学生のころ近所に住んでいた博文は急に海外に引っ越してしまい、別れの言葉すら言えなかったことがずっと引っかかっていたからだ。成長した幼なじみとの対面に不安と緊張を覚えつつ、約
束の場所に向かうとそこにいたのは近年注目されている中華俳優だった。仕事と休暇でしばらくはこちらで過ごすと話す彼に最初は戸惑う日真梨だったが、ストーカーに狙われたことをきっかけに博文の過ごすホテルで生活することになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 19:20:44
136044文字
会話率:37%
宮下遥香は二十年ぶりに戻った地元の石段から転げ落ち、気がついたときには異世界にいた。目が覚めると見慣れぬ兵士に剣を突きつけられ、逃げた先で国一番の魔剣士ヴィクセルと出会う。まったく違う世界に戸惑い怖がる遥香にヴィクセルは手を差し伸べ、元の
世界に戻る方法を探してくれると約束してくれた。やがて誠実で優しいヴィクセルに、遥香はこれまで誰にも抱いたことのない感情を抱くようになる。しかし遥香には、本人すら知らない秘密と危険が迫っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-28 11:00:00
122156文字
会話率:38%
大学生の有坂ケイは、幼馴染の秋葉京介と帰ってから翌朝家を出るまで、ほとんど毎日電話を繋いでいる日々を送っていた。
ある日、京介の部屋に女が来る。ケイは電話を切ろうとするが、京介は「電話を切るな」と言い残し、そのままセックスをはじめてしまう
。後ろめたさを覚えつつ、ケイは京介の情事の声に興奮した。
それから徐々に、二人の関係はおかしくなっていく
---
ヤンデレ執着系親友×トラウマ持ちの大学生。
※男女の性行為描写あり。苦手な方はご注意ください。
※こちらはエブリスタで2017年から公開しているものと同一作です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-04 21:00:00
96661文字
会話率:45%
孕ませたい。その本能こそが絶対だというのなら、そんなものクソ喰らえだ……!
──真堂家には秘密がある。
血の繋がった双子であるにもかかわらず、兄の翠と弟の翼が番となっていることだ。
きっかけは、高校生になったばかりの夏。両親が不在の際、翠
に初めてのヒートがきて……。
◆
似てない双子のオメガバースです。
弟(α)×兄(Ω)
双子の兄に強い執着を抱いている弟と、同じ気持ちを抱きながら世間の目を無視できない兄の話。
ハピエンです。
独自の設定多め。妊娠に纏わる話題は出ますが、妊娠・出産の描写はありません。
◆
本編7話+第三者視点の番外編1話。
こちらの作品は、エブリスタさん・アルファポリスさんでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 07:10:00
37464文字
会話率:27%
プロカメラマンの父と、保育士の母をもつ雨池智景(あまいけ ちかげ)は、裕福な家庭で大事に育てられた、天真爛漫なカメラ好きの少年。
何不自由なく幸せに暮らしていたある日、母の死で生活が一変する。
母の葬儀に現れたのは見知らぬ美しい母子。父
の愛人とその息子だという。父の再婚で、智景は半分血の繋がった弟、玲(れい)と一緒に暮らすことに。
玲は目を疑うほどの美少年。しかし口数が少なく表情も乏しい。智景が我慢強く接しているうちに、徐々に心を開いていく。だが、玲の智景に対する懐き方はちょっと過剰で…
ある日、智景にヒートが来たのをきっかけに、兄弟は禁断の道へと足を踏み入れてしまう。
玲と恋愛関係になってしまった一方で、写真部の先輩、大矢侑人(おおや ゆうと)に憧れを抱く智景。
侑人に告白されて付き合うことになるが、あることをきっかけに、玲に無理矢理襲われてしまい──
智景と番になれないことを知った侑人のとった行動は、予想外のものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 00:00:00
164169文字
会話率:44%
αの訓谷音太郎には最近できた可愛い恋人がいる。
それがひとつ年上のΩの星原斗吾だ。
斗吾はきっちりかっちりとっても几帳面。
そんな彼の巣作りがちょっと独特だったー。
どうやったら2人で最高のヒートが過ごせるだろう?
