異世界某国。王都中央区の一角。
宿屋の客室の一室で、待ちに待った復讐が遂げられようとしていた。
しかしその復讐は、思いもよらない方向に向かう。
ティマイオス(32)
カーキー色の髪にメドウグリーンの瞳、左の手の甲に小硬貨の大きさの赤い
シミがある
中央区の小さな繁華街にあるバーのバーテンダー。
両親は十数年前の疫病で亡くなった為現在身寄りはない。
近所の食堂と掛け持ちして働いている。
ライアン(30)
ティマイオスがバーテンダーを勤めているバーの客。
商会幹部。長身で整った面立ち。
たまたま入ったバーでティマイオスを見初めて告白。
恋人としてティマイオスに対し愛情深く接していた。
注・本内容は予告なく18禁描写が今後出てくるかもしれません。事前警告ないのでご注意あれ~
注・作者はいたって見切り発車です。加えて現在ゆったりモードです。ストーリーがどこに着地するか全然分かってません。
注・今までより更新遅くなります。すみません
注・これまでよりゆるモードなので、これまでより細かいチェックをしないままアップしております。なのでお見苦しい不自然な表現が多々あるかもしれません。後になってちょいちょい直すと思います。ご了承ください
(ストーリーの大枠は直さないと思います。細かい描写ね)
本作品は拙作「クズはどこでクズと自覚するか」と繋がっています。(「クズクズ」最終話の直前あたりの時期になります)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-12 08:04:38
72449文字
会話率:24%
12年前にバレリア皇国情報省第一諜報部13名はカラハ共和国内に諜報任務で潜入しそのまま行方不明となっていた。
そのメンバー達は現在、カラハ共和国情報局諜報部特別部隊として生き残っていた。
その部隊長メンティスの副官アポロは、突然訪れたミカエ
ル・スチュアートとの交渉によりカラハ共和国側からの人質として単身イースランド国へ。
そこで一人の男との出会いがアポロの人生に小さな波紋を起こしていく。そんなお話です。
いつものように完全見切り発車です!どんなストーリーになるか作者も全く予測ついてません!(笑)
時系列が苦手なので矛盾があったら笑ってスルーしてあげてね!
アポロ(ルイ・カイロス)44歳。平凡すぎる見た目。黒に近い藍色の髪にわずかにオレンジの入った茶色の瞳。中肉中背。12年前にバレリア皇国からカラハ共和国にスパイ任務の為に潜入した13人のうちの一人。
現在カラハ共和国情報局諜報部特別部隊(元皇国メンバー13人で構成)の副官。
アポロという名前はカラハ共和国での偽名。カイロスはイースランドでの偽名。本名はルイ。
ブルーノ 35歳。バイの遊び人。精悍な顔立ち。体型は高身長&ガッチリ。黒のまじったこげ茶の髪に深緑の瞳。出会い系バーの常連。二重人格。普段はフレンドリーだが、過去にヤンチャしてた凶暴性を時折覗かせる。
この作品は拙作「星の指輪」からの派生ストーリーとなります。一部「恋の服の色はなにいろ?」「それぞれの勇気」とも繋がります。
上記3作品をお読みいただくと、より理解が進むかと思われます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-28 20:52:32
40786文字
会話率:33%
異世界某国。貴族子弟が通う王都の中央学園生である子爵家次男グレイ・ヤスパース(17)は誰とも交流しない孤独な少年だった。
そこに一人の編入生が現れる。
ルドヴィク・グーテンベルグ。
神聖マレド公国の大公家3男で、現在イースランド国の公爵家グ
ーテンベルグ家に養子入りしている、生粋の最上位貴族。
しかしグレイはそのルドヴィクの存在をも無視し続け………。
本作品は拙作『いつか終わる場所』からの派生ストーリーとなります。
完全に見切り発車です!
