【序盤のあらすじ】"何度だって恋に堕ちる。拒めなくて結局何度もしてしまう。たった一夜の過ちで彼を本気にさせたこと、悪女のくせに私は本気で後悔してる。"
イヴェリアはかつて妃候補と目されていた天才令嬢。とある事情で表舞台を
去っていたが、成人式のために数年ぶりに屋敷を出て王都レオサンクタムへと向かうことに。しかし成人式の場でイヴェリアが召喚した獣は"忌み魔"と糾弾され、イヴェリアは召喚獣と共にあわや断罪の窮地に立たされるが―――。
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「すごいわ。常にこの量ですか」
「......多分。いや、わからない」
「二回で100CC以上出ているんじゃないかしら。もしそうなら馬と同じ放精量です」
「んな出るか誰が馬だ」
「お嫌いですか?馬」
「好きだが心外だ。種馬扱いされてたまるか」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 05:14:35
94112文字
会話率:56%