「あーばよっ!!」
「今日もありがとうございます――――――――っ!!」
もう条件反射になってしまった奴との遣り取り。
最終更新:2021-05-03 13:44:16
4895文字
会話率:34%
メランジュール騎士養成学校の講師兼獣医のリシュリー・リンドは焦っていた。
卒業式の朝だというのに、支度を邪魔してくるえっちな手がある。メランジュール国の末の王子で、騎士学校の生徒会長でもあるシュヴァルが、「リシュリーには赤よりも似合う色があ
るよ」と余裕の笑みでキスして口紅を奪っていく。
こんな色っぽい王子様だけど、6年前は可憐な美少年だったんです。
リシュリーはシュヴァルとの6年間に思いを馳せる。二人には秘密があった。誰にも知られてはいけない二人だけの特別授業。残るはいよいよ、卒業試験のみ。
試験が終わったあとの二人に待っているのは、別れ?それとも──?
※藤原いつか様主催「R18卒業文集2020」企画、参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-12 06:00:00
22439文字
会話率:47%
独国郊外・Cross sels(クロスシールズ)本部遺跡
私は、このCross selsの頂点盟主として存在する。
そんな私の元に現れた小さな子供・・・
この話は、私とその子供の、長年になる主従関係の話。
・・.もう1つの契約的束縛
・・・
まだ本編が始まる前、仁科が‥いやまだ仁科という偽名すら無かった、独国に居た頃から話はスタート。
敗戦後の独国、厳しい情勢の中Cross sels本部遺跡に戻ったクルスとルーク。
発端は秘密を探るルークと、ふとした切欠で自身の記憶と感情が欠けている事に気付いたクルス。
2人の追い掛ける物が一致し、また新しい運命の扉が幕を開ける。
クルスの出生と失った記憶との関係は?
ルークは秘密を暴く事が出きるのか?
過去の2人に関わった女性達?
新たな絆と悲しい別れ?
本編である羞恥公開調教に繋がる、些細ながらも重要な話、少々時代が変わり第2部の幕開けです。
※この話は予告無く陵辱や微量の殺傷シーンを含みます、閲覧はご理解の上で閲覧して下さいませ。
この作品は大人のケータイ官能小説様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-21 21:00:00
219877文字
会話率:46%