設定ゆるい部分は読み流してね!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-30 18:13:57
35973文字
会話率:31%
村に人魂を呼んだとして危険視され、拷問される日々を送っていたチイル。
ある日苦痛に耐えかねて逃げ出し、近くの城下町まで逃げたはいいが、すぐに追っ手はやってきた。
あわや捕まり、またあの陵辱の日々が始まるかと思いきや、二人の魔法使いが助け
に入る。
それは以前、チイルに「必ず助けてやる」と囁いた二人だった。
初めて温かい扱いを受けたチイルは、二人のために毎日奮闘するが、二人の魔法使いは、どちらがチイルを自分の犬にするかで毎日争ってばかりで……。
犬を陵辱したい魔法使い二人×二人のために奮闘する犬
*第一章はシリアスですが、それ以降はコメディっぽく進んでいきます。
*攻め二人が結構下品です。受けのいないところで(たまに目の前でも)、ゲスな相談したりします。苦手な方はご注意ください。
*アルファポリスにも掲載しています。
*全68話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-05 01:00:00
56587文字
会話率:51%
『マーレ・サーガ』という鬼畜難易度を誇るアクションロールプレイングゲームでは、経験値を好きなキャラだけに分配するために、不要なパーティメンバーをわざと戦闘不能にさせるプレイングが主流だった。
その生け贄に選ばれるのは、だいたいが弱い盾役(ガ
ーディアン)のジェナだ。
ジェナに転生したことに気づいた主人公は、有能ガーディアンが新たに加入する島までの辛抱だと、繰り返される瀕死の苦痛に耐えていた。
旅の途中で、ゲームにもあった狩漁祭に参加することになったジェナたちだったが、出現した魔物は本来出てくるはずのクラーケンではなく――?
●Summer Night time 2023参加作品です。
使用サブテーマ:「〇〇村には変わった祭りがある」「汗、早く拭いてよ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-03 00:00:00
16715文字
会話率:43%
不思議な神社で、女の子になることを望んだ直樹は身も心も女の子になる。そして、夢が叶い浮かれる直樹の恥辱と苦痛の日々が始まる・・・。
最終更新:2023-06-22 23:19:25
752文字
会話率:67%
僕、北原暁(きたはら あき)は25歳の会社員。子どもの時から恋愛対象は男性だった。でも誰にも告白できず恋愛もできないまま。誰かに愛されたい、誰かとセックスしてみたい、そんな欲求はあってもどうすることもできないでいたけれど3ヶ月前、自分の性的
指向が上司の安田さんにバレてしまい、そのまま処女を奪われた。愛情も何も感じない苦痛だけの行為が嫌で仕方がないのに、みんなにバラすと脅されて関係をやめることもできない。そんな時、安田さんが取引先相手の娘と結婚するといい出したのに、暁との関係は終わらせないと言われてしまって助けを求めたのはある弁護士事務所……。
上司との関係を断ち切りたい暁と、頼り甲斐のある弁護士とのイチャラブハッピーエンド小説です。
『婚約者に裏切られたのに幸せすぎて怖いんですけど……』と少しだけリンクさせようかと思って書き出したんですが、かなり登場人物が被ってきたので、結果スピンオフになっちゃいました。
ですが、このお話だけでも楽しんでいただけると思います。
R18には※つけます。
こちらはアルファポリスさまでも同時連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-15 14:10:04
68249文字
会話率:38%
日下莉奈は、彼氏大石達也とのデートの帰りに、達也が車で事故を起こし、その賠償の代わりに、被害者女性が主催するステージに参加を承諾する。
ステージは、主催者女性による特殊世界になっている。観客は、特殊配信ネットで入会した会員で、。達也、
姉、妹を除くと女の恥辱と苦痛に満ちた顔や悲鳴を楽しむことを趣味としている人の集まりだ。
ステージで莉奈は、大勢の観客と達也、姉、妹の見ている中、ステージ主催者に女の性を身体を弄ばれる。
莉奈は、ステージに出演しながら、事故の賠償と引き換えにステージ出演を承諾したこと以上に女であること、女に生まれたことを後悔し始める…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-08 22:36:14
