恋人が、他の男と関係していた――
それを知った夜、直哉の人生は、静かに、でも確かに軌道を外れ始めた。
許せないはずだった。なのに、目が離せなかった。
傷つきながらも惹かれてしまう。
美月の裏切りには、何か抗えない“熱”があった。
「隼人さんにね、言ったの。直哉も混ぜてあげてって」
美月のその言葉をきっかけに、三人の関係は新たな段階へと踏み出す。
羞恥、戸惑い、そして……甘い興奮。
快楽と葛藤の間で揺れながら、直哉は自分でも知らなかった欲望と向き合っていく。
恋人と他人、その境界が曖昧になったとき、
そこに芽生えるのは、絶望か、それとも新しい愛か――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 14:23:15
195968文字
会話率:29%
『月明かりの境界線』あらすじ
幼い頃から従妹の貴子と「夫婦」として育った貴大は、高校三年になり、彼女への意識に戸惑いを覚える。ある夜、酔った母・貴美を貴子と誤認し肉体関係に及んでしまうが、その全てを貴子に目撃される。貴子からの「本当の妻に
してほしい」という切実な要求と、彼女自身の性的覚醒に直面した貴大は、貴美への罪悪感を抱えつつも貴子との愛を選び、真の一体となる。貴大は貴美との苦悩にも向き合い、複雑な家族の愛を自覚。やがて貴美と貴子の同時妊娠が判明し、四人は血縁を超えた新たな家族の形を模索していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 02:43:38
28897文字
会話率:27%
その日、その学校の敷地内では、奇しくも偶発的に二件の学校関係者による監禁暴行事件が起きた。
最初の事件は、水泳の授業前、プールの通称体育教官室にて、保健室の女性教諭、角谷霧子と体育教諭、松崎克弘との性交渉をたまたま訪れた生徒たる主人公、南武
士に覗き見された事から始まる。
その事実を知った霧子は、不手際を隠蔽する為に、口封じのつもりで武士を自らの拠点である保健室に連れ込み、更に、武士に童貞喰いの暴挙に出たが、逆に武士の内面に潜んでいた血脈の意識と性的覚醒を促す事となり、霧子は、結果的に堕とされてしまった。
そして、もう一つの事件、水泳授業終了後、松崎は、自らお気に入りの生徒たる美少女、仙道麻里へ、教育的指導と偽り、体育教官室へと誘き出し、麻里を暴行して監禁、散々陵辱の上強姦、そして誘拐監禁へと至る所であったが、最後に詰めを見誤った松崎は、麻里に逆襲され、悶絶して収束する。しかし、麻里は、レイプされた心の傷よりも、意識の中で肥大して行く淫猥な欲情を抑える事ができなくなって行く。
そして、武士と麻里が絡み合い、二人の忌まわしい過去が明らかになって行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-30 19:13:17
75515文字
会話率:22%