【 お願い 】
【1話 】と【2話 】と【3話 】と【4話 】と【5話 】と【6話 】と【7話 】を読んでから【8話 】を読んで下さい・・・
最終更新:2025-01-08 00:00:00
15382文字
会話率:46%
――私は神になった。
それは妄想でも、比喩でもない。
小さな村に祀られた、とても小さな神ではあるが
それでも、私の怒りは山々を震えさせ、悲しみの涙は豪雨となった
半永久の時の中を、独り過ごす私
そんな私を慰めようと、三人の生贄が
捧げられた
この身を神に捧げるためだけに人生を費やし、自ら生贄になった青年
サークル活動で訪れた村で、気づけば生贄にされていた不憫体質な大学生
神隠し調査のために村にやってきたが、巻き込まれて生贄になった脱サラの自称探偵
元・人間の女である神が、捧げられた三人の生贄たちで遊ぶ
女攻め・男受け小説折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 18:10:00
5880文字
会話率:31%
俺の名は魔王レイマ。
この世界を統べる、恐怖の象徴、闇の世界の王。
人心を掌握し、絶望で腹を満たし、悲しみの涙で喉の渇きを癒す。
俺の世界征服は、あと一歩で成る筈だった。
――忌々しい、かの勇者フィメラが現れさえしなければ。
最終更新:2020-10-20 01:13:45
10496文字
会話率:41%
「"それ"が本当は許されない事でも、私は貴女を愛している」
真っ青な空の下で響く教会のベルの音。
純白のウェディングドレスに大好きなユリの花のブーケ。
両親や親戚・沢山の友達に祝福され、幸せな笑顔で迎えるはずの結婚式。
――本来、幸せであるはずの結婚式当日。
純白のウェディングドレスに包まれ、私は悲しみの涙を流しました――……。
だって、目の前で私を待っている新郎は、私が本当に結婚したかった人じゃないから。
私が、本当に心から愛した人とは、永久に結婚する事など出来ないのだから――……。
大学時代からの恋人・朝霧透弥との結婚を間近に控えた神橋絵里奈。
しかし実の事、彼女には長年の間、心の奥に留めている秘めた想いががあった。
だけど、それも透弥と結婚し、彼との幸せな新婚生活で忘れることが出来る……。
そう、思っていた。
そんな時、絵里奈の従姉妹である榊原夕鶴が中学時代の同級生・篠崎飛鳥と
近々結婚する事が判明し、ショックを受ける。
――私が、あの人の手に渡って、貴女も他の人のモノになってしまう前に――……。
絵里奈は遂に胸の内を明かす。
この物語は4人の男女の交差する気持ちと結末を描く愛憎劇である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-07 00:45:21
2189文字
会話率:22%