24010文字
会話率:52%
俺は盗賊ゲルト
今日も攫ってきた女たちを犯す
今日は魔導士の七歳幼女ラキを犯している
俺に膣穴を犯されもう一人の男に尻穴を犯されるラキ
二穴凌辱だ
だがラキは既に快楽堕ちしている
苦痛なんかじゃない
幸せな時間だ
今日も女たちの幸せのために
俺は犯しまくる
王子様系ボーイッシュ
男装ボーイッシュ 男装レイプ中出し
セックス凌辱/強姦/レイプ鬼畜乱交輪姦陵辱異世界ファンタジー強姦レイプ性奴隷肉便器
男装女騎士 男装王女王子様系輪姦陵辱強姦レイプノクターンノベルズ
容赦なく鬼畜乱交輪姦凌辱強姦レイプ性奴隷肉便器 寝取り NTR 純愛 孕ませ 中出し
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-31 05:27:09
5418文字
会話率:0%
『今まで味わった苦痛のすべてを私は決して忘れない。
お前には、これからじっくりその代償を支払わせてやる――』
突然の王の死。
王の愛妾、そして「運命の番」として、長年ジャックス王の側に仕えてきたオメガのセシル。
セシルは王の寵愛の深さ故
に、周りからいわれのない誹謗中傷を受け続けていた。
先王の息子であるエドガー王の誕生を機に、極刑をも覚悟していたセシルだったが、
新王エドガーがセシルに命じたのは、己の正妃として仕えることだった。
正妃として新王に対面したセシルに、エドガーは冷たく告げた。
――今まで自分が味わった苦痛の代償を、すべてお前に支払わせてやる……と。
そしてセシルの首筋から先王の噛み痕が消えたとき、セシルの心には不可思議な感情が生まれ始める……。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【完結しました!】※R18 オメガバース(独自設定有り)
年下美貌王✕先王の愛妾オメガ 不憫受け すれ違い・拗らせ
※※R18シーンの予告はありません。ご注意ください。
色々すれ違いまくりですが、ハッピーエンドなのでご安心ください!
※アルファポリスにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-21 18:00:00
100980文字
会話率:39%
主人公は父親の逝去によって、若くして狼人族の領主となった少年。先代魔王の急逝に端を発する魔王国の内戦は、サキュバス族の介入により終結する。
サキュバス族の女王が勝者となったことで、狼人族と少年の立場は、非常に苦しいものになってしまった。
そこで少年は、かつて姉のように慕っていた、幼馴染であるサキュバスとの交渉で、事態を打開しようとする。彼の幼馴染は、サキュバス族の女王の側近だったからである。
しかし、彼女の愛憎が少年を絶望へと誘う。
初めての作品なので、生暖かく見守っていただければ幸いです。
作品のポイントとしては、肉体的な苦痛をあたえるのではなく精神的に追い詰めることで、主人公を性奴隷に追い込むという点に、力を入れて描いています。
序盤は背景描写メインなので、エッチシーンがあるのは、早くても第五話以降になるかな。逆に後半はエロシーンが殆どになる予定。
語彙力不足を補うために、AIのべりすとの支援を得て作成中。
飽きっぽい性格ですが、無事に完結できるように頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-12 22:05:14
35650文字
会話率:59%
俺は盗賊ゲルト
今日も攫ってきた女たちを犯す
今日は魔導士の七歳幼女ラキを犯している
俺に膣穴を犯されもう一人の男に尻穴を犯されるラキ
二穴凌辱だ
だがラキは既に快楽堕ちしている
苦痛なんかじゃない
幸せな時間だ
今日も女たちの幸せのために
俺は犯しまくる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-06 09:45:21
1743文字
会話率:0%
クーデターによって一夜にして独裁的な軍事政権に支配されたアフリカのF国。NPO法人の活動でF国を訪れていた若き日本人女性、伊藤彩花はF国からの脱出をはかろうとするが、そんなさなか軍人によって拘束されてしまう。理由なき拘束に戸惑っていた彩花を
待ち受けていたのは気も狂わんばかりの生き地獄だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-06 01:11:18
