女は、暗い森で目を覚ました。
全裸だった。
森に見覚えはない。なぜこんなところにいるのか、まるで理解できなかった。
拉致されて運ばれたのか。いったい、いつ。誰が、何の目的で。
薄闇と笹薮に囲まれ、女は恐慌に陥りかけながらも、裸足
で歩き出す。
ただひたすらに、帰り道をさがしながら。
狡猾な陵辱者と性欲絶倫のばけものに狙われていることも知らずに……。
※この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※本作品は他サイトにて公開したことがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-23 21:00:00
53062文字
会話率:14%
幼な妻の菜穂(なほ)は十六歳。○学生にしか見えないけど十六歳。人形と見まがうくらいの黒髪美少女である。
きゃしゃで内気な人見知りだけど、家事もしっかりこなすし、なにより従順だ。夫である俺に逆らうことがない。夜の行為も含めて口答えひとつするこ
とはない。わがままでロリコンな俺にとっては理想の妻といってよかった。常に絶対服従で、やりたいほうだいイタズラしほうだい! な毎日である。
ただひとつ、菜穂には困った性癖があった。お風呂に入ると、必ずしちゃうのである。
なにって、ほら。おしっこを……。
※★や◆の副題があるお話は性描写が存在する回となります。
★=ヒロインとの性描写 ◆=ヒロイン以外との性描写
※この作品は他サイトでも公開したことがあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-21 22:04:42
211251文字
会話率:20%
むかしむかし、ある農村に伊作(いさく)という、とても働き者のお百姓さんがいました。伊作はツネという、村いちばんの美人を嫁にもっていました。伊作はツネをそれはそれは大事にして、貧しい村にもかかわらず飢えさせることはありませんでした。
ですが、
伊作はけして幸せとはいえませんでした。なぜなら、伊作は遅漏だったからです。
ツネは果てるのが遅い伊作との性交を厭い拒みますが、人の良い伊作はけして無理強いしません。もう何年も妻の肌を味わっていない伊作ですが、それでも妻が大好きでした。
伊作はツネを喜ばせるため、誰もが嫌がる労役に出向くことになりますが……。
※ 寝取られ展開は有りますが、対象はメインヒロインではありません。
※ この作品は他サイトにて公開したことがあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-16 21:36:32
35863文字
会話率:13%
仕立て屋『鳥の巣』。くるくる巻いた茶色の髪を持つ店主の青年は、周囲にはそのまま鳥の巣と呼ばれていた。ある日の事、口ひげを蓄えた商人が注文に訪れる。立派な身なりの男に、青年は愛想よく迎えたのだったが……
※エロ描写濃厚め
※短編シリーズ化予
定ですが、更新はかなりのんびり目の不定期です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-04 18:00:00
4151文字
会話率:54%
目の前のノート型パソコンの液晶パネルに若い男女の情欲に塗れた姿が映し出されていた。
シティホテルのベッドの上で、その場面を他人に盗み見られているとも知らず。
目的遂行のためにいくつもの罪を重ね。
他人の人生を踏みにじることもいとわない。
私の心と体を服従させたあなたの真なる目的はいったいなんなの!?
「抱くなんて行為は相手が誰であろうと最終的なことは変わらない。そこに到達するまでの過程(プロセス)の違いや相性の良し悪しの問題だけで、繋がってしまえば誰が相手だろうと一緒のことだろう? やることは愛があろうがなかろうが変わらない。最終的に身体を繋ぐなんて行為は愚行でしかない。
だから愛や恋なんてものでオレは女を抱かない。あんたのこともそうだ」
そう言い切ったあなたに私は簡単に翻弄される――!!
『欲望渦巻く海の中、罪を抱いて踊れ!!』
愛憎渦巻くエロティックサスペンス ※官能場面が濃すぎる内容になっていることが多いです。苦手な方はご遠慮ください。(★マークは官能ありです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-17 21:23:27
319916文字
会話率:17%
「白い蜜の教室」「白い蜜の部屋」に続く第三作。中学二年生とその担任という関係で出会った二人は、
まだ中学生である修太郎の将来を考え、担任の龍之助が一旦離れるかたちで終結を迎える。
そして六年後。大人同士になった二人は再会し、変わらない想いを
確かめ合い、周囲に認めてもらいたいと考え始める。
家族に告白したことから始まる新たな関係は、二人をどう変化させていくのか。
※教室、部屋、と濃度を増していった性描写は、さらに濃くなる予定です。
BLとしてはやや現実的。二人の関係性や心理的な動きをじわじわ描くため、展開はかなりゆっくりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-16 01:14:28
474871文字
会話率:50%