音太郎は大切な恋人のため
に頑張ります。
訓谷音太郎(24)182センチのαでわんこ系スパダリ×星原斗吾(25)170センチで仕事の鬼なクール系Ωの組み合わせです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 12:06:26
5640文字
会話率:24%
優秀なα(アルファ)、一般人のβ(ベータ)、男性でも子どもが産めるΩ(オメガ)。昔はオメガがひどく差別されていたが、同姓でも結婚が認められるようになり、第二性別も個性と認識されるようになる。第二性別を他人に聞くことは失礼な事だと認識が生まれ
、アルファを誘惑するオメガの発情期(ヒート)のフェロモンも抑制剤が発達し、暴行などの事件も減少。調整剤の開発が進み、意図的にヒートを誘発することも可能になる。オメガはヒート期にアルファに首を噛まれると番になり、番になるとオメガのヒート期のフェロモンは番のアルファにしか認識できなくなる。
理系の久保は成績学年1位、勉強は授業を聞いていればわかるので特に家では勉強しない。器用に何事もこなせるので特に物事には執着せず、興味もなく。そんな久保が同じクラスのマイペースな久保田を面白いと気になり始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 21:53:16
8831文字
会話率:62%
草原の国ヨラガンのユクガは、攻め落とした城の隠し部屋で美しいオメガの子どもを見つけた。
己の年も、名前も、昼と夜の区別も知らずに生きてきたらしい彼を置いていけず、連れ帰ってともに暮らすことになる。
「私は、ユクガ様のお嫁さんになりたいです
」
「ヒートが来るようになったとき、まだお前にその気があったらな」
キアラと名づけた少年と暮らすうちにユクガにも情が芽生えるが、キアラには自分も知らない大きな秘密があって……
※この作品はアルファポリス様にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 00:00:00
275759文字
会話率:48%
〈恋心〉のその後。
光流と結斗(紬)のこれから。
静流のお相手。
先生との対面=ヒート時の心得。
2人で過ごす初めての…。
賢志と彼女のその後。
楓や胡桃との対面。
辻崎母登場。
などなど、〈恋心〉で回収できなかった話のその
後や書きたかったけど書ききれなかったこと。
光流と結斗のずっと先の未来まで書いていければと思ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 22:00:00
68367文字
会話率:21%
〈亡くしたのは恋心〉
大切に育ててきた僕の恋心はあの日、亡くなった。
あの人の隣に立つことを夢見たのに。
あの人の隣で笑うのは僕だったのに…。
初恋に破れ、恋心を忘れた光流。
Ωである彼は亡くした〈恋心〉と〈希少なヒート〉のた
め恋することを恐れ、恋心を亡くしてしまう。
これは初恋に破れ、恋心を無くした光流が自分の中にある気持ちに抗いながら成長し、再び恋心を取り戻すまでの物語。
アルファポリスにも投稿させていただいてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 16:46:43
236104文字
会話率:26%
美貌のオメガ、蘭。
ある目的を胸に、アルファでイケメン若手政治家の白柳に近づく。
誘惑するつもりが、急なヒートを起こし、さらには番にされてしまう。
こうなったら、それを逆手に取ってやる!
※以前電子書籍化されましたが、現在版権は著者に戻っ
ています。また、ここで掲載している内容は、元々投稿サイトに掲載していたもので、書籍として配信されたものとは異なります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 15:31:26
179266文字
会話率:53%
14歳のとき、Ωの翔(しょう)は、αの弟・真幸(まさき)とヒート事故で番になってしまった。
番になってすぐ、2人は離ればなれに暮らすようになり、そのまま11年が経過した。
もう二度と弟に会うことはないかもしれないと思っていた翔だったが、25
歳になった翔の前に、11年ぶりに真幸が姿を現して……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 12:11:45
7447文字
会話率:20%
ヒートレイプされた過去をもつΩの天宮律は、転校先でβの同級生・今井と出会い、自分を助けてくれた彼に恋愛感情をもつようになる。
「番を得たΩは、フェロモンが変異してαを誘惑することがなくなる」
「ダミーパートナー制度を利用すれば、形式的な番を
得ることができる」
性被害のトラウマから、フェロモンを発する自身が嫌でたまらない律は、今井に恋していながらも、ダミーパートナー契約をする(=形式的にαと番う)ことを決断するが……。
※オメガバースに独自設定あり。
※受にモブレの過去あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 17:11:02
32144文字
会話率:26%
2024.5.29〜 番外編追加しています!
