美人で有名な蓬条皐月には、ある秘密があった。それは記憶が欠けているものの、千年ほど前――平安中期の頃からあること。思い出せない空白と、暗い夜明け前のような闇。そしてその空白の部分に微かに残る、優しい温もりの真実を皐月は求めていた。
これはそ
んな皐月とある青年の恋物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-30 17:41:25
9978文字
会話率:58%
時代は平安末期ぐらい。一の宮と乳姉妹の巴の閨のできごと。
最終更新:2011-10-09 18:45:16
1741文字
会話率:35%
平安初期、絵師の弟子として働き始めた清夏は昔共に悲田院で暮らし、今は商人の修行をしている清高への思いに気付いてしまった。
清夏と清高の思いが通じるまでの短編小説。
『小説家になろう』の方で連載していた『二つ名の表裏』(http://ncod
e.syosetu.com/n2842b/)のその後です。
読んでなくても分かるようにはしてあります。が、読んでいただいた方が分かると思うので、良ければ読んでいただきたいな☆と思っております( ´艸`)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-16 21:50:26
14293文字
会話率:47%
今上帝は、その時代ありえない、妻1人ということを成し遂げた。はてさて、どうやって?彼の執着と策略が1人の姫を離しません!!一途で実はブラックな彼の東宮時代の物語です。サイトにUPしていたものをこちらへ転記していきます。
最終更新:2011-08-27 23:23:20
57446文字
会話率:34%
リルのママは、安倍晴明の末裔。本業は占い師だけど、式神を使いこなして、この辺り一体の守護をする霊力のある陰陽師でもある。でも娘のリルはさっぱり。妖魔とか陰陽道とか興味なし。でも、ママとパパの留守中に、退屈しのぎにママのメモを見ながら式神召喚
の儀式をやったら、本当に出てきちゃった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-30 23:52:04
8789文字
会話率:39%
ある日の夜、ヤマノベ村は野盗の餌食となった。男は殺され、女子供は浚われた。村の娘ツルは野盗の隠れ家に連れ込まれ…。
最終更新:2011-06-04 19:53:58
5680文字
会話率:52%
寺で下男として働く私は、時折寺を訪れる美しい公達に清貧な幻想を抱いていた。しかし、ある日、知った彼の実像は……。以後、度々生き霊となって彼のもとを訪れるようになった私は、彼を視、彼の心に踏み入る悦びに溺れていく。
最終更新:2007-07-13 14:50:33
27376文字
会話率:33%