※アルファポリス様とで同時に掲載中です。
「勇者構文を取り上げられた君の中は空っぽだ。未定義で、存在が安定してない、最高の『愛情の家』だ。ーじゃあ、俺が住むよ」
勇者と魔王が殺しあう時代があった。
勇者とは、『清貧』であり『正義』の存在。
だが同時に、「物語に必要な役割」として記号的に存在を強制される構文だった。
ある時、正義の象徴として悪ー人間の首すらも跳ね続けてきたある『処刑勇者』が、天敵の魔族の前にふらりと現れる。
「俺はもう、戦いたくない。いっぱい斬った。『犯罪者の処刑も勇者の仕事』だと。正義としてあるなら、人としても非情でなきゃいけねえんだってよ。…悪いことしたやつにだって、事情はあるはずなのに。でも、俺は自分の正義を貫こうとすると、怒られるし、首をはねなきゃいけない」
「その時初めて魔王のこと考えたんだ。魔王を倒すのが当たり前って言われてたけど、俺がはねたくもない悪人の首はねて、…何も知らないまま魔王を討伐するのって、結局これまでやってきたこととかわらない。俺は魔王のことを何も知らないのに。でも気が付くと、魔王城まで歩き続けてる」
勇者には名がなかった。
「ああ、神様の役目を代行するにはさ、役目そのものにならなきゃいけないから。俺は名前と存在そのものとりあげられて、勇者にされてる。…でも、もう疲れた。魔王に殺してほしいんだ」
魔王は壊れた勇者に、名を与えた。
「ーお前の名前は、ブレイズだ」
魔王の名づけによって、『勇者』は勇者構文から解き放たれ、ブレイズという一個の存在になる。
しかし、彼にはもう、『勇者』以前の存在が残っておらず、魔王に名付けられたブレイズというところからの出発しかなかった。
そんな青年の保護担当医になったのが、エニグマ族の構文外科医グレン。
ある時、ブレイズの中で勇者構文が再び活性化したときーグレンは、その構文を駆逐し、気づく。
「ブレイズの存在定義って、空白だ」
グレンは構文欠損症という、存在の構文そのものが欠けているという病だった。
その病を寛解する方法のひとつが定義が欠けている者の中に『寄生』するというもの。
グレンの中の構文の飢餓が目覚める。
「だったら俺が君という家に住むよ。空っぽの君を、俺が定義してあげる」
寄生されたブレイズは、やがてグレンへの洗脳的・強制的な“恋心”を抱くようになりー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 04:45:33
6321文字
会話率:32%
異世界転生物に入ります。
主人公は元アラフォーの男性で、現在は十代後半の見た目と肉体。
男女比一対四~五という比率、魔法があって文明レベルは中世というよくあるパターン。
主人公は高い能力を持つのもお約束。
魔力量の高い男性の出すモノが女性に
とっての魔力供給源になるのもお約束。
普通と違うのは、設定を真面目に考えた事でしょうか。
男性よりも女性の方が多く、男性の出したモノが女性にとって有用であれば、・・・つまり、この世界の男性は搾り取られる事になります。
日々搾り取られる男性がどうなるのか、という話ですね。
また、人口の大半が女性ということは肉体労働の大半を女性が担うということでもあります。
筋肉隆々の体型者はむしろ女性に多いでしょう。
一応は男性が中心の世界ですが、男を裏で操るのは女性であり、男性は女性の要求を無視できない訳です。
全体としては、歴史もののような大河小説的な流れになります。
少々変な大河かもしれませんが。
少なくとも変態の河流れではありません。
書籍化もされないままに何年も週一掲載が継続している、ある意味不思議な作品です。
有難い事にそれなりに読者の方が付いている作品でもあります。
作者としては、別に商業化を拒んでいるわけではありません。
ですが、昨今では読者の方から『画にしてはいけない』などと言われる始末で。
『登場人物の十割が変態』などとレビューに書かれたこともあります。
勿論、間違い、誤認です。
作者が見る所、変態は登場人物のせいぜい五~六割、主要人物に限ったとしても八割、変態の定義を広くとったとしても九割弱でしょう。
『カクヨム』と『小説家になろう』系列の『ノクターンノベルズ』に掲載しております。