「あの、行かないで……今夜あたりからヒートが……」
Ωのリオルはαの夫・シグルドに家にいてもらえるよう懇願する。いつもヒートのときに夫はそばにいてくれない。でも今度こそは抱いてもらいたかっ
た。
「別にヒートを起こしたからって死ぬわけじゃないだろ? ひとりで耐えろ」
夫からの無情な言葉。それもそのはず、ふたりは政略結婚だ。シグルドはリオルにまったく興味がないのだろう。
悲しみに暮れるリオル。シグルドはリオルの幼馴染で初恋の相手だったから、二つ返事でこの結婚を承諾したのに——。
ハッピーエンド短編です。
シグルド(20)王立騎士団所属のエリートイケメンα。平民。金持ちの商人の息子。
リオル(20)没落寸前の名家の息子。貴族。Ωなのに平凡な見た目。会話下手。引っ込み思案。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 06:30:00
58681文字
会話率:42%
十六歳を男女我(オメガ)の春と云うべきです。
十二より十四までが花のつぼみ、十五より十八が盛りの花、十九より二十二までを散る花と定めるべきでしょう
「Ωの美しさは期間限定だ」αの父はそう言い捨てて、優人とΩの母を置いて他の女の所へ出てい
った。
優人がまだ六歳の頃の話だ。
Ωのヒートは思春期が始まる十二歳から十六歳のピークを経て徐々に減少し、二十二歳で消失する。ヒートがあるうちは体つきも華奢で、普通の女よりも女らしく美しいΩ。だがヒートが消失した途端、妊娠が不可能になるだけでなくΩの身体は徐々に元来の男のようにたくましくなっていく。そこで大抵のαたちはまるで夢から覚めたように、皆番のΩを捨てて若いΩや女に走るのだ。
そんなものに振り回されてたまるものか――そう思いながら生きてきたΩ俳優の柿沢優人は、今年で二十二歳を迎えようとしていた。
十年間ずっと煩わしかったヒートがもう少しで無くなる。おまけに仕事も絶好調。Ωなのにこの歳まで番を持たない優人の生き方は、今やΩの新しい生き方のロールモデルなんて言われて世間にちやほやされまくっている。
そんなおり、収録終わりに遊びに行った先で女と揉めていた男娼を助けた優人。男娼の名はテオといい、テオは美しい男だったが、その幼稚な話し方や思考で親に虐待されて育った男だとわかる。
テオに自身の境遇を重ね同情した優人は、その晩テオに懇願され渋々自分の家に泊めることを承諾。しかし自分を買ってくれたと勘違いしたテオは、家に着いたとたん優人にのしかかってくる。
すると優人は半年ぶりのヒートに襲われて――
「まてまて、おまえαだったの!?」
「あるふぁ?なぁにそれ知らない。それよりなんだかすごく、いい匂いがするね――」
ヘタレ美形年下ワンコ(男娼→モデル)×α嫌いの元ヤンΩ俳優
※現代ものです
※男性妊娠描写あり
♢初投稿です。どうぞよろしくお願いします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-25 21:13:05
30132文字
会話率:30%
隠れ執着嫉妬激強年下α×αと誤診を受けていたおじさんΩ
門村雄大(かどむらゆうだい)34歳。とある朝母親から「小学生の頃バース検査をした病院があんたと連絡を取りたがっている」という電話を貰う。
何の用件か分からぬまま、折り返しの連絡をして
みると「至急お知らせしたいことがある。自宅に伺いたい」と言われ、招いたところ三人の男がやってきて部屋の中で突然土下座をされた。よくよく話を聞けば23年前のバース検査で告知ミスをしていたと告げられる。
今更Ωと言われても――と戸惑うものの、αだと思い込んでいた期間も自分のバース性にしっくり来ていなかった雄大は悩みながらも正しいバース性を受け入れていく。
治療のため、まずはΩ性の発情期であるヒートを起こさなければならず、謝罪に来た三人の男の内の一人・研修医でαの戸賀井 圭(とがいけい)と同居を開始することにーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 21:15:56
115348文字
会話率:43%
十一歳のときから第二性(バース)が『不明』と診断され続けている青年、前園光太(まえぞの こうた)。
彼は幼い頃から運が悪かった。そんな彼は『いつものように』運悪く、十九歳の誕生日、Ω特有のヒートを起こしてしまう。第二性が不明だった彼は抑制剤
も持ち合わせておらず、居合わせたαの香りに誘われて、ついていってしまう。
彼がヒートから意識が戻ると暦は三日過ぎており、うなじには噛み跡が残っていた。
「責任を取らせてくれ」
そう言ったのは口髭のあるおじさん燕 成亮(つばめ しげあき)だった。
燕 成亮(42)×前園 光太(19)
スパダリおじさんによる不遇な青年の溺愛オメガバース。テンションは軽めラブコメ。オメガバース+特殊設定あります。
※エブリスタで連載していたものです。(改稿あり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 15:48:06
48285文字
会話率:60%