15797文字
会話率:17%
短編。
甥っ子×ヤクザのおじさん
人を愛せない男が人に愛されてしまった苦痛を1人語りしています。
性描写はありますがさらっとしてます。
最終更新:2023-04-14 02:24:52
3076文字
会話率:13%
声にならない声をあげ、下半身からはもはや何か判別できない汁を撒き散らしながら激しく痙攣する。
しかしもう慣れたのかオークは特に興味を示さず、アリスを掲げたまま森を歩きづける。
オークが一歩進むたびに、強烈な振動と衝撃が木のささくれた表
面を通じてアリスの子宮を打つ。
アリスは神人と呼ばれる特殊な身体を持つため、体が裂けこそしないが、だからこそ常人なら死に至るような苦痛の中でも耐えざるを得ない。
オークの歩調に合わせて豚のような悲鳴を上げるアリスは、涙と鼻水に塗れた口からただ許してください、許してくださいと弱者として慈悲をせがむしかできなかった。
そこにはもはやかつての強気な瞳も、人々の盾としての誇りも微塵も残っていない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-12 02:07:43
4739文字
会話率:3%
生まれて初めての彼女の奈緒とセックスは結婚してからと2年間手を出さずに付き合っていた童貞の孝史。
そんな奈緒についにプロポーズをする孝史だが断られてしまう。
その理由は奈緒にあり、以前肉便器をしていたこと、そしてまた肉便器に戻りたいという
ことを告げられる。
あきらめきれない孝史はそのことを受け入れて再度プロポーズをする。
他人の肉便器のままでもいいのなら、と受け入れる奈緒。
しかしどうやら孝史には寝取られマゾの性癖があったようで奈緒が肉便器として使われることが苦痛などころか興奮を覚え毎日が楽しくなってくる。
肉便器の妻と寝取られマゾの夫の楽しい夫婦生活。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-07 21:00:00
156056文字
会話率:42%
とある地下闘技場にて、バトルファックの女王を倒さんと三人の挑戦者が立ち向かう。女王は連戦を耐え、その座を守ることができるのか?それとも、絶頂に次ぐ絶頂であえなく敗北してしまうのか?今、ゴングが鳴らされる!
皆さんお久しぶりです。
戦争とか
ね、そういうので色々大変な時代ですね。そーいうののオシントとかしてるとなかなか時間が取れなくて、ランブルビーストの続きを投稿できずすみません(言い訳)
でも先日ですね、ネコに指を嚙まれまして、これが結構深くて、死にはしないんでしょうけど仕事なんかロクにできないのでお休みをもらったんですよ。
で、片方の手は動くもんだから退屈はせずに済みまして、ケガをいいことに遊び三昧なわけですよ。何が起きたか。
ゲーム飽きました。三日で。ニートは飽きるってやつですよね。もうそこから苦痛です。
小説書こうにもタイピングが辛い。100文字はできても1000文字は振動で指が痛くなってきます。でも100文字じゃノッて来ないんですよね。文章が降りてこないので、実質なんも書けんのです。
で、しゃーないからChatGPTに頼んで書いてもらうんですけど、小説書く用としてはポンコツですね。有料プラン入ってGPT-4使えば行けるかもしれないですけど、そもそも書かせるためのプロンプト作るのがまたなげーこと。やっぱり痛くなってくるんですわ。あと若干使い辛い。
で、餅は餅屋だなと思いましてAIノベリスト使うと、やっぱりこっちの方が筆は進むんです。ChatGPT以上にポンコツだけど。自分の書いたことくらい覚えろよなあ。あと何回擦られたんだって感じのシチュエーションばっかり出てくるのも、学習型AIの限界ですね。
でもいきなり1000文字書かなくていいので、傷病の身にはありがたい。ということで初めてAIノベリストを使って小説を書いてみました。半分くらい自分で書いてますけどね。
話の展開をもっとこう濃密にしてほしいですね……手抜きみたい、とまではいいませんがあっさりしすぎてて個人的には燃焼不良……そういうのはトレンドじゃないのかなあ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 09:34:06
11995文字
会話率:50%
女を焦らすことができる男性は遊び上手だと思っています。そんな男性とのセックス。巧みな愛撫から流れるような挿入への一瞬。奏でられていたノクターンが止んで、男性の腰が止まります。
