霧深き技科と錬金術が盛んな学術都市の涼道(リャンタオ)。
浪晏(ロウアン)は未解決事件を捜査する部署に配属された若き刑事だ。ある日、事件解決のために帝都大学の旧図書館棟に行き、そこで美しい青年、儚翅(ミョウシ)と出会う。
サスペンス×安楽椅
子探偵×切ない初恋。
実直な青年刑事×甘味大好きな謎深き美青年。
凄惨な未解決事件の数々。儚翅によって解き明かされる謎の末、浪晏は何を得ることが出来るのだろうか?
※ハピエン前提ですが、途中には凄惨な事件が含まれております。ご注意ください。
「春の短編祭2022」のテーマは『嘘と告白』に参加しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 20:00:00
27218文字
会話率:55%
大学生の槇田紘一(まきたこういち)は、同じ下宿の住人で映像翻訳家の高森馨(たかもりかおる)を意識していた。槇田がかつて愛した女性に似ているからだ。馨がゲイだと知り、槇田は戸惑いながらも、ますます彼を意識するようになる。
そんな時、槇田は馨
から、昭和初期に活躍した伝説の作家、水澤泡影(みずさわほうえい)の事を聞かされる。泡影は男装の麗人とも呼ばれ、美貌と才能で名を馳せたが、ある日忽然と姿を消したという。
馨と共に泡影の失踪の謎について推理を重ねていくうちに、槇田は馨の聡明さや繊細さに強く惹かれていくのだが、槇田が自分に元恋人の面影を重ねていることを知っている馨は、誰かの身代わりなどご免だと悲しげに槇田を遠ざけ――。
※ 安楽椅子探偵風(あくまで「風」です笑)ミステリであり、ほぼ洋館内(一部は外)で二人が見聞きしたことだけを元に推理しています。なので、二人が導き出した答えが真実であると証明するものはありません。ただ、おそらくそういうことだったのだろう…と二人は確信し、推理は終わります。その点、ご承知おきくださいませ。
※少なからずミステリの要素を含みますので、ありがたくもご感想等をいただけます場合は(連載中の推測も含め)、核心部分に触れるコメントは避けていただきますようお願いいたします<(_ _)>
※他サイトにも重複投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-09 22:00:00
64833文字
会話率:42%
情報収集は安楽椅子探偵のごとく、事件解決へは衛兵のごとく。
冷徹無慈悲な軍事帝国に生まれた第三皇女シアヌス。皇位を継げなかった兄弟は処刑される法律がある。
ある決意を秘める彼女は皇位継承権を巡る闘いへと足を踏み入れていく。
※長編物の続
きを書ける状況にないため序章のみアップしました。キワモノ作品ですが、続きが投稿できるようになった際には宜しくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-12 22:19:18
9023文字
会話率:45%
最後に届いた就職合否もお祈りされる内容だった清史郎。何気なしにアクセスした求人情報サイトに、全く見たことのない探偵事務所の求人が出ていた。探偵のアシスタントや事務処理の求人だった。しかし、男性のみの募集で、面接時には探偵との相性を調べるため
の軽い体力測定もある不思議な求人。不採用覚悟で応募してみるのだが……。
若き女探偵の閃きを、快楽で導き出し、難事件を解決していく。
謎が持ち込まれるたびに、清史郎は女探偵の体を重ねて、真相を導いていく。
女探偵以外にも、清史郎を誘惑する様々な関係者たち……
事件を解いていく中で、清史郎の経験値も上がっていく一方で、見え隠れする女探偵の過去……
二人の思いの行方は……
安楽椅子探偵ならぬ快楽ベッド探偵Jの推理絶頂へ導く快閃係(ヘルパー)清史郎の真実を見抜くエッチな推理事件簿!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-16 20:10:55
180988文字
会話率:31%