深南柊二は、山間の小さな村で、祖母と二人で暮らしながら郵便配達の仕事をしている。日々、お年寄りや村の人々と緩やかな生活を送っていたが、祖母が入院することになり一人の生活を余儀なくされて、昔の事を夢に見る様になる。
柊二の村に夏のある日、
都会から来た一人の男、貝塚佳彦が住み始めた。
貝塚は、過疎の村に暮らす柊二に興味を持ち、色々と柊二を構うようになる。
柊二も、人懐こくて少し強引な貝塚に戸惑いを感じながらも、徐々に貝塚の事が気になる存在になってきた。
二人で会ううちに、貝塚から「君が好きだ」と告白された柊二は、自分の貝塚に対する気持ちに気付く。
しかし、柊二には貝塚の好意に応えられない過去があった。
突然訪ねてきた貝塚の元妻から、二人の関係を邪推され罵倒された柊二は、昔の事を思い出して倒れてしまう。
気がついた柊二を心配する貝塚に、柊二は罪を犯した自分の過去を話すことを決意する。
何故、自分がこの過疎の村に住むようになったのか。
全ては二年前のあの出来事……。
月の光の下、柊二の懺悔が語られていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-13 22:55:42
215205文字
会話率:35%
「人間なんて大嫌いだ」曾祖母の命で学園に通うことになった濡羽文梓(ぬればねあずさ)は斜め上に捻じ曲がった潔癖症だ。双子の従者を引き連れて、学園へやって来た世間知らずの文梓を待っていたのは驚きと歓迎だった。 ※サイトからの転載です。
最終更新:2015-06-02 09:21:00
14922文字
会話率:45%
8年間勤務した病院を退職し、祖母の待つ実家に帰る綾優(あゆ)は、送別会の夜ひょんな事から、麻酔科医と関係を持ってしまう。
恋愛初心者の綾優は『これは、恋なんかじゃない』と自分に言い聞かせて、無かったことにしようとするが……男性視点のお話を追
加して完結しました。
長らくお付き合い下さったみなさま、ありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-21 17:00:52
161066文字
会話率:44%
T教育大二回生の高階香梨は、ポケットホルンを公園で吹くのが日課だった。ある日、ピアニストを志すT音大四回生の木嶋柊司から、「君の奏でる音は懐かしい」と、声を掛けられる。彼の演奏には『心が無い』と言われ、担当教官に認めて貰えない……恐らく幼
少期に、仕事に奔走し、自分を顧みない母の多枝子の代わりに、可愛がってくれた祖母が亡くなったことが原因だろう……と、辛い心の内を話した。そして、愛情欲しさに十代の頃、ピアノ教師の女と関係を持ったが、実は彼女の性的な『奴隷』だったという、衝撃の過去を打ち明けられるものの、柊司の優しさに香梨は惹かれ……二人は結ばれる。だがその女が柊司を手に入れようと企み、彼の音大の担当教官だと偽って香梨を連れ去るが……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-18 18:27:16
100010文字
会話率:47%
恐らく俺の暴走をお祖母ちゃんが止めてくれたんだと思います。本当にありがとうね。お祖母ちゃん。
最終更新:2015-04-13 18:27:01
976文字
会話率:0%
リリカは祖母が嫌いだった。そして猫のことも……
キーワード:
最終更新:2015-04-03 13:01:23
10586文字
会話率:37%
鈴木 透は弟と二人暮らしのちょっと変わった環境に置かれた中1の男の子、久しぶりに祖母と両親の墓参りに行った際何故か異世界へと飛ばされた。
そんな可哀想なこの話。
最終更新:2015-03-18 12:59:34
1432文字
会話率:33%
カフェ『noir』の前に建つ家は
昔、真琴の祖母が
住んでいた家だった。
noirでバイトをはじめた
真琴はやがて、
マスターに誘われるままに
躰を重ねてしまう。
だが、真琴はその意味すら
よくわかっていなかった。
カフェ『noir』
で繰り広げられる男達の歪なトライアングルラブ。
◇は(多分)ほのぼの。
◆は性描写あります。
苦手な方とお子ちゃまはお気をつけくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-20 00:00:00
55064文字
会話率:32%
