ラウィーニア王国国王の方針により、女性も要職に就ける時代となり、王族の末端である公女ネイディーンは宰相を目指すことに決めた。
そのために月一回、国王の甥であるフレデリックとともに、下町で奉仕活動を続けている。
ある日、いつものように下町で
シチューを配給していると、旅人の男が並んできた。
しかもその旅人は、十三年前に誘拐された王太子ライオネルだと名乗ったのだ。
驚いたネイディーンとフレデリックは旅人を王宮へと連れていき、国王と対面させる。
国王は旅人を息子のライオネルと認め、王族貴族の間では長年行方不明となっていた王太子が帰郷したと話題になっていた。
ところが誘拐後、遠い大陸で苦労してきたせいか、ライオネルはすっかり王族としての品性や教養を失っていた。
そこで国王は親戚の公女らを集め、ライオネルが国王となったとき補佐できるようにと、彼女たちを王太子妃候補とした。
野性化した王太子の妃になることなど耐えられないネイディーンや他の公女たちは、ライオネルに剣術の試合を挑むことにするのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-23 15:34:13
139857文字
会話率:49%
魔術の長けた世界に"厄最の狂竜"が突然現れた時、各国は無差別に勇者を求めて異世界召喚を行った。
勇者は百五十人集まったが、狂竜を前に誰も帰ってこなかった……。絶望し、勇者達を調べたら、何と一人、まだ残っていると分かり、最
後の望みだとその勇者を捜索し…………十五年目にして辺鄙な山奥で、とある強国の第三王子が見つけたのだった。
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ご都合主義で見切り発車、一話一話が短いです。息抜き?したい感じなので、気分で色々決まります。のんびり不定期亀更新です……。タグ内容に変化があるかもしれません。
R18は……そのうち入ると思います! 正直弱気ですが、適当にイチャコラはしてますwww
前触れも無くR18やBL要素、残酷描写等や急な加筆修正等があるかもしれませんので、あらかじめご了承下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-13 15:03:47
55504文字
会話率:24%