元は『小説家になろう』に掲載していたのですが、運営の方より移動するよう指導されてしまいました。
ただ、官能要素はほぼありません。
一部読者の方からは『エロい』ではなく『ヤバい』十八禁などと言われております。
そちらの期待はしないで下さい。
最後に、拙い作品ではありますが、読者の有志の方々がwikiを作製してくれました。
大変感謝しております。
一つだけ書きますと、このwikiは大量のネタばれを含んでいます。
新しい読者の方はその辺り注意して頂ければ幸いです。
ゴルダナ帝国衰亡記(非公式)Wiki Wiki*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 19:00:00
2584877文字
会話率:20%
都内の広告会社に勤める26歳のOL・伊藤文香。
丁寧で真面目、誰にでも好かれるタイプ――けれど、心の奥はいつも虚ろだった。
人と繋がっても、なぜかどこか“ひとり”。
そんな日々の中で出会ったのは、SNSで静かに言葉を紡ぐ、年上の男性・蓮。
何気ない共感から始まったやりとり。
その言葉のひとつひとつが、彼女の無意識に触れていく。
「あなたは、自分で自分を定義することに疲れてる」
「命じられることを、実はずっと求めていたんじゃないですか?」
――誰にも気づかれなかった“欠け”を、
彼だけが見つけ、そして「形」を与えてくれた。
彼の言葉に従うたびに、心が静かになる。
触れられるたびに、自分が“存在していい”と思える。
「あなたを壊すんじゃない。ほどくんです。
本当の、あなたの形を。」
支配ではない、束縛でもない。
それは、自ら鳥籠に入り、安らぎを得るような“従う愛”。
無自覚だった彼女が、徐々に彼の中で「完成」していく、
繊細で静かな支配と従属の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 19:00:00
11958文字
会話率:24%
【注意】
・NSFWです。R-18な挿絵が多数ありますので、閲覧の際はご注意ください。
・この作品の主人公は悪魔です。平気で非人道的行為を行います。
・この作品の主人公は悪魔です(大事なことなので二回言いました)。
・R-18です。R-18
でない話の方が珍しいです。
・主人公はサキュバスですが捕食対象はほぼ女性です。
・上記の性質上、ガールズラブ要素を大量に含みます。
・主人公がサキュバスのため、NTRも平気でやります。
・ファンタジー的エロ要素(サキュバスや淫紋、アクメビーム、エロトラップダンジョン、エロステータスなどなど)を大量に含みます。
・快楽堕ち、♡喘ぎや♡語尾などを含みます。
・挿絵はAIで生成しています。
・一部男の娘受けが含まれます(苦手な方向けに、まえがきに明記した上で、読み飛ばしても内容が分かるようにあらすじを用意しています)。
以上ご納得いただける方のみお読みください。
気分が悪くなっても一切責任は取れません。
【あらすじ】
ある性癖を拗らせた女大賢者がサキュバスを召喚した。
そしてこう願った。
「私に『極上の快感』を味わわせて!」と。
サキュバスはその願いを聞き入れ、彼女に快感を与えていくのだが…。
「もういいでしょう?私はもう十分満足したのよ!」
「『極上の快感』を定義するのはサキュバスプリンセスたる私よ?この程度の快感で極上だなんて認めないわ!」
終わらない快楽責め。
それもそのはず、彼女が召喚してしまったのは特殊個体「サキュバスプリンセス」だったのだ。
サキュバスプリンセスは自ら納得する『極上の快感』を求め、そしてその『極上の快感』を女大賢者に与えるため、世界を巻き込む大騒動を起こしていく。
その過程で多くの女の子たちが快楽地獄に巻き込まれていくのであった。
【各話のエロ要素度合い】
★☆☆☆:微エロを含む(R-15程度)
―――R-18の壁―――
★★☆☆:直接的なエロ表現を含む
★★★☆:きつめ(SM、快楽調教など)のエロ表現を含む
★★★★:拷問レベルの快楽描写だとお考え下さい。強制絶頂、連続絶頂は当たり前(絶頂封印する場合もあります)。基本的にイキ地獄です。
★★★★★:???
