葉月が小学校の頃、6歳下の男の子・市川新太が隣に引っ越してきた。葉月は内気な新太を弟のように可愛がり、毎日隣の家に行って一緒に遊んでいた。新太もすっかり葉月に心を開いて、いつも隣にいたがるようになっていた。お互いの成長とともに次第に距離は離
れていったが、葉月は姉のような気持ちで新太の成長を喜ばしく思っていた。
しかし葉月が高校を卒業した頃に、いきなり新太が「ずっと好きだった」と告白してきたのだ。昔とは違う熱がこもった視線で見つめられ、動揺した葉月は誤魔化すような態度を取ってしまう。そのまま県外の大学に進学するため逃げるように実家を出ていってしまった。
その行動が新太の恋心を捻じ曲げていくとも知らずにーー。
隣の家に住む年下幼馴染ヤンデレにずっと執着されて、取り込まれるホラーです。かなり暗くて後味が悪いので注意です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 00:07:08
25216文字
会話率:42%
幼稚園の時、歳下の男の子をネグリジェで誘惑してしまった時のお話です。
思わぬことになってしまったので、恥ずかしい思い出です。
最終更新:2022-07-16 16:47:09
2694文字
会話率:23%
毎年春に遊びに来ていた16歳下の男の子。ある桜も終わりの春に、唯一の肉親であった母を亡くした彼を家族として引き取ることにした。親代わり、のつもりだった。
けれど、彼は高校生になり、家を出て、就職すると言い出した。それを頑なに拒否するのは家族
だからなのか、それとも……そして彼はある雨の日に切なげな目をして呟いた。
もう、我儘になってもいいか――と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-15 10:00:00
213919文字
会話率:55%
エルシオンという世界の施設の中でしか暮らすことの出来ない少女、セレナーデ。彼女は施設仲間と、時々やって来る大親友のアテナなどに囲まれて暮らしていた。ある日、彼女はまれに夜遅くにやってくる両親、エフラムとアイリークから双子の弟が出来ると知らさ
れる。
その数年後、セレナーデは森の中で2人の歳下の男の子、シリウスとプルトンに会う。その子供達は彼女の父親と母親が連れてきた双子の男の子で、彼女の弟でもあった…
※基本的に旧版(破壊と讃歌・表。完結済み)の改稿版になります。ほんの少し読みやすくなっていると思われます。
旧作と流れが全く違う新規挿入話 (ストーリー自体を変えているところ) は(**)、旧作と流れが同じの新規挿入話 (書き方だけ変えていて、ストーリー自体は変わらないもの) は(*)、旧版の話を修正したもので大きな変更、違いがあるところは(★)、小さな変更、違いがあるところは(☆)とサブタイトルの後ろに表記しています。表記されていない場合はほとんど修正を加えていません(**→*→★→☆→無表記 の順に変更箇所が多いです)。
※この作品には兄妹での恋愛があります。また、相手(ヒーロー)が出てくるのが非常に遅い(15 異邦者の介入 〜)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-28 18:00:00
189156文字
会話率:43%