病弱な妹と侯爵家の跡取りである弟の存在で両親からの愛情を全く知らずに育ったアリシアは、ある出来事をきっかけに、美しく冷たい銀の仮面を常に身につけて誰にも素顔を見せることなく過ごしていた。唯一心を許せるのは、自分を相棒と認めてくれた、幼いころ
に出会った黒い飛竜だけ。
17歳になり国の指定通りに飛竜に選ばれた者として、アジェスト王国史上初の女性飛竜騎士として飛竜騎士達専用の学院タルナードに入学する。そこで実力を見せパートナーにつけられたのは、なんと第二王子エリオス。そしてパートナーになって少ししてエリオスに助けを求められる。
「兄上の飛竜探しを手伝ってほしい。」と
面倒だと思ったものの、アリシアはとある思惑のために、特に深く考えずその話を了承する。
そしていつの間にか、王位争いに巻き込まれていくのだった。
※R-18は保険です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-27 22:00:00
346979文字
会話率:30%
無慈悲に人を殺す、鬼のような奴を殺人鬼と呼ぶのであれば、無慈悲に鬼を殺す、人であって人でなしの俺はきっと「殺鬼人」だ。この世界には異世界転移者たる特別な加護も必殺技もなかった。強大なモンスターに対峙し、男は虐殺され、女は嬲られる。望まなかっ
た異世界譚…これは俺と、俺と出会った人たちとの苦難に満ちた異世界譚だ。(旧『何故、モンスターは襲って来るのか?』)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-27 00:00:00
76747文字
会話率:59%
目を覚ますと白い部屋。そして見知った男女。なぜここに来たのかも分からない中でゲームマスターと名乗る銀仮面卿から自分が主催する男女ペアで行われるゲームに参加するように命令する。拒否権なし。ゲーム自体への参加を拒否したりゲームの進行を妨げるよう
な行為やゲームを侮辱するような発言をしたら死。その現実を見せられた男女は感情を押し殺して恥ずかしい命令をクリアしていく。その中で産まれる複雑な感情のやり取り、羞恥、怒り、悲しみ…。その中で彼らが辿り着く境地はどこなのか。そして彼らはこのゲームから抜け出す事が出来るのか。
Sense of Responsibility
-ゲーム説明-
・ルールについて
男女一人ずつがゲームに参加。
男が女を選択し、さらに一点、三点、五点をそれぞれ獲得できるゲームのいずれかを選択。
(この際ゲームの内容については明かされない。)
ゲーム中は他の者は獲得点数とゲーム内容は明かされるがゲームの様子を観戦する事は出来ない。
男合計獲得点数が百点に達したらクリア。
獲得点数が上がるほど難易度も上昇。
ゲームをクリア出来なかった場合は選択した点数の二倍の点数が合計獲得点数から引かれる。
七日以内にクリア出来ない場合は全員死亡。
男は連続で最大三回までゲームに参加できるが女は連続では参加できない。
・生活について
メインルーム、トイレは使用自由。
男は全て無料で衣食住が提供されるが女は男と獲得した点数を消費する事で衣食住が提供される。
(この消費で合計獲得点数が減る事はない。)
下着五点、上着五点、食事一回三点、シャワーベッドルーム一回三点の消費が必要となり点数がない場合は提供されない。
・注意事項
ゲームへの不参加、非協力的な行為や批判的な発言があった場合は処罰の対象となる。
(男女の部屋での言動はこの処罰に該当しない。)
女三人から総意の申請があった場合、運営側に指定された男一人を殺害してもらう権利がある。
※この話だけでもお楽しみいただけますが、銀仮面卿の前日譚は前作の〈恥じらいの軟禁ロッジ〉に書いてあるので良かったらそちらもお楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-31 18:39:20
65223文字
会話率:50%