寝て目覚めたら、ゲームの世界だった。死にゲーの悪役領主レイル・ブレイドになっていた九条透(くじょう とおる)。それも、BL版の方の世界で、レイルの体に眠る想いに引きずられ、執事で宰相、戦友でもあるグランデ・エトワールに恋心を抱いてしまう。そ
れだけでも、厄介だったのに、兵士長であるライト・サージルに対してもドキドキしてしまう。この感情をどうすれば良いのかと、悩みながらも帰る方法を模索する。元の世界への帰り方は分からない。だが、戻れると信じ、悪役領主レイルになりきり、辺境追放エンドへと向かう事を決意する。死を回避しようと何かする度、何だか周りの視線が変わっていく。持ち前の性格の所為で色々とバレそうになる中、果たして元の世界へと帰れるか。
※ なんでも大丈夫の方、推奨※
・二人の視点を行ったり来たりします。
・バレそうと言いながら、最初からもろバレしている。本人のみバレていないと思っています。
・夢内でR18指定に突破しましたが、現実はまだまだです。その内行くつもりですが、いつになるか作者も分かっていません。
それでも、気にしない方、宜しくお願い致します。
誤字脱字報告、ありがとうございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 02:00:00
164112文字
会話率:56%
ミランは上級学校を卒業したばかりの22歳。住み込みの家庭教師としてバークレー家を訪れた。けれど家政婦から屋敷には近づかないよう言われ、生徒である4歳児マルロと狩猟小屋に住むことになる。話が違うと思いながらも辞めづらい事情とマルロへの愛情もあ
り、それなりに楽しく暮らしていた。冬になり生活が厳しくなるなか雪に埋もれている男を助けると、彼がマルロの叔父、リグであるとわかる。*最終的にはリグ×ミランですが、それまでが長いです。リグはスペックは高いけれど残念な感じです。無自覚執着系。マルロはみんなから愛されてますが、恋愛ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 18:03:53
84754文字
会話率:29%
α、β、Ωがおりなすオメガバースの世界。
愛する父を亡くし、悲しみにくれる主人公、篠崎ゆずに手を差し伸べたのは父の親友の天羽慶様だった。
彼は、彼の息子が通う私立桜ノ宮学院、全寮制の高等学校へ行かないかと誘った。
ゆずの父と慶様が出会っ
た思い出の桜ノ宮学院で自分も父たちのような生涯の友を得られるだろうかと、ゆずは学院に行く決意をする。
慶様は息子にゆずを気に掛けるように言っておくと言ってくれていたので、入学式の後慶様のご子息の天羽玲様に挨拶に行くがそこで向けられたのは冷たい視線だった。
「俺は父と違って愛人は必要ない。不愉快だ。去れ」
…これは幼少期の家庭の事情で表情があまり動かなくなった無表情系ヒーローのα天羽玲と父の死を乗り越えようと前向きに生きようとする健気な主人公Ω篠崎ゆずの嫌われから愛されへと変化する切ないハートフルストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-22 19:30:33
40197文字
会話率:16%