『村山涼子』は幼馴染みの『平井純太郎』と同棲中の女子大生である。
JS時代から江戸川乱歩や夢野久作を嗜む筋金入りの文学少女であった涼子は、低身長Gカップ眼鏡女子な大学生として成人を向かえた現在、学生業の傍ら、自作小説の執筆を趣味としていた。
だが、その小説というのが、なんと、彼女自身のマゾヒズムとサブミッシブ気質を大いに取り入れた『官能小説』なのである。
それも、ヒロインが『リョウコ』、相手役が『ジュンタロウ』と、自分たちの名前をそのまま引用した登場人物たちによる、『四肢欠損肉オナホの窒息緊縛ハードマゾ純愛作品』といった内容であり、そのタイトルは、乱歩の短編『芋虫』を意識したらしい、『芋虫女』という、なんとも業の深い作品で……。
涼子の執筆する作中作『芋虫女』と、現実の涼子と純太郎の純愛関係の中で描かれる倒錯的な『緊縛』と『首締め窒息アクメ』と『ロールプレイ』の両面から楽しんで頂きたい、マゾでサブミなヒロインを可愛がる倒錯的で、怪奇で耽美な『探偵のいない探偵小説』といった作品になっております。
久しぶりの新作で、結末はいつもの『マゾメス純愛部』と雰囲気が違っているかもしれませんが、頑張って書きましたので、ご一読よろしくお願いします。
※時期未定ですが、今作を同人小説として自費製本し、文学フリマ等への参加を検討しています。同人誌化の続報は活動報告やXで告知・報告していこうと検討していますので、ご興味が出ましたら、よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 19:03:40
83794文字
会話率:26%
中等部一年生として最初の授業日、少女の様な外見を悩みにする『吸血貴族《ヴァンパイア》』の少年、レオン・クエイド男爵は再びそれを笑われるであろう日々を思い、憂鬱に感じていた。
しかし意外にも、学院ではレオンと同じく少女の様な外見の親友が出来る
。
友情はいつしか劣情へと変わり、小等部の時に教えられた『男らしくなる方法』である前立腺アナニーをしながら親友の名を呼ぶようになった。
ついにレオンは意を決し、即効性の媚薬を持って親友の城に向かうが……(二話)
快楽堕ち・尊厳破壊・マゾ堕ち・分からせ等、ハードめな性癖を徹底的に描いた短編(と言っても一万文字以上ですが)集です。
ヒロインは最後には何をしても喜ぶようになります。
女の子に滅茶苦茶したり、尊厳破壊したりしたい。でもずっと可哀そうなのは嫌だという紳士の方に特におすすめです。
*1:繋がりはあまり無いようにしていますので、合わない話は飛ばして頂いても全く問題ありません。
*2:タグは都合上、最新話(この場合一つの完結した物語を一話と定義する)のものが多めになっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 23:38:19
80830文字
会話率:25%