『俺は負けたくないだけなんだよ!色々とね』という話の主人公「てつや」の過去の話
小学生の頃離婚した男にだらしのない母親の元で育ったてつやは、取っ替え引っ替えくる母親の新しい男から時々ではあるが虐待まがいの仕打ちを受けたりしていた。しかし一
生の友とも言えるまっさん、銀次そして京介の3人と、その母親達によって助けられ、見守られ成長してきた。
弱冠15歳で入った夜の世界で、自分で生きてゆく術や人との交わりを学び、現在のてつやになってゆく過程を描きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 18:11:40
141426文字
会話率:48%
婚約者である祐一郎と玲司は二十歳で番契約
大学卒業と同時に結婚
祐一郎に恋をした同期により、玲司が暴行未遂事件の被害者になる
外出恐怖症になり、家にこもる玲司
かろうじて外部との接触は、仕事を持ってきてくれる出版会社の編集者中村と、往診して
くれる相良医師。
結婚したときから週に一度、接待や付き合いのために夕食を外でとっていた祐一郎
半年前から週に二度になり、この一ヶ月は一日おき
一月のある日、ワイシャツについていた知らないオメガの移り香に玲司が気がつく
元々政略的なものでも、祐一郎を愛していた玲司は、心が揺れ動く
調べるためには、家から出なくてはいけないが怖い
しかし、意を決して少しずつ家から離れて調べていく
祐一郎は一月のある日、玲司のデニムから煙草の匂いを感じた。
二人は煙草を吸わない
煙草を吸う男と、それなりに近い距離なのか密室なのか。とにかく会っていたということか
玲司は外出恐怖症のはず
相手は誰か
たった一度香っただけの煙草の香りが、祐一郎に焦燥感を植えつけた
オメガバースの話です。
ご都合主義です。
フィクションのため、個人名や建物の名称などは架空のものです。
病名なども架空のものです。
今回も優しい目でお読みいただけると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-08 08:33:12
54172文字
会話率:29%
*今後、女性に対する暴行未遂がある点と今後の発展も視野に入れてR15としています。SMUTではないです*
*登場人物の発展と気持ちの深みを大切にしたいと考えているので、お話の展開は遅めの SLOWBURN です*
伝説の剣聖を養父に持つ
女剣士と史上最強の聖魔術師が、それぞれ過酷を乗り越えて出会った時、屍術と黒魔術の支配により常闇に沈みかけていた大陸と、その民の運命の歯車が回り始める。
なけなしのマナを持ち、魔術を形にすることができないサキアは、伝説の剣聖である養父に育てられ、黒魔術・屍術が猛威を振るう世界を生き抜くために、剣影師の術を幼少の頃から叩き込まれる。
一方で、底なしのマナと莫大な魔力を持つ聖魔術師ルーケンの望みは、自分から何もかも奪った黒魔術・屍術を滅ぼし、国を奪還することだけ。
互いの動きを知り尽くした二人が剣を交えると、結果は相撃ち、もしくは永久に続くチャンバラ。
少しずつ互いの秘密が明らかになると、サキアの「真実」は敵の興味を異常なほどに引きはじめ、危険が迫る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 12:31:29
27076文字
会話率:23%
加賀美結衣は、ちょっと変わっているがしょぼい特殊能力を持つ以外には特筆することが少ない、平凡な一女子学生である。だから、同じ学部の中条真央が、政財界の次期トップと目されている男達の心を鷲掴みにしたり、それに付随するさまざまな騒動を起こしても
、遠くから傍観しているだけだった。
だがそんな日々は、ある事件を機に終わりを迎えた。
大学部の文化祭の真っ最中に起きた、中条真央への暴行未遂事件。
幸いにも犯人達はすぐに捕まり、スピード解決するかに見えた。しかし「事件は中条真央による狂言だ」との密告があり状況が一転。事態を重く見た者達と学生自治会からの依頼により、結衣は、あまり好きではない自らの特殊能力を使い、関係者達の本心を少しずつ引き出していく。結衣の努力は少しずつ功を奏し、一連の騒動は収束と沈静の気配を帯びていった。
ところが、結衣が事件に時間を割き始めたのとほぼ同時期に、大学部構内外でのトラブル発生の頻度が急激に上がった。なぜなら、結衣が不本意ながら引き綱を握っている“狂犬”達が『結衣欠乏症』にかかり、些細なことでもキレるようになったからだった。
これは、乙女ゲームのような事件でえっちら、“狂犬”達が起こす騒動でおっちら、と駆け回る結衣の、ちょっとした苦労が絶えない物語である。
※1)不定期更新です。※2)R18要素の予告を入れませんので、左右背後にご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-02 00:00:00
51905文字
会話率:43%
あらすじ
木幡聡子は父親を探すために北九州市の大学に進学する。父親は聡一郎。久保は行政書士、疾走した木幡の同級生。同じく同級生の美奈子、聡子とともに木幡探しに奔走する。
物語は事故で死亡したと思われた木幡の婚約者、酒井由紀の数奇な運命に
翻弄される。由紀は自分と間違いで死んだ双子の妹、美紀になりすましている。全ては、木幡に恨みを持つ山村純によって襲われ、殺されるという危険を避けるために行われたものだった。
実際は、山村がした悪さは、美智子への暴行未遂と美紀への暴行だけだった。だがこの結果、美智子は男性不信で独身のまま、美紀は望まぬ妊娠をし、出産。同時期に由紀も木幡の娘を妊娠出産した。山村の襲撃を恐れる木幡は、あり得ない二人の幼子の秘密がばれないように、子どもたちは隠されるように別々に養子に出される。
背景は神社の一家という血統を守らねばならない古い一族の慣習。本筋は父親探しと襲い来る姿なき敵への恐怖。養女を持つ親の苦悩。伏線として、子どもたちが成人する時期の成長の様子を描き出す。
パズルを完成させるピースの多くは戸籍を始めとする公文書。解決方法は警察や弁護士、探偵といった特殊な権限・能力を持つヒーローではなく、誰でも可能であるところが本書の新しさである。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2017-12-09 17:05:03
147137文字
会話率:58%