光と闇 ノクターン・ムーンライト　作者検索

　光と闇、人々の愛憎物語が、裏歴史として、幕を開ける。

　光、それは、人の心にある善であり、光、それは、言わば、生命の源である、太陽であり、地球上の人類に、語り継がれる、聖書に描かれた大陽神、ヤハウェイの事も、指す。 　闇、それは、人の心にある悪であり、闇、それは、言わば、生命の焉である、宇宙であり、地球上の人類に、語り継がれる、聖書に描かれた堕天使、ルシファーの事も、指す。 　人、それは、光と闇の力、叡智をも、超える創造主の集合体だった。折りたたむ>>続きをよむ

『教会』による『聖魔信仰』が息づく世界。 『教会』の前に捨てられていた少女は強大な『光属性』の魔力を持つが故に『勇者』に仕立て上げられた。 『力』と『名声』を良い様に利用されながら、その『人気』が『権力者』を上回りかけたが故に誰一人成功した記録の無い『魔王討伐』を命じられる。 『勇者』として『魔王』とはただ戦うだけの『運命』しかない筈だった。 決して交わる事の無い筈の二人の『運命』が交わった時、何を生むのかーーー ハル様主催、《寒の夜、あったか酒企画2016》参加作品です。 全四話。R18描写なし。折りたたむ>>続きをよむ

光と闇、表と裏 互いの世界で力においてトップクラスを誇る家── これは、その両家の同い年の息子たちの話 **** 『鬼灯学園黄金時代の深い諸事情』の、スピンオフ的な小説です。

俺様は、ある業界へと入り込んだ。それからの俺は、色と欲に溺れながら、幾人かの子羊と金を得ながら、まんまとトップへと登りつめていく。 しかし、そこに広がっていた景色とは意外なものであった。 この世界とは因果の鎖でがんじがらめなのだろうか．．．。 これは、お前らが望むおとぎ話ではない! 現実に体験し覚醒した俺様の記述。後世に残る大ノンフィクションである! 折りたたむ>>続きをよむ

「大切な人たちを守りたいと思う気持ちが、強くなる秘訣です。」光の騎士と呼ばれた青年イーグは——、「ずっと…あなたの御側に」闇の騎士へと堕とされた。彼を堕としたのは、のちに魔王となった吸血族の男ローゼ。イーグはルシフェルへと名を変え、全てを破壊せんとするローゼとともに王国を去ったのだった———。１０年後、亡国の王子ファヌエルとライラは、仲間を連れて魔王ローゼの討伐に向かう。魔王に付き従う闇の騎士が、死んだと思っていたイーグであるとは知らずに…。 他サイトで連載中の初投稿作品になります。折りたたむ>>続きをよむ

『光と闇の騎士』の番外編です。シリアスな本編に対し、比較的ほんわかまったり平和に紡ぎます。本編で少し出て来た事象についての小話や、リクエスト頂いたお話など。

その「初恋」は、もう諦めたはずの想い出――。 両親から虐待を受け、人と接触することが苦手な水庭尚紀は、暴力団員の九鬼と一緒に暮らしている。 尚紀は衣食住の面倒を見てもらう代わりに、性感を増幅させる為の薬物を身体に注射し、九鬼に抱かれていた。 ある夏の日、尚紀は半ば絶縁状態の実家から叔母死亡の知らせを受ける。 実家で冷遇されていた尚紀を唯一可愛がってくれた叔母の死を悼む為、通夜に出席した尚紀は、その会場でかつて尚紀が思いを寄せた遠戚・小椋優理と再会する。 中学卒業以来、十二年ぶりに会う優理は、自らの夢をかなえて警察官になっていた。 尚紀が薬物にまみれ、男に抱かれる毎日を過ごしているのを優理は知らない。 昔と変わらない優しさを尚紀に注ぐ優理に、忘れたはずの尚紀の初恋が目を覚ましてしまった……。折りたたむ>>続きをよむ

保彦と可奈により光と闇の真実を教えられた源十郎と玲子。闇に落ちたかもしれない冴子と貴理子を捜索すべく、四人はそれぞれの役割を自覚し動き始める。一方の闇も目覚めた光を滅するべく行動を開始する。そして光と闇の戦いの火ぶたが切って落とされる。

魂の再会と運命を悟り、光の者を受け入れた保彦と可奈。二人はその力を確かめながらお互いに起きていた真実を理解し合い、試練を受けた。正しく美しい光と共に甘美な誘惑の闇の力を自覚する二人。二人は光と闇の真実を確かめ、全てを再生する為に動きだす。

人はみな、運命と役割を背負ってこの世に生まれるという。 そしてその心には光の部分と闇の部分が必ずあるという。 人は時に運命に感謝し、時に運命に絶望する。 もし絶望の淵にある男が奇跡のような幸運に恵まれたら…… これはそんな男と男を巡る者達の光と闇の物語である。 折りたたむ>>続きをよむ