ラウラはノルリアン王国の第1王女だ。生まれた時に銀の鱗につつまれていたために、母である王妃からバケモノと疎まれて大伯母エドラに育てられた。十二才になって初潮を迎えたラウラは、銀の鱗がすっかりとれて目の覚めるような美少女に生まれ変わる。
やが
てラウラは隣国マラーク国王の王妃として嫁ぐが、夫には婚約者の時から既に愛人がいた。嫁いだ後、愛人は王妃であるラウラに対してさんざん意地悪をする。なんだかんだと彼女をかばう夫に、ついにラウラは愛想をつかす。「逃げ切るしかないわね」そのセリフに食いついたのは年下の護衛騎士。「絶対に逃げ切ってください」怖いほど真剣に頼み込んでくる。
彼は隣国ヴァスキアの王太子エカルトだった。そしてラウラの唯一の伴侶。それを必死で隠してラウラに仕えた日々が、ようやく報われる。
最初戸惑うばかりだったラウラも、だんだんにその愛に応えたいと思うようになって、自分の中に欠け落ちた愛する心を拾ってゆくようになっていく。
全体的に少し重めのお話しですが、ヒーローとヒロインが相手しかいないと認め合い愛し合うようになるまでのお話しです。
R18は後半に入ります。前半ゆるめのR15++くらいのが入りますが、ヒーローとヒロイン以外のアレですので、気持ち悪いと思われる方は申し訳ありませんがブラウザバックでご対応ください。
アルファポリス、エブリスタにも掲載しています。
カクヨムには全年齢版を掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 00:00:00
115269文字
会話率:27%
太古、龍皇が拓きし世界・ガガーヴ。大きすぎる魔力のために人の中で暮らせずに旅をする魔導師ヘドウィグは、倒れた街道町で薬種屋を営む年上女性エリに助けられる。ヘドウィグは恩義を返すためにエリの家を守り、よこしまな人物を退け、食事を作り、旅に出た
り、ついでに世界を救ったり……しないはず、多分。
日常系ハイファンタジィですが、話の展開は二人の行動に任せてますのでリアルな部位の名前など、時々過激に走ってしまいます、ご注意下さい。残酷描写は人をののしるのも「残酷」に入るかと思いました。
3話〝青鳥は飛び立つ〟完結しました。1編目にマップ、2編目に馬の設定、6・7編目に落書きを載せました。2編目に退魔、3編目に小競り合いの戦闘が入っています。
10/19、4話目〝母の血筋〟始めました。ブクマ100件越え、どうもありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-24 00:00:00
161299文字
会話率:38%