近未来の終末世界。
記憶のない“あなた”は、ひとりの青年に助けられる。
ただそれは、無償の救いではなく——
『代わりにその身体をもらおうか』
身体と引き換えに始まる、8人の青年たちとの城での生活。
自分の存在意義が分からないなか、彼らと向き
合うことで、何かが少しずつ芽生えていく。
《私にできることは、何がある?》
——いつか、愛されるまで。
アルファポリスにて完結済
こちらはムーンライトノベルズ用に性描写を加筆修正した再投稿となります。
続編【致死量の愛と泡沫に】はアルファポリスにて連載予定。
こちらはR18専用サイトということで、もし好評でしたら省いていたシーンを続編の連載合間に追加していく予定です。
セクション丸ごと追加の場合はタイトルに目印(*)をつけます。
※この物語は性的・暴力的描写を含みます。
法律・法令に反する行為を容認・推奨するものでは決してありません。
※表記ゆれがあります。
読みやすさ、キャラクターの特性、漢字本来の意味を考慮して意図的に変えております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 13:14:32
724043文字
会話率:58%
かさねは誘拐されて宇治の河原に捨てられているところを、都で屈指の呪力を誇る陰陽師、安倍彰親に拾われた。記憶を無くしていたかさねを彰親は優しく扱ってくれたが、蘇らせたのは、前世からかさねを追いかけている公卿の藤原躬恒で、かさねにとって逢いたく
ない男だった。望みを叶える能力を持つかさねをの願いを叶えられるのは、彰親と躬恒、どちらなのだろうか。自サイトと同時掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 23:28:50
84969文字
会話率:50%