時は、平安時代……藤原冬嗣、良房が、権勢をふるいし世……。世は乱れて月明かりささぬ闇夜には、人外の物の怪が跳梁跋扈する平安京……。
後の世に六歌仙と呼ばれし、絶世の美女“小野小町”の生き様をとくと御覧あれ……。
最終更新:2022-09-20 08:00:00
67991文字
会話率:46%
「超危険人物、山餅魔鎖鬼(ヤマモチマサキ)と間違えた。」
俺の名前は山本一徹(ヤマモトイッテツ)
中堅商社で働く中年一歩手前のリーマンだ。
主任昇格の辞令を受け帰国した矢先、様々な世界を神に変わって管理、調整する調整者から指名
手配犯と間違えられ異世界へ飛ばされちまった。
魔族、獣人族、エルフ族、おおよそ人ならざる存在が跋扈し、自らの種こそ至高と謳ってはばからない。それが異世界の共通認識。
俺は、救えなかった。異世界に慣れぬ俺を守り、俺が愛してしまった女性を。
だから決めた。彼女が自ら死を選んだきっかけとなった二種族の血を引いた彼女の赤子を、異世界では禁忌とされる忌子を俺が父親として導き、守り通す事を。
その為なら俺は何だってする。なんだろうが奪ってみせる。
夢、金、愛。誰かにとってなにより大切なセカイ、俺はそれを取り上げる。
これは別言語、異文化に溶け込み、人種問題など軋轢に葛藤しながら人の恐ろしさ、優しさを学び、忌子の父親として世界から蔑視される俺が自分の居場所を作り出していくお話だ。
何が大切で、譲れないのか……銀の髪飾りが仲間との出会いを引き寄せる。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-28 17:11:04
71031文字
会話率:29%
近未来
AIの発達により多くの仕事が消え、多くの男が肉体労働者になり女性たちが家庭に入ることを強いられた社会。
AIによる恩寵を大きくうけられたのは政治・経済・軍事を主導する支配者階級の男たちばかりだった。
御鏡綾人(みかがみあやと)は大会
社を複数所有する御鏡家の長男として生まれながらも跡継ぎ失格のレッテルを貼られ、女性化処置を施されていた。
綾人は自分に世の中を動かす才能がないと知りながらも女になりたくない一心で男という性別にすがりつく。
だが刻一刻と彼に残された時間は減っているのだった。
久方ぶりの投稿です。
雌堕ちさせられた不出来な兄と腹違いの弟の倒錯感あるあまいエロがみたいという話で盛り上がったため書きました
とりあえず1,2週間に一章ずつくらい投稿予定
全部で5,6章のはず
同じものをpixivにも投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-29 23:46:33
2832文字
会話率:8%