セラフィアは貴族の生まれでありながら、女伊達らに冒険者として身を立てた身だ。
水が合っていたのか若くして大成し、Aランクまで上り詰めた彼女の元に、一人の少年が現れる。
「ぼ、僕は勇者です。一緒にパーティを組んでください!」
ショタ気味な嗜好
のセラフィアは、愛らしい美少年のお願いに二つ返事で答える。昼間は剣術の師匠として、夜は一人の女として、常に少年に寄り添い、いつか魔王討伐を成した暁には、結婚とか子供とかごにょごにょごにょ……。
が、あるときボスドロップのレジェンド級防具を装備したことで、色々と問題を抱えることになった。
『逆ビキニアーマー』大事な部分は一切隠さないこの防具は、魔術的効果で物理攻撃を無効化する優れものだったのだが、おっぱいもおまんこも晒しっぱなしの変質的な装備だった。
肉感的な身体のセラフィアが、常に性的部分をアピールするような姿のために、パーティメンバーもだんだんと欲望を募らせていく。
多感な時期の少年勇者はもちろんのこと、自身は打ち止めながら、男女構わず性的に身悶える姿が大好物の変態老賢者と、バイセクシャルで隙あらば勇者のおちんぽを狙う女武術僧侶も次第にその性癖を露わにし出し、彼らの毒牙から勇者を守るため、日夜身を挺するセラフィア。
そんな、ちょっと苦労系女戦士さんの物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-30 01:09:04
14527文字
会話率:51%
おれの名前は六間口鈴玖(むまぐちりく)。ある日いきなり病院で──『淫魔』だと診断された、かわいそうな高校二年生だ。『淫魔』……それも、男のフェロモンに反応するサキュバスだって?!そんなの信じられるかっ!!──と、思っていたのに、なぜか気にな
る相手は会ったばかりの男性。これはサキュバス体質のせいなのか?それとも……?悩んでいるうちに、今度はハプニングで友だちと──おれが本当に好きなのは、だれ?これは本当に「好き」って感情なのかっ?!
現実主義の苦労系DK×愛され系サキュバスDK折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-09 21:00:00
110484文字
会話率:42%
気苦労ばかりの平凡な令嬢と傾国の美男のお話。
最終更新:2021-04-12 17:04:19
7417文字
会話率:36%
宰相家の息子ウォルフには、ユウラというゾッコンの婚約者がいる。
しかし彼女は将軍家の娘で、けっこうなミリタリーマニア。
ウォルフの暮らすアルフォード家に行儀見習いに入ったものの、
並行して騎士を養成するアカデミーへの入学を希望する。
そ
こで王太子エドガーがユウラを見初めてしまったから、さあ、大変!
ユウラを自身の専属騎士にしようと画策するエドガーに、ウォルフが真の姿を解き放つ。
ウォルフの正体、それは女装皇女だった!
この国の無敵の軍神と謳われる、オリビア第一皇女の実力は伊達じゃない!
「しかしこれでは、変態ではないか!」
ウォルフの繊細な男心が揺れる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-25 17:11:00
205454文字
会話率:22%
日本から異世界のイザト国という国に来て一年以上。田舎で細々と生活していた楓は、思わぬ相手にこう言われる。自分の妻になるか罪人になるか選べと。とんでもない選択肢だが、罪人は嫌だと妻になる方を選ぶ。しかし助かったと安心するのも束の間、あっという
間に婚礼の準備が進められ、家どころか田舎からも追い出される。華やかなようで色々あるらしい武家やら貴族やらの世界に放り込まれ、苦労が絶えないが夫は「適当にやれ」と助けてくれる気配はない。名門武家に嫁入りし、頼りになる味方がいない状態で楓の新たな生活が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-23 19:06:40
35398文字
会話率:36%