ソフィー・ヴェルネは初恋相手かつ婚約者である騎士ジェラール・ロロットのために、その人生を捧げてきた。
けれども結婚から五年。義両親から子供がいないことを理由に婚姻無効を言い渡され、家を追い出されてしまう。本当はジェラールが断り続けていたため
に白い結婚であったのだが、ソフィーは反論もできないまま絶望の淵に立たされることとなった。
そんな彼女を救ったのは、親友アリアとその両親で、彼らと過ごしたことでソフィーは徐々に平穏な日々を取り戻す。
しかしある日のこと。アリアと外食を楽しんでいたところに一人の騎士が声をかけてきた。レオと名乗った青年はソフィーを探していたというが、ソフィーは騎士とは関わり合いたくないと彼を拒絶する。
けれどそんな彼女にレオが告げたのは、衝撃的な話であった。
『寝取られた者同士、仲良くしようよ。俺の元カノ、お姉さんの元旦那? 婚約者? に寝取られたんだよ』
始まりは、寝取られた者同士の恋人関係だったはずが、気づけばお互いになくてはならない存在となっていて──
※完結しました。
※R18は予告なく入ります。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 21:23:19
136645文字
会話率:53%
デューリングの王女レオノーラは良い考えを思い付いた。豊かな隣国の国王陛下に『貴国の王女が無礼を働いた』といって殺してもらい、レオノーラの首を旗印に父である愚王を殺してもらうのだ!...ところが渾身の提案は陛下に一蹴され、なぜかレオノーラは男
色であるはずの陛下にズブズブに溺愛されるのだけど...。
拙作『ブス眼鏡令嬢は偏屈公爵様の最愛』のスピンオフ。
元のお話を知らなくても大丈夫です。
アンドレアスの従兄の国王クレーメンスと隣国の虐げられ姫レオノーラの恋物語。
終始マイルドな『ブス眼鏡』のお話と違い、前半はかなり悲劇。
残酷シーンが沢山あります。
『ブス眼鏡』の二人はコメディ担当で登場します。
ヒーローと心が通い合ったら、あとは溺愛まっしぐらのハピエンです。
設定フワフワ。
R少なめで後半までありません(☆マークつけてます)。
悪役はブチのめされます。
作者は口が悪いのでお上品な作品がお好みの方はこの作品はNGです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 17:53:09
127246文字
会話率:41%
軍の魔獣撃退部隊を率いていたバルク軍曹は、オークの中のオークと名高い、勇猛果敢で知られる戦士だった。
だが、何故か性欲だけは若い戦士オークどころか、農夫オークよりも低く、上層部からは優秀な遺伝子をもっと仕込むように言われ続けていた。
そんな
バルク軍曹が配属されたのは、繁殖推進部の総括という、あり得ない役職だった。
来る日も来る日も雌の嬌声を聞き続け、げんなりとしていたバルクの前に現われたのは得体の知れない人間の処女。
処女の呪いを一身に受けるか、叩き切るか。
悩むまでも無くバルクが出した答えは…
オークと病弱だった無垢な少女(嘉納稀那)の溺愛まっしぐらの営みのお話。閲覧注意は5話前後から…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-04 22:00:00
31519文字
会話率:29%
『雨の日』の続きです。
梅雨の晴れ間。鳴海を可愛いと認識した澤井の視点から。
最終更新:2016-07-01 14:27:30
3214文字
会話率:40%