老舗料亭の娘・灯里(あかり)に幼い頃から恋心を抱く柊(しゅう)。しかし灯里には、勝哉という祖母が決めた許婚の板前がいた。その灯里が高校卒業を機に、突然消える。そして勝哉と結婚して料亭を継いだのは、異母姉妹の繭里(まゆり)だった。
それから6
年の歳月を経て、偶然再会した灯里と柊。
「激しく抱いて傷つけて」それは、灯里が柊だけに告げることができた心の叫びだった。
✵✵✵
ブログもちょこっとやってます(●´ω`●)
「猫と小説、ときどき投資」http://pinmomo.fun/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-22 07:05:46
245884文字
会話率:47%
あの日までは、平和な日々だった。
突然やって来た異界の男と、連れ去られた自分。
告げられる祖母の罪と、世界の窮状。
少女は祖母の罪をあがなうため、軍に身を投じる。
そして明かされていく世界と、残酷な真実。
この小説はPiPi
's world『投稿小説』様 (http://syosetu.net)に投稿させていただいております。
本編エタり中ですが、ムーンが片付いたら再開する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-31 23:00:00
355961文字
会話率:39%
ファザコンの“あたし”。
そして、最初の相手はお父さん……。
無邪気すぎた好奇心は、両親の離婚や父親の交通事故を招き。家族を不幸にした。
それでも前向きに生きて行く事に決めた“あたし”。正しいのか、間違っているかなんてわからない。
許し合う事で、もう一度やり直せるなら許したい。
第一章
第二章
第三章
第四章
あとがき
この作品のモデルは実は中2の「娘」です。父親にベタベタくっついて来ますが、決してそんな関係ではありません。
横になってテレビなんか見てると、娘が馬乗りになってくる事があって、たまに勃起する事があります「娘相手になに勃たせてるんだよ」とか思ってしまいます。
そんな父の揺れる気持ちを知ってか知らずか、娘は胸まで押し付けてきます。
そこまでされると、さすがにたまらず、逃げてしまうわけですが、もし、そこで、なにか“間違い”が起きたら…。という所からこの妄想小説はスタートしました。
自分の中の“危うさ”を小説を書く事によって昇華させているだけかもしれません。
性行為の低年齢化を肯定したくないので、作品中の性描写はある程度抑えております。キツイ単語等も避けてますので、女性の方にも受け入れていただけるかと思います。
作中でキーパーソンになっている「おばあちゃん」のモデルは私自身の祖母で、なかなかさばけた方でした。亡くなった時には、もうボケてしまったのですが、しっかりしていた時には、いろいろと教えてもらってました。
今回も、おばあちゃんのおかげで話をまとめる事が出来ました。おばあちゃんありがとう。(?)
表紙のイラストは、本来は違うテーマの絵だったそうですけど、私には「泣いてても、しっかりと前を向こうとしている少女」に見えたので使用をお願いしました。
まったく主旨違いの申し出にも関わらず快く承諾してくださった“chaき”さん。本当にありがとうございます。
Kindleセレクトに登録する為、二部以降を非公開とさせていただきました。ご了解ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-22 11:03:14
4864文字
会話率:11%
祖母の家へお使いへ行く途中、マイアは誘拐されてしまう。マイアをご主人様と呼びながらも、鎖で繋ぎ部屋に閉じ込めてしまったのは、狼の姿をした魔族だった。ヘタレ狼に執着されたマイアは無事逃げられるのか。むしろ逃げる気がどこまであるのか
最終更新:2014-10-20 20:10:40
32314文字
会話率:33%
裕福な財閥の家系に生まれた、小夜花は恵まれた生活を送っているが、それゆえの両親の多忙さで、一抹の寂しさを覚えるこの頃であった。
夏休みに入り、その後半、小夜花は、隠居生活を送る祖母の宅へ帰省する。平凡な田舎での残りの高2の夏休みを送るは
ずだった。
帰省してすぐ、小夜花は気まぐれに祖母に付き合い、先祖の墓参りに行くことに。しかし、先祖代々の霊園とは別に、ある大きな桃の木の下に小さく供えられた墓標にも詣でる祖母。
一見、墓には見えない小さな石の墓標、祖母に聞いた話では、その墓標も、小夜花の家のものだという。
