「リリアーナ・ファートゥム。本日を持って、そなたとの婚約を破棄することを発表する」
王太子の婚約者、ファートゥム公爵家のリリアーナは、類稀な美貌と我儘さで有名だ。グローリア王国ではこの日、王太子クラウディウスによりついにリリアーナの婚約破棄
が発表された。
癇癪を起こすかと思われたが、予想に反し静かなリリアーナ。…そう、なんて言ったってリリアーナはこれを望んでいたのだ。クラウディウスとの──いや、前前世の夫との婚約破棄を。
前前世からリリアーナの願いは、普通の恋愛。これでやっと普通の恋愛ができると安堵していたところ、だがそこに王太子によって新たな婚約者が発表される。その相手はなんと魔王ゼウス──前世の実の兄であった。
※転生ものですが、現代→異世界への転生ものではありません。異世界→異世界への転生ものです。
※ふわっと読んでいただけますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 05:20:53
14566文字
会話率:41%
シルデシア煌聖王国の第三王女ヘドヴィカは、夜会の休憩中に魔人と魔塊の蠢く悍ましい幻夢領域へと『落ちて』しまった。
平民と同じ扱いをされる屈辱に耐えながらも幻夢領域で生活していたヘドヴィカだったが、ある日魔塊を殺害しそうになった罪で牢に入れら
れてしまう。
牢獄で出会った囹圉官であるイリュフォムを利用し、なんとか囚人生活から逃れようとするヘドヴィカだが――
●高慢な姫君が、見た目しかよくない狂人にさんざん痛い目に遭わされます(傷はすぐに再生します)
●ほぼ毎回主人公の骨は折れますが心は折れません
●要注意要素が多めです。キーワードをご確認お願いいたします
●ご都合主義人外のため衛生観念は関係ありませんが、不潔ととれる描写があります
●※印はR18成分が多めですが、それ以外でも軽度の描写を含む回があります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-12 19:00:00
112969文字
会話率:41%
俺は十五歳の時、別の世界に転移し、その時から、満月の晩には身体中が熱に浮かされる現象に苦しめられてきた。
そして、三年後。
生まれた世界の住人と再会。
その相手は、俺の世界での宗教国家の宗主である聖王だった。
聖王と再会し宿代を提供した、
その日は満月。
俺は、念入りに結界を張り、音も声も出ないようにしたが、どうやったのか聖王は俺の部屋に入ってきて、穏やかに言った。
「それは魔力適応障害です。手っ取り早く治すには、性行為が一番です」
と。
この話は、別世界に落ちた主人公と、じつは現地人だった聖王様が性行為するお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-19 16:58:50
7262文字
会話率:37%
王国騎士団の新団長アルフレッドは、無口無愛想無表情で人から距離を置かれている。それには理由があるのだが、どうする事も出来ずにストレスは溜まる一方。
いつものように、腐れ縁のヴァイツェンから憎まれ口を叩かれたアルフレッドは――
両片思いです
が、じれじれ少な目(個人的見解)萌えキュンしたくて書きました。
もちろん甘々ハッピーエンドの安心設計♪
オメガバース設定有りの異世界→異世界転生ですが、基本ユルめの仕様とご承知おきください。
受けは前世は非処女、今世は処女ビッチに見せかけた純情
攻めはモテタラシのクズ野郎風ですが執着一途
完結確定、全5話予定です。R18は後半。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-30 01:05:39
23845文字
会話率:37%
背が高いことに何のメリットも感じられない私。
ある日、風に飛ばされた布を拾おうとして暖炉の前で屈んだ。
気がつくと回りはオークだらけ。
オマケになんだか目線が低い。
「あれ?私の足の指が7本しか無い?」
背が高いことがコンプレックスな女子が
取り替えっ子に合い、モンスターと戯れる異世界ストーリー
すいません。エロまで遠いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-31 23:00:00
176083文字
会話率:30%