子爵令嬢のレティシアは十六歳の頃、危ないところを助けてくれた弟のボディーガード、セスに一目惚れしてしまう。自分には婚約者がいるけれども、結婚するまではセスを想っていよう。そう決めてセスで色々妄想し始め、早四年。もう二十歳だ。なのに未だに婚約
者と結婚できていない。いつまで待たされるのか、不安になるレティシアを弟のクェンティンがある日、夜会へと誘う。そこに顔も知らないレティシアの婚約者、ブラッドフォードが来るらしい。セスのボディーガード付きで夜会へ行くことにしたレティシアは、そこでやっとブラッドフォードと対面する。長年婚約者を放置するなんて、いったいどんなおっさんだ。そう思っていたのに、なんとブラッドフォードは超美少年。え?あれで青年?年上?混乱するレティシアを休憩室に連れ込むブラッドフォード。いきなり色々迫られてセスに助けを求めたレティシアだが、彼女の露出した胸を目にしたセスが突然もふもふの狼に変身してしまった。え?狼人間?興奮すると、狼になる?セスが?ブラッドフォード様も!?
【口の悪いボディーガード、セスとゆるふわな美青年ブラッドフォードが、大好きなレティシアの前で狼になっちゃう話。】基本的に明るいです。ちょっと流血表現があります。R18は突然に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-05 19:46:17
104010文字
会話率:58%
魔女集会で会いましょうの企画に乗りたかったのと、知人からの熱烈なケーキバース推奨依頼を掛け合わせた結果の短編です。
山も谷も落ちもなくプライドの高いケーキ魔女と、幼い頃に拾われた、今じゃすっかり大男のフォーク男子がイチャイチャしてます。
ケーキバースの設定はなるべく分かるようには書いていますが、短編の性質上予め調べてお読み頂けるとより楽しめるかと思います。pixiv辞典やGoogle先生にお問い合わせください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-20 01:00:00
7894文字
会話率:37%