"貴方は何も知らないの。私の過去も、秘める想いも。かつてあの場所で何を学び、何を期待されて生きてきたのかも。"
イヴェリアはかつて妃候補と目されていた天才令嬢。とある事情で表舞台を去っていたが、成人式のために数年ぶりに屋
敷を出て王都へと向かうことに。しかし成人式の場でイヴェリアが召喚した獣は"忌み魔"と糾弾され、ふたりはあわや断罪の窮地に立たされるが―――。
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「すごいわ。常にこの量ですか」
「......多分。いや、わからない」
「二回で100CC以上出ているんじゃないかしら。もしそうなら馬と同じくらいの放精量です」
「んな出るか誰が馬だ」
「お嫌いですか?馬」
「好きだが心外だ。種馬扱いされてたまるか」
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毎日1話か2話更新しています。
かなり長めの話を予定しているので、長いの無理ィ!!な方には推奨しません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 23:51:47
215529文字
会話率:59%
貧民街に住む冒険者のヨルンは、この世界では珍しいギフト“錬金術”を持っている。
特殊能力者、通称ギフト持ちの能力は様々だが、どの能力者にも共通していることが一つだけあった。
それは、能力発現前に必ずギフトの“夢”を見るということ。
同
じ孤児仲間のジークもギフト持ちであったが、何故かギフトで見た夢については頑なに話そうとはしなかった。
ヨルンもまた、ギフトの夢が鮮明になるにつれ、次第に夢の内容に困惑するようになる。
果たして、これは本当にただの夢なのかーー?
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基本生産系主人公を中心とした優しい世界ですが、たまにシリアス。
世界観は少し独特かもしれません。
ジーク×ヨルンの固定CP、どちらも一途。R指定描写が入るかは今の所不明です。
※気まぐれ更新のため、許せる方のみどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-14 00:55:58
92823文字
会話率:27%