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 16:00:00
387565文字
会話率:33%
――エロいだけじゃない。これは、“欲望が人格を決める”物語
ここは、性的な快楽が「誠実な生の証」とされる世界。
知識や理性ではなく、どれだけ“感じられるか”で人間の価値が測られる。
公共での感応行為、快楽による交感評価、羞恥が花開く成熟
基準。
本作では、“非常識”なこの世界の日常と、その中で揺れる感覚たちを描きます。
【物語世界設定】
「この世界では、人間の性的な側面が最も重要視されており、知識や合理性よりも“快楽”や“欲求”が尊重される社会が築かれている。性的なことをすることは当然であり、公的な場でも日常である。人々は感覚に従って生き、非感覚的な行動(性的ではないこと)は社会的に制限される。」
■ 世界の根幹
ここは、人類が“理性の限界”を認め、
「快楽」「感覚」「欲求」こそが最も誠実な生の証であると再定義された世界。
かつての論理・規律・禁欲的価値観は「非感覚的」として廃れ、人は“性的な快楽を得ることを怠る者”を未成熟とみなす。
この社会において“他者を快楽に導く能力”と“自分の快楽を素直に表現できるか”が評価軸となる。
ーーーーーー
【★の数】
★ :文章にエロ表現が含まれている。
★★ :エロ表現が多分に含まれている。画像0~2枚
★★★:エロ表現が多分に含まれており、エロ画像が2枚以上入っている
※描いて欲しい物語があればコメントください。
ーーーーーー
個人的なオススメは以下3つです。
【神への祈り編】Ep.1
【異世界アイドル編】Ep.26
【性感開発編】Ep.27~30
※順番などはないので、どの物語から読んでも問題ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 06:00:00
188566文字
会話率:21%
――君の存在は、称号になるのか。それとも、神話になるのか。
世界は《Cordia》によって書き換えられる。
人々の職業、適性、未来の進路までもが“称号”という言葉に変換され、
誰もが「自分の物語」を持てる時代になった。
それは、かつて賢
者が作り出した、言語による秩序。
神話を忘れ、勇者も魔王も過去の残骸となった現代の前提。
けれど、世界の奥には今も《Lexia》──概念そのものの言語が眠っている。
“殲滅者”としての勇者。
“守護者”としての魔王。
そして、彼らを人の言葉に書き換えようとした賢者。
その三位一体の物語は、数百年前に終わった──はずだった。
---
士官学校を中退し、辺境の街クロムヘルトで観光ガイドとして働くレイグ・ブレイジス。
彼の称号は『世界そうなめ』。
数値は規格外、才能は勇者級。
だがこの時代に、勇者など誰も必要としていなかった。
だから彼は“聖剣を抜かなかった”。
──なのに。
「吾輩はエクスカルロス! 走ってきたぞ! 抜けえええ!」
神話の聖剣が、勇者を探して自力で走ってきた。
---
一方。
サキュバスなのに男という矛盾の塊である少年・シグラは、
世界に忘れられた神話の“約束”を複数の称号として内包する特異存在。
その名は《Sigla》。
勇者と魔王を“概念”から“称号”へと変換するために賢者が生み出した、偏りの鍵。
称号では測れない者と、神話を拒否する者が出会うとき、
世界の言語層が揺れ始める。
---
かつて賢者は言った。
「神話に支配されるな。称号で未来を選べ」と。
けれど今、誰かが“神話を記述し直そう”としている。
神話を拒んだ勇者と、
名前の意味すら曖昧な魔王が、
この世界に“願い”を撃ち込むとき──
構文は壊れ、物語は再定義される。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 13:00:03
824文字
会話率:32%
西洋+中東+東アジア+BDSM+オメガバース(男アルファ×複数の女オメガ)+ハーレムという設定の、女奴隷同士で代理決闘をする話です。
1289年、地中海に浮かぶように迫り出す街トリポリは、十字軍国家の中でも東西の交易を結ぶ重要な拠点として
莫大な利益を上げていたが、十字軍勢力の分裂によって、モンゴル帝国の援軍もむなしく、回教のマムルーク軍によって陥落し、西方教会、東方教会、回教、モンゴル帝国の東アジアの文化が入り混じる独特の文化は徹底的に焼き払われた。
