◆Vector Design Supporters Ⅲ◆
「願いの叶え方」「クラヴィーアの罪」の続編&完結編です。
永心家の当主が亡くなり、2年が経った。クラヴィーアの完成により、望まないパートナーとの関係に悩むものが減り、能力者達はこ
れまでに無く快適に過ごせるようになっていた。
澪斗は照史の後を継いで補欠選挙で当選後、議員として活躍し、その秘書を咲人が務めている。VDSのメンバーは変わらず能力者の幸せを願って日々サポートを続け、翠と蒼は変わらず仲睦まじく暮らしていた。
そんな中、鉄平の兄涼陽(スズヒ)の婚約者である一未(カズミ)が行方不明になる。兄からの依頼を受け、VDSへ捜索の要請をした鉄平とパートナーの翔平は、就職活動と並行してVDSでの仕事を続けることにした。
一未の事件を追ううちに、ある男が容疑者として浮上する。そして、その男の過去を探るうちに、VDSメンバー最大の危機が訪れる。そして、思いもよらない亀裂が起きて……。
この試練を超えて、事件を全て解決できるのか。
その結果は全て「プラチナの鍵」が握っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-07 20:34:07
180779文字
会話率:43%
優秀なセンチネルとガイドのペアが所属する「タワー」 その中でも特に優秀だと呼び声高いカップルのセンチネルが飛び降り自殺した。 その時、ペアはケアの真っ最中であったにも関わらず、死因はゾーンアウト。 ボンディング済みで人生のパートナーでもあっ
たガイドは、能力が発動しなくなってしまった。 それから数週間たち、ベクトルデザインサポーターズに調査依頼が入る。 「春先からずっと続くセンチネルの自殺について、捜査協力を頼みたい」 依頼は、大学への潜入捜査。潜入先は、翔平、鉄平、和人が通う大学。 そこでまた突きつけられる、能力者と非能力者の生きづらさ。 「人生の選択肢は、バースによって決まらない」 それをもっとも知る男、田崎が奮闘するシリーズ第二章です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 17:52:57
154259文字
会話率:37%
センチネルの管理がタワー以外にも許可されたことで、設立された民間企業ベクトルデザインサポーターズ(VDS)
社長の鍵崎翠と副社長の果貫蒼は、センチネルとガイドとして警察への捜査協力をしながら、家庭教師の派遣事業を展開。そのクライアント家
庭の子供達のボンディング斡旋をしている。
蒼と翠の生活を中心に、その周囲で巻き起こる事件と恋を描いたシリーズの第一弾です。
とある地方都市の山間部にあるキャンプ場で、死因不明の遺体が発見された。
遺体は特に激しい損傷が無いにも関わらず、身元がなかなか判明しない。
進展しない捜査に連日疲れて帰宅する翠と、派遣先家庭に巻き起こる問題に振り回される蒼。
二人が関わる人々が、ある事実が判明することで繋がり始めます。
※独自の設定がありますが、一覧等はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-23 17:12:04
149291文字
会話率:42%