もう少しで、その期待を裏切る意地悪は、女に苦痛と恐怖と、なお一層
の快楽の予感を与えます。
自分がけして愛されているわけではない。それがわかっていても夢中になってしまった男。その男に与えられる挿入の直前の意地悪。たぶん、抱かれたあと。もしかすると、夫の寝息を隣で聞きながら、その一瞬を思い浮かべる女がいます。その一瞬を永遠のように反芻しながら、愛しさも憎さも、苦しみも悦びもないまぜにして、ひとり言のように様々なことを思い浮かべる女。
そんな女の永遠にも似た独白を書いてみたいと思いました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-09 15:47:19
4240文字
会話率:21%
わたしには秘密がある。
わたしには足りないものがある。
わたしには……彼氏に隠してることが、ある。
──もっともそれは、彼の方も同じだったのだけれど。
※肉体損壊や重度の身体的苦痛を伴う描写はありませんが、暴力的・グロテスクと感じられる
可能性のある描写が含まれます。
※コミッション作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-17 23:00:00
38040文字
会話率:29%
小さな頃から感じていた違和感。五歳の誕生日の翌日に高熱で倒れた伯爵令嬢のアリーシアは、頭の中に流れ込んできた映像で自分が異世界転生していたことを悟る。前世を思い出し、前世の感覚のままアリーシアとして生きていくことになり、それで特に問題はない
一一と思ってた。十七歳の魔力の相性判定までは。魔力には相性がある。その相性が悪いと握手さえできない。そして魔力は使い過ぎると体内に毒素が溜まる。それを浄化するには、魔力の相性の良い相手との身体的接触が一番効率が良いらしい。この国の英雄とも呼ばれる第五騎士団の騎士団長は、精悍な男らしい容貌に立派な体格、かつ紳士で人格者。令嬢にも令息にも憧れの存在だが、魔力相性の合う相手が全くいないことで有名だった。その騎士団長とアリーシアの魔力相性がまさかの最高値を叩き出してしまい、騎士団長のみならず、国王や議会からも彼の浄化とついでに婚約者となることを頼まれてしまう。しかも、騎士団長だけを接触浄化すれば良いのかと思いきや、第五騎士団自体が助けを求めていて…!?とりあえず婚約話は置いておいて、アリーシアは騎士団寮に住み込んで団員の浄化を行う専門の浄化師となるが、アリーシアは知らなかった。本当の浄化のやり方は性的に満足させることで、その行為はこの世界では非常に女性に苦痛を伴うらしいことを…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-13 13:29:17
6638文字
会話率:50%
北の集落で慎ましく暮らす千代には、誰にも打ち明けていない悩みがあった。それは、新月の夜に必ず見る奇妙な夢の中に、麗しき神主によく似た鬼のような何かが出てくるという悩みだ。しかもその夢は成人に近づくにつれ、徐々に淫猥で生々しいものに変わってい
く。
一方的に繰り返される夢に、千代は神主を過剰に恐れて接触を避けるが、成人を迎えるその日、とうとう神主に捕まってしまう。神主は「元服まで君を守る代わりに君の肉を喰らう契りを交わしただろう」と言い、鬼の姿となって千代を幽玄の世界に連れ去るが、幽玄での暮らしは思いのほか優しく、温かくて――?
「私が食べたいんですよね? それならどうして食べないんですか……!」
「君がいなくなるのに、美味いと思えるわけがない」
「弱った。君が泣くと心の臓が痛んで仕方がない。君が消えてしまうことの方が苦痛だ」
――愛おしいから食べてしまいたい。愛しているから食らいたくない。
これは孤独な鬼が愛する女性を喰らうまでのお話。
「千代、鬼の執着を舐めるなよ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 21:25:28
49717文字
会話率:37%
彼が全てをやり直すなら、彼女が全てを封じる。
彼が犯した罪は、彼の大切な人に償ってもらう。
罪の重さは罰の重さに比例し、刑期の長さは苦痛の長さに直結する。
故にやり直した数だけ死因が増える。
貴女に罪は無い。
けど、簡単には死なせない。
最終更新:2023-01-15 22:34:32
4875文字
会話率:46%