マムルーク軍はそのまま去ると、3kmほど内陸に新たに城砦を建設中だ。打ち捨てられた廃墟群、その権力の空白地帯に様々な宗教と文化を持つ人々が再び戻るように住み付くと、小競り合いの解決手段として決闘が行われるようになった。
それを賭博にして利益が生まれ始めると、すぐに裸同然の女同士を円形の競技場で代理決闘させ、大きな利益を生む勢力が現れたーー
陥落から3年後の今、主人公ヨルは黒髪の奴隷レイラを使役し、敵対する貴族バリアンの明金髪の奴隷アルドナと戦わせた。
「誇りを持って潔く死ぬか、命の代償に利き腕を差し出すか、それとも……女のプライドを捨てて、奴隷になるか」
奴隷アルドナは突然の熱発情の症状によって勝利目前で破れ、屈辱の表情を浮かながら自身の運命に抗うため、ヨルに覚悟を伝える。
--------
西洋とタグを付けてありますが、舞台は中東のレバノンです(カルロス・ゴーンでお馴染み)。当時は十字軍が支配していた地域で、世界観は現代から比べるとかなり過酷で暗いです。
オメガバースの世界観を使っていますが(一部)、小説でも言及しますので知らない方でも大丈夫です。アルファを支配種、オメガを欠陥種と定義し、ヒートを熱発情、番を誓結としています。
ハーレム展開で、 NTR は無いので安心してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 21:01:57
19204文字
会話率:23%
年下陰キャのストーカー×ビッチなメスお兄さん
三話に一回の頻度で性描写が入ります。
大学時代の全てを捧げた玖音にあっさりとフラれた男・漆野 七尾。社長になった玖音の代わりに新入社員・五藤 大吾がやって来たことで、玖音との『二人だけ』の関係
が会社の中でも無くなってしまった。
失恋を受け入れられない七尾は玖音の気を引く為に、玖音の弟・数間 六星及び大吾の両者と関係を持つ。
一方、七尾のストーカーである大吾は、七尾と同じ会社で隣のデスクになれて幸せを満喫していたが、思いがけず亡くなった父親の不倫相手の手掛かりを掴んでしまう。
七尾は終わった恋と決別することができるだろうか?
大吾は七尾への恋心と、母の仇のどちらを取るのだろうか?
一から十までの距離(玖音と三国)から半年後を舞台に、玖音のケジメの為に振られた七尾が幸せを見つける物語。
ときどき犯罪行為も書かれていますが、犯罪行為を助長する意図はございません。
テーマは
管理と自由
幸せの定義
です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 05:00:00
54552文字
会話率:57%
あらすじは著者自身でも定義出来ないのが本音です。
例えば、星新一とか村上春樹の作品は主人公が途中で変わることがあると思います。そのようなノリでやってます。
最終更新:2024-12-25 00:42:22
2492文字
会話率:30%
彼氏と可愛い男の子が致しているところに出会してしまった受けの話。
人によっては悲恋。
私にとってはハッピーエンドなお話です。
クズの定義は分かりませんが、攻めはクズなのだと思います。
美形×平凡
最終更新:2024-09-01 03:00:00
12249文字
会話率:40%
廓で問題を起こし、協力者の元へと身請けされた元芸者のお話。
妖からの守り方(N1848IC)のスピンオフです。未読でも大丈夫なように書いたつもりです。
企画のお話を巡回しているうち、もろに影響を受けて、勢いで書きました。NTRの定義を含め
、諸々ふんわり楽しんでいただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 13:30:00
3787文字
会話率:60%
学校の机にある日突然現れたもの。日常の中に混入したちょっとした非日常、そしてそれによって変化する幼馴染との関係性を主題に書いていきます。基本、行き当たりばったりです。 ■使用上の注意■読者の方に恋の“ヤキモキ感”とか、“焦燥感”とか、二
