「その男、違法につき」「その二人、恋愛初心者につき」の続編。
守倉さやかと御曹司藤陵史明は結ばれたものの、二人の前途は大波乱。
因果は巡る糸車、禍福は糾える縄のごとし。
様々に絡み合う縁の糸は二人をどこに導くのか。
果たして大風呂敷は畳める
のか!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-17 05:00:00
1039361文字
会話率:38%
「その男、違法につき」の続編。
女子大生守倉さやかと企業グループ御曹司の藤陵史明の恋がようやく始まったかと思った矢先に、アクシデントが!史明は社葬で喪主の重責を負うことに。(第一章)
一方、さやかをめぐる男たち(アルベルト、駿悠季、貴彦、右
門、帯刀)もそれぞれ行動を開始する。(第二章)
母との対立の結果、海外赴任が決まった史明はさやかの秘密を知り、恋を成就するため、ある決断を下した。(第三章)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-26 05:00:00
618634文字
会話率:42%
時は江戸時代半ば、山間の小藩香田角(かたすみ)の藩士の家に嫡子として生まれた平九郎は美男ゆえに一族を悩ませていた。目立ってはならない一族がこれ以上目立たぬためには嫁の条件はただ一つ、醜女(しこめ)であること。
父は息子に命じた。「江戸に出た
ら、嫁、それも三国一の醜女を探し出せ。もし二年の間に見つからなければ、廃嫡し次男を後継ぎにする」と。
一方、江戸のお殿様もまた悩んでいた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-10 05:00:00
36851文字
会話率:47%