世界は、急激な少子化に直面していた。第三次世界大戦以降、遺伝子異常が発生し、男女比率が大幅に偏ってしまった。100万人の女性につき、男性はたったの1人。最早、ハーレムでは済まされない、異常事態である。その結果、全ての男性は種馬として生活し
、女性は人工授精で子供を作るのが一般的になった。
しかし、それでも少子化は終わらなかった。そして、2214年、人類は遺伝子技術でタンパク質から人間を創り出す「人類の塔」を設立する。これによって、ようやく少子化は食い止められ、人類の危機は去った、と思われたのだが…。
…
そこに生まれた新たな男、竹田健司は本日をもって関東男子中学校を卒業し、人類の滅亡を食い止め る極めて重要な任務に就く。
そこで待っていたのは、メイド服を着た美少女2人。彼女たちの仕事は、人工授精用の精液を俺から搾り取ることだった。
「ああ、外に出たんだから、早く師匠にも会わないとな」
この日から、世界はさらなる混沌への道を一歩ずつ歩み出した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-18 19:15:24
20880文字
会話率:63%
コンビニで働く関西出身の学生バイトと、コンビニ社員の関東地元出身男の恋愛の駆け引き道具は、色とりどりの付箋だった。
「社員さんは、うちの好みちゃうし」
「学生さんは隠そうとしている方言が、ちょっと可愛いね」
二人の関係は?と、聞かれると
、「赤の他人です」「俺の嫁です」と、答える二人の恋心は育つのか…?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-25 09:55:05
27003文字
会話率:23%