人の“相手に対する信頼感の差異”等を感じて欲しいので、展開に関わるようなタグは基本的に事前明記しない方針です。 ■感想ページについて■感想で今後の展開を聞かれてもお答えしかねます。御意見御批判大歓迎ですが、それによって執筆スタンスが左右される事はありません。これは「批判を受け入れない」のではなく、「批判は批判として受け止めたうえで、それが自分に必要と思えば作品に生かすし、必要無いと思えば心に留めておくに限る」というだけのお話です。また、上記の範疇とならない、ただの誹謗中傷や悪意ある投稿は、予告無く削除させて頂く事があります。御了承下さい。 ■本作品による各定義■『NTR(寝取られ)』は、言葉で心の隙間をつかれたり、情で絆(ほだ)されたり、愛で懐柔されたり、秘密を握られて強硬に脅されたり、それら様々な過程を経ながらも、最終的には姦淫で篭絡(ろうらく)され、心身を縛られたりするものだとしています。いわゆる「完堕ち」と言われるものに限られ、心まで堕ちてしまうものです。体を穢されただけでは『NTR』ではありません。レイプは『NTR』ではありません。▼作者の『ハッピーエンド』は「物語の終わり良ければ全て良し」です。毒林檎を食べた姫が死んだ時点で『白雪姫』を「不幸な物語だ」とは断じません。途中、どんな酷い目にあっても、登場人物が物語の最後で幸せだと感じれば「ハッピーエンド」です。また「幸せ」の定義は人それぞれであり、また、キャラによっても違います。キャラの性格や生い立ち、信条などによっても違ってくるため、読み手の考える「幸せ」や「常識」(世相や世代、年代によっても異なる、大多数による最大公約数的な認識)の範疇とイコールではないという事は踏まえて下さい。ただそれは「読み手の認識」と「書き手の認識」のどちらが「正しい」という話ではありません。▼バストサイズの定義は「A・B=微乳・貧乳」「C・D=美乳・豊乳」「E~H=巨乳・爆乳」「I~L=魔乳・超乳」「M~P=奇乳・鬼乳・極乳」▼以上は私個人の見解ですので強制はしませんが、異論は認めません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 06:00:00
1095306文字
会話率:29%
二十九歳OLの久野未来(ひさの みらい)は、新入社員の里藤裕也(りとう ゆうや)から告白される。しかし、久野は一度も恋愛感情も性欲も抱いたことがなかった。
「この世界は私にとっては、常に発情期だ。私一人が素面で居る気がします」
一方で
里藤も恋愛にはあるトラウマを持っていた。
「俺、もう全部汚いんですよ。だから、セックスはしたくない」
訳アリの二人を中心に進んでいく、様々な人々の群像劇。※特定のセクシャリティを定義づけるような作品ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 18:00:00
19461文字
会話率:62%
主人公は勇者により恋人を奪われ、全てを奪われチームを追放されるが、新たな力に覚醒し、美しく、強いヒロイン達を得て、女魔王と協力して、ぎりぎりで横暴な勇者を倒し、良き世界を作り上げる。そうした小説の勇者に転生した男は、この小説の末尾に、勇者が
倒されず、悪夢のような世界になる黒歴史が記されていることを思い出した。その黒歴史は、26年後に終わるが、それにも勇者が死ななない黒歴史が・・・。彼は思った。「少し努力して、工夫すれば勇者が死ぬ運命を変えられる。それに、良い世界の観点が疑問だ。黒歴史にして生きてやる。」と。そして、まず、自分の戦力拡大にと、性奴隷に堕とされていた姫聖騎士を買うことから始めた・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 19:43:38
150337文字
会話率:49%
大学生の男の子が友達とセックスしてる話。平和です。
※別のサイトにも投稿します。
最終更新:2024-03-02 01:49:05
4268文字
会話率:47%
中等部一年生として最初の授業日、少女の様な外見を悩みにする『吸血貴族《ヴァンパイア》』の少年、レオン・クエイド男爵は再びそれを笑われるであろう日々を思い、憂鬱に感じていた。
しかし意外にも、学院ではレオンと同じく少女の様な外見の親友が出来る
。
友情はいつしか劣情へと変わり、小等部の時に教えられた『男らしくなる方法』である前立腺アナニーをしながら親友の名を呼ぶようになった。
ついにレオンは意を決し、即効性の媚薬を持って親友の城に向かうが……(二話)
快楽堕ち・尊厳破壊・マゾ堕ち・分からせ等、ハードめな性癖を徹底的に描いた短編(と言っても一万文字以上ですが)集です。
ヒロインは最後には何をしても喜ぶようになります。
女の子に滅茶苦茶したり、尊厳破壊したりしたい。でもずっと可哀そうなのは嫌だという紳士の方に特におすすめです。
*1:繋がりはあまり無いようにしていますので、合わない話は飛ばして頂いても全く問題ありません。
