油絵の具で汚れたボートを湖にひっそりと浮かべ、その上で19歳の彼は死んだ。それは自殺だった。
恵まれたはずの彼が自殺した理由を求めて訪れた避暑地の別荘で、私は左手の薬指がないパン食動物の女の子と出会い、絵狂いだった彼との記憶を小説に書き起
こしていく。
世界で最も嫌われた画家、右寄りの女教師、悪態つきの少女V、眼つきが悪い蛇坊主、痛みを忘れた幽霊くん、個人売春のワンコインばばぁ、片想いする焼肉屋の乙女、堅物の本官くん、盲目の天才画家、そして芸術の悪魔。そんな奴らと彼は戦う。
※暴力表現や性描写が含まれるため、苦手な方はご注意ください。
※ アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 00:22:02
23598文字
会話率:40%
会社をクビになり、妻とは倦怠期が続く主人公、車田小吉。学校に行かない少女や、愛人の女性との交流。淡々と続く日常で、再就職を果たした職場で新しい出会いもあり、そんな平凡な男のパレットには最初は黒と白の絵の具しかなかった。全8話。
最終更新:2024-01-19 10:58:28
9754文字
会話率:50%
全年齢版を他のサイトにも載せています。
王子とメイドとパンツのご都合主義。
王宮仕事について詳しく調べてないので、色々と緩い設定のお話です。
ムラシノハルという小国の王宮にメイドとして勤めているミナミ コルール15歳はアルキネ殿下12歳
のパンツに今日も絵の具で絵を描いている。
こうなったきっかけは2年前。
落ち込んでいる殿下の姿を見かけ、心配になり話を聞いた事が始まりだった。
「いったい何があったのですか?」
「いえ、何があったという訳では、ただその。アルークが僕には持っていない物を持っているのが羨ましくなってしまいまして」
「アルーク様にあって殿下にないもの?それはいったい…」
「パンツです」
え、パンツ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 05:22:48
21743文字
会話率:38%
絵の具と鉛筆の真面目な美術作品集5作品です。
としてましたが2024.3.11に付足改稿をして、なろう側の「スピカの雑記帳87.88部分・スピカの美術展①②」の絵画も収めちゃったので、ページがちと重いかもしれやせん。
大目にみておくんなま
し。
お控えなすって。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-10 21:21:10
430文字
会話率:86%
画家を夢見て都会へやってきた青年シムは、貧乏暮らしながらも毎日大好きな絵を描いて過ごしている。
シムは「自身の体液が絵の具に変わる」という特殊な体質を作品づくりに利用していたが、それを誰にも明かすことはなくひっそりと生きていた。
しかしシム
の絵を見出した画商・ブレイズに体質のことがばれてしまい、シムの人生と二人の関係は大きく変化していく。
■全13話 完結まで予約投稿済
■設定上体液の描写・軽度の流血表現が多用されます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-07 18:00:00
70521文字
会話率:38%
俺の異世界ハーレムモノ〜しかし、それは幻だった〜
略して!オレボシ!
高校生二年生、岡本基寿。17歳。B型。変態。
彼の夢は、どこぞのなろう作品のように異世界転移してハーレムを築くこと……。
それがまさかの現実になった!?
「あらゆる生
き物に好かれる能力」を手にして異世界転移したモトヒサだが、しかし、そんなにみんなに好かれてない模様!!
そして、せっかく異世界転移したのに待っていたの憂鬱な展開の数々だった!!
モトヒサを異世界へ誘い、モトヒサが悲惨な目に合うのを喜んで見守る堕天系女神!!
気前の良い頼れる兄貴分なのにガチムチ系のおっさん!!
隙あればモトヒサに欲情する見た目がゴリラなアマゾネス女子!!
などなど、登場人物のほとんどがロクなやつじゃない!!
はたして!!モトヒサはハーレムを築けるのか!?
いや、きっと作れないだろう!!作者がそうさせる気がないからだ!!!
シリアス皆無!!恋愛要素皆無!!ハーレム要素なんてとんでもない!!エロい要素なんて以ての外だ!!話なんてまともに進まない!!
下ネタ!グダグダ!!濃いキャラしかいない!!
そんな感じのノリと勢いだけの物語が今始まる!!!
ネタバレありの詳しいあらすじは
これまでのオレボシまとめ!!〜シンカワメグムさんのまとめ編!〜
を見るのがオススメ!!シンカワメグムさんいつもお世話なってますーー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-03 01:10:41
85240文字
会話率:54%
私は、いつかあなたの絵の具になりたい―― この話は桜朱理様主催『ヤンデレ愛企画2017』参加作品です。※目次は目に優しくないですが、本文は通常表示に戻しました。
最終更新:2017-12-01 10:26:23
6616文字
会話率:17%
日本で十一名しか確認されていない非科学遣いの一人である森本杜(もりもともり)は、体育祭実行委員長に頼まれて委員会宛てに届いた脅迫状の犯人探しをする事になった。
非科学遣いとは種も仕掛けも無く、何の法則も見出せない個人に特有の能力を持つ者の事
で、最初に認められた時に「そんな非科学的な!」と叫ばれた為にその名称が付いた。
杜のその能力は製薬で、その辺にあるものから様々な薬品を作り出す事が出来る。例えばコーラと菓子クズと絵の具から透明人間になる薬を作ったり、枯葉と消しゴムのカスとシャーペンの芯から頭痛薬を作ったり出来る。
中学生時代からつるんでいるもう一人の非科学遣い・長谷川壮一郎(はせがわそういちろう)は爆破の能力があり、どんなものでも爆弾に変えて「バン」という一言で爆破させる事が出来る。それはごく小さな指先サイズから、高層ビルを一撃破壊出来る規模まで自由自在にコントロールされる。
二人で調べ始めた矢先、杜が何者かに襲われて預かっていた脅迫状を奪われた。彼は殴られた事よりも、雨の中に置き去りにされた事よりも、制服を奪われた事よりも何よりも、意識の無い身体を他人に触られた事が許しがたく本気で犯人を捜す決意を固めた。
中等部に所属する二人の非科学遣い・緋王海里(ひおうかいり・腐敗の非科学術)と桜木十(さくらぎみつる・物質に喋らせる非科学術)の協力も得て犯人探しを始めた。
そして体育祭当日、結末を迎える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-13 19:00:00
93468文字
会話率:56%