それから数日後のある夏祭りの夜、花火を見ているうちに、小夜花はまるで、呼ばれたように、先日の、桃の木の下に来てしまう。
『俺は、君に会えて幸せでした…』
突然聞こえた、青年の声……そして、眩いばかりの光が彼女を包む。
一瞬の後、彼女を取り巻く景色はまるで変わっていた――…
そこで、小夜花は、抜けるように色白な肌を持つ、一人の青年、実暁(さねあき)と出会う。
彼と小夜花の関係は……
一人の少女と一人の青年を中心に、あらゆる人々を取り巻く、タイムトラベルロマンス…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-17 00:35:32
45874文字
会話率:49%
赤ずきんが祖母の家にお見舞いにいくと、そこには来訪者がいた。来訪者に本能的な恐怖を感じた赤ずきんと逃げ出した彼女を追う男。追い詰められた彼女を助けたのは彼女を『アリス』と呼ぶ不思議な声で………。
最終更新:2014-08-04 08:48:14
4869文字
会話率:40%
―――童話『赤ずきん』のその後‥‥‥。
美しく成長した赤ずきん(アリシア)は、自分と祖母がオオカミに襲われたという過去の記憶を、時に思い出す度に苦しんでいた。
しかし10年後‥‥ある人との突然の再会が、アリシアを森の奥へと向かわ
せる。
少女から女性へと成長した赤ずきんの心の変化を、恋を交えて描きます。
始めての投稿です。不定期掲載ですし、文章も稚拙でお見苦しい部分もあるかと思いますが、どうか温かく見守ってくださいませ。
はじめはエロなかなかありませんが、入る章には印をつけます。よろしくお願いいたします。
☆お詫び☆
主人公及び、主人公の弟の名前を変更いたしました。既に読んでいただきまし読者の方々にお詫びもうしあげます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-27 00:48:30
20656文字
会話率:15%
『鬼を許してはならない』と祖母と母から何度も聞かされてきた。どうしてそんなに憎いのか、私は全く分からない。ただじっと聞いていたそれは、いつの頃かピタリと止んだ。中学三年に進級した最初の日、母が私に告げたのは「次の満月の日に鬼の里へ連れて行く
」という言葉で……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-20 10:36:21
6230文字
会話率:46%
祖母から僕が教えてもらった禁断の魔法。それは人を意のままに操ってしまうことのできる魔法だった。成長した僕は密かに思いを寄せる金髪の幼馴染の騎士ジェイクと旅に出る。ジェイクとはただの友人関係――それがずっと続いて行くはずだったのに、ふとした喧
嘩が原因で、僕は彼を魔法にかけるという罪を犯す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-14 13:31:17
214042文字
会話率:29%
貧民街でその日暮らしを送るローランドは、ある日絶体絶命のピンチを黒衣の女に救われる。それは、数年前に生き別れた筈の従姉妹のアンリエッタだった。裕福な祖母に庇護され何不自由なく暮らしている筈の彼女が、何故こんなところにいるのか……? 茫然自失
のローランドにアンリエッタは囁く。「お兄様、あなたは私に買われたのです。私の命令に逆らうことは許しません」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-11 22:08:51
17164文字
会話率:30%
祖母を捨てに奥多摩の山奥まで軽トラックでやってきたました。現代版姨捨山です。
最終更新:2014-02-22 15:23:57
10214文字
会話率:37%
真島せつなが祖母の死を聞かされたのは夏休みを控えた頃のことだった。その翌日、見知らぬ男が玄関口に現れる。彼はせつなを遺産相続者として実家のイリノイに連れ戻しに来たと言う。次々と現れる得体の知れない祖母の関係者たち。……おばあちゃん、あんたい
ったい何者だったんですか? 祖母の残したなぞなぞに挑むため、せつなは実家に戻る決意をするが――。※ヤンデレ、無理やり表現、凌辱行為等の描写が時々含まれます。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-13 04:13:53
81582文字
会話率:37%