*2:タグは都合上、最新話(この場合一つの完結した物語を一話と定義する)のものが多めになっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 23:38:19
80830文字
会話率:25%
『銀鳴鳥の囀る朝に。』
変える事の出来ない運命を越えた、その続きの物語。
※こちらは『銀鳴鳥の囀る朝に。』という短編の続編になります。
そちらを先にお読みいただけると幸いです。
ネタバレが多数あるお話なので、銀鳴鳥のあらすじを下に抜粋して
おります。
「そうだ。死ぬ前に一度だけ、好きな人に抱いてもらおう」
夕方、宮廷の一室に呼び出された青年騎士は、「明日の朝、王子の代わりに断頭台に登れ」と命令される。十代半ばから王子の身代りを勤めていた青年には、その命令を断る選択肢もなく、その理由を尋ねることすら許されていなかった。
青年騎士が、断頭台に登るまでに与えられた一日にも満たない猶予で願ったのは、大切に飼っている鳥を譲り渡すことと、想いを告げることなく胸に封じ込めていた、片想いの友人へ処女を捧げることだった。
片想い→すれ違い両片想いへ転ずる物語。
美形で恋多き両刀の騎士×不憫で健気な清廉な騎士
彼らを救うべく、今、時が動き始める。
作者の定義では、ハピエンの物語です。
人によっては、そう思えない場合もございます。
願わくば、最後までお読みいただき、物語の結末を見届けて頂けたら、何よりも幸いです。
残酷な描写があります。ご注意ください。
※アルファポリスの第11回BL小説大賞に参加しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 20:00:00
34736文字
会話率:42%
水辺で夕涼みをしていた艶やかな身重の青年が語るのは蜻蜒 (ヤンマ)に嫁いだ蜻蛉(トンボ)の物語。
水の中を自在に廻り一族の幼子たちに狩りを教えていた紅霞は、将来空を飛び回り雌に卵を産んでもらう事を待ち望んでいた。羽化により透明で美しい蜻蛉羽
(あきつは)を得た紅霞は自身の身が雄にしては酷く華奢であることに気が付く。自身の変化が受け入れられずにいたが、一族の大人たちに“男孕み”として、恐れられている蜻蜒へ嫁げと言われ……。
倒錯的な世界での愛欲の物語。ハッピーエンド(著者の定義)です。
Tectorum(@T_Tectorum )様が主催しているTwitter企画「夏だ!!産卵!!獣BL」に参加したいなと7月32日に投稿した作品です。※男孕み、産卵、人妻♂、無理矢理、種付け、精液掻き出し、NTRなどの特殊な性癖が入っております。ご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 23:30:56
10720文字
会話率:27%
「そうだ。死ぬ前に一度だけ、好きな人に抱いてもらおう」
夕方、宮廷の一室に呼び出された青年騎士は、「明日の朝、王子の代わりに断頭台に登れ」と命令される。十代半ばから王子の身代りを勤めていた青年には、その命令を断る選択肢もなく、その理由を
尋ねることすら許されていなかった。
青年騎士が、断頭台に登るまでに与えられた一日にも満たない猶予で願ったのは、大切に飼っている鳥を譲り渡すことと、想いを告げることなく胸に封じ込めていた、片想いの友人へ処女を捧げることだった。
片想い→すれ違い両片想いへ転ずる物語。
美形で恋多き両刀の騎士×不憫で健気な清廉な騎士
※この物語の結末は最初に示唆されている通りに主人公の首が刎ねられます。
ですが、主人公は多幸感のままに自身の役目を果たします。
作者の定義では、ハピエンの物語です。
人によっては、そう思えない場合もございます。
願わくば、最後までお読みいただき、物語の結末を見届けて頂けたら、何よりも幸いです。
残酷な描写があります。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 16:04:18
18593文字
会話率:27%
翼ある一族、エル族と人間(ヒューマン)のハーフ、ヤツキ。
天空大陸で迫害されて育った彼は、差別から逃れ、自らの人生を切り開くべく、地上へと降りて、学院へと入学する。
学院の名前は、セントラル=サンドリア学院。
そこは、1000年前の遺跡を利
用して作られた学院だった。
時折学院内には、『アビス』という原因不明の亜空間が現れる。
入学式初日に、ヤツキは『アビス』に取り込まれてしまう。
