わたしや兄が子供だった頃。
毎年夏休みになると、父が必ず旅行を計画してくれました。
出かけた場所で今でもよく覚えているのは日光や那須高原、福島県の磐梯山、長野県の白馬村、北海道の摩周湖でみた景色も。それから祖父母が住んでいた博多にも車や
飛行機で何度も行きました。
まだインターネットもカーナビも普及していない時代。だからこそ「準備」が大切だったのでしょう。
旅行が近づくと、分厚い道路マップや観光案内の雑誌を開いて念入りにマーキングをしたり、自作の旅程表みたいなものを準備していた父の姿もうっすらと覚えています。
それくらい「家族旅行」というのが、親にとっても子供にとっても一大イベントだったわけです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-08 12:00:51
1577文字
会話率:0%
ある日の仕事終わり、ボクはブログのアバターで ゆい と出会った。少しの会話からお互いに魅かれあい、翌日にも話す約束をした。ボクは東京在住。ゆい は宮城県在住だった。すぐに恋に落ちていった・・・
でも、二人は既婚者だ。想いを秘めてアバ
ター内でのやりとりを続けていった。お互いのブログには、それぞれの幸せ家族の肖像がアップされていた。それでもお互いに募っていく恋心・・・。
そこに起こる「東日本大震災」消息を絶つ ゆい。テレビで流れる被災地の惨状。ボクは毎日ひたすら ゆい の無事を祈った・・・しかし福島原発が爆発。居てもたってもいられず被災地へと入ろうとした・・・その時アバターで再会することができた。震災の最中。地面の揺れる中、もう、お互いの気持ちを隠すことはできない。
ボクは被災地に ゆい に会いに行く。待っていた ゆい は地元名士の御曹司の妻だった。
一気に燃え上がる愛。そして身をよじるほど激しく愛し合う。この愛の行方は・・・。
アメーバブログ
「崩壊の街」小説ランキング1位
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-31 07:44:34
63270文字
会話率:7%
福島県に逃げた胡桃沢武。
その跡を追うかのように早百合と達磨、向伸一郎と布施次郎が福島に入る。
そして遂に武と達磨が対決することになる…。
猟奇殺人もの完結編。
最終更新:2021-12-06 06:00:00
22225文字
会話率:44%
藍円寺享夜は除霊のバイトで食いつないでいる住職。彼には仕事の相棒兼恋人・ローラがいる。ちなみに彼は、吸血鬼である。ある時除霊のバイトを終えて一息ついていると、依頼主から福島県会津地方の旅館の宿泊券をもらった。そこでローラと二人、夏の終わり
に旅をすることに。松茸の駅弁に露天風呂付高級旅館、東北の酒に観音像までドライブ……「吸血鬼って運転免許持ってるのか?」
初めての二人だけの遠出は、まるで新婚旅行のような甘々ラブラブ♡ 会津で和と歴史を感じるひと時を、二人と一緒にどうぞ!
※さくら怜音様(Twitterアカウント)の『#GoTo旅アンソロ』企画の参加作品です。絢樫Cafeというシリーズの困窮フィーバーという作品の主人公二名が旅をするお話です。シリーズ及び本編未読でご覧頂けますので、旅の気分に浸りたい時になど、宜しければご覧下さい。なお、ホラー要素はありません。(企画URL:https://wingsweb106.goat.me/)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-30 00:00:00
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会話率:56%