本題『一二三の「こ」~狐、その子、その娘~』
【序章】
飢饉の口減らしにと捨てられた森の奥深く、人の子は一匹の化け狐に拾われ、そして母子(かぞく)になった。
あれよあれよと時は経ち。
人の子は独り狩りを熟し、食にありつくまでに成長する。
"獣"としては一人前なれども、"人"としては未熟であり。
"獣"としては親離れなれども、"人"としては共にいたく。
幼子は"大人"である事に拘った。
「……それでも、大人が良い」
その一言で全てが変わる。
親離れ、共にいる、何方も満たすに獣が知るは…
"男と女" "雄と雌" "夫婦" "番"
それだけだった。
【一章】
里に降りた狐と人の話… になる予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 22:52:39
11195文字
会話率:25%
死にかけの奴隷少女と治癒士が出会ったのは、この地域では珍しく冷え込んだ冬。
女の子は荷物のよう外に置かれ、雪の下で凍えていた。
同じく寒さに震えていた治癒士が目を止めたのは偶然だが…… 彼は彼女を求めた。
優しくない幻想世界の、優しい言葉の
ない男が、その気まぐれのままに少女を癒すだけのお話です。
・元は短編で投稿した作品ですが、書ききれていない部分をどうしても表したくなったので連載作品として書き直しております。
※『♡』マークを使っています。好まれない方はご注意ください。
※「AIによる作画」でイラストが入ります(画像生成AIアプリ)。
以上を踏まえまして、お楽しみいただけますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-24 00:00:00
257176文字
会話率:32%
クラスで一番かわいくて、皆から愛される。そんな子がさらわれ社会不適合者に性的暴行を受けた。
輝かしい記録は過去の物となり、彼女は教室の鼻つまみ者となる。失った重荷は足一本分。
最終更新:2022-10-14 12:57:34
84119文字
会話率:35%