そこで出会ったのは、1000年前の天地大戦で地上側の兵器として開発・運用され、その凄まじい能力で戦争を終らせたと言われているミルスペックホムンクルス、ミナキだった。
契約を求める未知のホムンクルス。
とりあえずアビスから出るためにも、ヤツキはびびりつつ契約する。
『俺は人間に使われる人間の形をしたホムンクルスという”道具”。ヤツキちゃんの望みなら、大体のことは叶えるよ。世界を征服したいとかはさすがに無理だけどね』
そういって、強大な力を持つ金色のホムンクルス、ミナキは微笑む。
道具と己を定義する彼は、ヤツキの全てを叶えるといいながら、ひとつの願いを差し出した。
『道具でもいいから、愛して』
ただ、その願いの形は、ひとのものとは違っていた。
『『道具』の俺を愛して。そしたら”正しい”使い方は自ずと出来るでしょ』
彼が求める『愛』の形と、『道具』としてミナキを割り切れず、ヤツキは惑う。
愛されたことのない片翼の天使と、愛を求めるホムンクルスの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 13:18:33
41392文字
会話率:37%
死後の天国ライフを夢見て、献血などの小さな善行をちまちまと積んできた「私」
献血回数と貧血になりそうにない血の成分の多さが自慢だ。
そんなところが原因なのか、事故死を機に異世界に聖女召喚されてしまった。
聖女だ何だと祭り上げられ、ゆくゆくは
神の子に仕えるために育てられたが、ふたを開けると、え!?生贄?城に一生閉じ込められて血を捧げて生きる?
城に行ったら行ったで、お約束のように登場するイケメンな神の子たち。しかも聖女改め巫女の血しか食事にならないって?しかも複数人に食事と称して献血しろ、と?
おまえら、吸血鬼かっ!それでも神の子か!っていうかこの世界、R18の逆ハーレム世界(ただしバッドエンドしかない)ってやつの典型やん!
そしてどう考えても数か月しか持たない私の血液。
でも相手に対して『情』があれば必要量を減らせるらしい。
良し!私はペットに愛情(=血液=エサ)を注ぐよ!多頭飼いは得意ですから!
売り言葉に買い言葉。これで自尊心こじらせて牽制したり遠慮したりするかと思いきや、なんかすり寄ってくるんですけどっ!えっ?私がご主人?いや、おまえらここの城の主でしょ!
R18も逆ハーレムもイケメンすらもノーサンキューなのに、世界が設定を強要してきてる感が半端ない。
このまま世界の設定に飲まれてしまうのか?そもそも長生きできるのか?
---
R18設定は個人的には保険のつもりですが、そうでもない?かも。元々はR15~全年齢目指して書き始めたものですが、設定上どうしても沼にはまるのが避けられなくなり、そんな経緯で全年齢投稿は諦めてムーンライトノベルズの方に投稿することにしました。(なので徐々に?)
という訳でR的表現はありますが、そこがメインではない、はず。たぶん。
・Rの予告は入りません
・リアルな時間軸内にはないはずですが、過去シーンには不幸なRがあります(「不幸」の定義が人それぞれなので保証はしません)
・神の子が登場しますが、数えたり指したりする際「人」を使用しています(1人2人、あの人は、等)
(後から「匹」があることに気が付きましたw。つまり気にしないで読んでねってことで)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 18:00:00
273715文字
会話率:36%
恋愛に憧ればかり募るもののたいした恋愛経験もない女子大生の森山芙美(もりやまふみ)はバイト先の先輩・須賀正臣(すがまさおみ)に密かな憧れを抱いている。見ているだけで満足のいわば推し。そして中学の時に片思いしていたが失恋した同級生・小鳥遊洸(
たかなしこう)と数年ぶりに再会して気持ちが揺れ動く。そんな、今ときめく相手須賀と、昔ときめいた小鳥遊に同時期に告白されて突然のモテ期到来に戸惑う芙美。好きの定義に迷う芙美が選ぶ選択とは?
「私なんか」、が口癖の自己肯定低め女子がイケメン二人に好き好き言われてときめいちゃうだけのお話です。倫理観とか考えず物語として楽しんでもらえるといいなと思います。
▷R-18描写あり、その際は★つけます。直接的表現、苦手な方はスルーしてください。
▷アルファポリスさんにも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 20:49:04
58034文字
会話率:54%