伯爵家に生まれたシエナは、亡き母の紹介で知り合ったアランを専属護衛騎士として従えていた。
時折泣かされることはあったものの、どんな態度で接してもほとんど表情を変えないアランに、シエナは主従関係を利用して好き勝手に彼を扱っていた。
しかし、
その関係も長くは続かなかった。父の命令によってシエナは侯爵家の子息との結婚が決められ、アランは護衛騎士の座を降ろされてしまう。どうにか反対しようとしたシエナだったが、アランは「どうかお幸せに」と最後に一言だけ残して屋敷を去ってしまった。
その数年後、シエナの家は没落した。当初通う予定だった学園にすら入学できなくなり、地位と名誉はもちろん、家族を失い、婚約者にも見捨てられた彼女は夜逃げを図ろうとするも、数年振りに再会したあの男が行く手を阻む。
「貴女に逃げ場所はありませんよ。シエナ嬢」
箱入り娘だった泣き虫お嬢様が、無愛想の面を被った拗らせ(ムッツリ)騎士に捕まって主従逆転されてしまい、護衛という名の下僕として世話を焼いたり焼かれてしまったりするお話。
※性描写がある回に関しては(※)をつけます。
※アルファポリス様にて先行投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-07 00:02:56
52276文字
会話率:45%
落ち込んでいる娘を元気づけようとする両親の策略に乗ってみれば、・・・。
男と女の繋がりが見えてきて、父親を試してしまうまでのお話です。
最終更新:2022-02-26 08:00:00
4698文字
会話率:42%
専務の航一郎と秘書の綾乃。
お互いの祖母の紹介でお見合いをした2人。
お付き合いすることになってエッチをしたら、なんと綾乃が隠れFカップだった!今までおっぱいに興味のなかったはずの航一郎ですが、気づけば綾乃のおっぱいに夢中になっていて…。
最終更新:2021-02-22 13:48:38
7920文字
会話率:23%
名ばかりの貴族の娘エーリカは、ある日伯母の紹介で公爵家令息の家庭教師を始める。
その屋敷で行われた夜会で、彼女はひとりの青年と出会う。
恋を知らないエーリカと、恋愛から遠ざかっていた王太子との甘い恋。
愛しているから君を抱く』のスピンオフで
すが、読まなくても大丈夫(なハズ)です。
※極めてスローな恋愛です。
本編終了しました。
性描写の入る章にはタイトルに*をつけています。
不定期で番外編(基本R18)更新中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-10 00:38:12
608277文字
会話率:46%